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ベルゼブブ魔人戦記  作者: ましろゆう
1/38

1 奪われた魔人、少女の奴隷となる




「はあはあはあ……」


 俺は闇に塗り潰された森の中を疾走していた。背後からは何重にも響く、飢えた猛獣の声。魔犬の群れが迫っている。闇に浮かび上がった眼光は、魔力を帯びて、青白く燃えている。血に飢えたその牙は、弱った俺の身体をいとも容易く噛み千切るだろう。


(無様なもんだな。七大将軍の俺が、たかが魔犬ごときに、命を脅かされているとは)


 ……いや、元か。

 ゲスブルーの追っ手から逃れるために森に逃げ込んだのは失敗だったかもしれない。ゲスブルーは俺が失墜した代わりに、七大将軍の座に収まろうとしている魔人だ。臆病者の奴からすると、ここでしっかりと俺の命を奪っておきたいところだろう。

 剣も折れ、魔力も尽きた。魔人の証である頭部の角も、敗北を喫した際にへし折られてしまった。致命傷を何度も食らい、それを治癒する魔力もないまま、必死に、惨めに逃げている。これ以上、生き恥を晒すくらいなら、いっそここで魔犬の餌になってしまった方がいいかもしれない……。


 重たい身体を引きずり、俺は林の中を抜けた――。

 広場だ。

 開けた原っぱには、当然ながら誰もいない。何の魔獣の影もない。

 背中の森から薄気味悪い、フクロウの鳴き声が聞こえた。そして、


「グルルルゥ……!」


 魔犬の呻き声。


「……クッ!」


 姿を隠せる場所はない。これまでは木々が盾になっていたから、何とか逃れることができた。しかし、この広場ではどう足掻いても追いつかれてしまう。

 戦うしかない。

俺は覚悟を決め、全身の魔力を振り絞り、背後からの脅威に振り返った。

 そのとき。


「……ッ! な、何……?!」


 天上に強い光が発生した。まるで突然昼間になったかのような、眩い輝き。いいや、昼の光よりも明るい。一つの星が爆発したら、これほどの光になるのではないか。雷が頭上に落ちてきたのだと錯覚した。


「……ッッ!」


 音も掻き消える。俺は強烈な光に包まれた。何が起きたのは一切分からなかった。条件反射的に両目を瞑り、それでも光の矢が目蓋を突き破って、網膜に突き刺さる。全身を貫く衝撃で、俺は光の正体が、濃密な魔力の塊なのだと気付いた。


「……ッ!」


 気付いたところで、抗えない。

 肉体の感触がなくなり、思考が一気に奪われる。

 真っ白な光に飲み込まれた俺は、次の瞬間消し飛んだ。


          ●

 

「…………」


 重い目蓋を押し上げる。目にまず飛び込んできたのは強い光で、俺は危険を感じて身体を強張らせた。しかしそれは杞憂だったようだ。俺の身体が吹っ飛ぶことはない。すぐに目が光に慣れてきて、周りの様子が見えるようになる。最初に認識したのは木製の天井だった。


「……屋根?」


 身体の下にあるのはベッドだ。俺はどこかの民家で、ベッドで寝ていた。どうして森の中にいたはずなのに、こんな場所にいるのだ? 身体を見ると、治療が施されていた。周囲から魔力の気配は感じない。危険が去ったのかは分からないが、俺はまだ生かされている。それだけは確実のようだ。

 頭の中を整理していると、ドアが開いて何者かが入ってきた。


「あっ。目を覚ましたのね!」


 金髪の少女がベッドに駆け寄ってきた。

 俺は身体を起こそうとして、全身に走る痛みに負けてしまう。

「動かなくていいよ。まだ怪我がふさがってないでしょ」

 金髪の少女はそう言って、寝込んだ俺に優しく毛布と掛け直してくる。


「……ここ、は?」俺の声は掠れていた。


 少女は首を傾げた。咄嗟に俺が出したのが魔界語であることに気付き、俺はすぐに言語を人間の公用語であるアルミラ語に改めた。


「ここは? あなたは?」

「よかった。言葉が分かるのね。あなた、五日も眠ったままだったのよ?」


 少女はこちらの質問に答えずに、心配してくる。

 彼女は、人間の女だった。

 反応から見るに、俺が魔人であることには気付いていないようだ。魔人は身体の構造はほとんど人間種と変わらないので、頭の角さえ見られなければ、魔人と人間を見分けるのは難しい。


「あなた、街の入口の前で倒れていたの。名前は覚えている?」

「……名前」


 俺は考えた。ここで本当の名を答えるわけにはいかない。さすがに人間の名前の雰囲気と違いすぎて疑われてしまう。

 俺は少し考え、真名をいじった名前を答えた。


「……ベル・ミラージュ。それが俺の名だ」


 本当の名はベルゼブブ・ディアブロ・グラージュ。

 金髪の少女はこちらの顔を見つめてにっこりと笑った。


「ここはドラントの街。私はアンと言うわ。ようこそベル君。ドラントの街へ!」

「…………はあ」


 俺は、頭の中が困惑だらけで、そう頷くのが精一杯だった。


「まずは食事を召し上がりなさい。 ドラント名物ハチミツパイはほっぺがこーんなにとろけるほどおいしいんだから!」


 そう言ってアンは自分のほっぺたを両手で持ち上げた。

 魔人の俺から見ても可愛らしい少女だ。奴隷にしたい。


「ほら、立って立って! 食堂へ行きましょう」


 アンに連れられて俺は階段を降りていく。どうやらここは『BOB』という店名のバーらしい。二階が寝室になっていて、料金を払えば寝泊まりもできるみたいだ。


「うむ。なかなかに美味いぞ」


 アンが勧めたハチミツパイは予想以上に美味しかった。かなり甘さがくどいが、柑橘系のさっぱりとした後味が口の中をリセットして、また食べたくなる。


「そうでしょう! ベル君お目が高い!」

「ベル君って……。恐らく私の方が年上なのだが」


 おおよそ一万年ほど。


「じゃあ………、ベル?」


 なぜ上目遣いになる。人間のくせに可愛すぎだろう。


「呼び捨てで良い。アンはここの娘なのか?」

「私はここのマスターの奴隷なの。これを見て。奴隷紋が刻まれているでしょう」


 アンの首筋にくっきりと異質な紋様が刻まれていた。見慣れている。何を隠そう、このベルゼブブが愛用した紋様である。


 しかし、アンが奴隷とは予想外だった。人間種の奴隷は一概に権利や自由を剥奪されている。表情は暗く、服装はみすぼらしい。

 それに比べて、アンは身ぎれいな服装をしているし、屈託のない笑顔も浮かべている。


「ここの店員はみな奴隷のようだな」

「そうよ。マスターは奴隷商人から買った奴隷と契約して店で働かせるの」

「上は寝室だったな。つまり、」

「め」


 ……むにゅ。アンの人差し指に俺の唇が停止する。

 さすがにぶしつけだったか。アンの可愛らしさも、女を使うことに慣れているのだ。

 俺は咳払いをし、言い直した。


「つまり売春宿でもあるわけか。アン、君は一晩いくらだ?」

「言いやがった! め、したのに!?」

「はははっ、何も恥ずかしがることはあるまい。生殖は、あらゆる生命が行っている崇高な行為だ。それに誰も生きるのに必死なのだから、仕事に綺麗も汚いも介在しない。他の生き物を殺すことでしか生きられない存在もいる。それに比べたら、他者を癒せる聖母の方が、よほど立派な生き様だと私は思うがね。

 さて、ところで、今夜、君の予約はできるかな?」


「も、もう黙ってよ! めっ! めっ、だよ! それと、私は売ってないからねっ!」


 アンは顔を真っ赤にして大声で否定した。

 満足した俺はからかうのを止め、違う言葉を口にした。


「しかし、随分と物好きな魔術師なのだな。貴様のマスターとやらは。奴隷を飼うのは誰でもできるが、奴隷紋をもって大勢の奴隷を使役するのは、貴族か軍隊くらいだと思っていたが。しかもたった一人で、全員分の魔力を捻出しているとなると……、ふむ、興味深い。貴様のマスター、何者だ?」


 奴隷紋は相手の肉体と精神を制限し、己の支配下に置く。文字通り、相手を己の奴隷に落とし込む便利な魔法だが、持続させるには相応の魔力が必要だ。精神力が強く、魔力が高い相手ほど、必要な魔力は多くなる。一般人相手の支配は簡単だが、魔術師相手となると途端に必要魔力が何十倍にもなる。一流の魔術師はまず無理と考えた方がいい。


 アンのマスターの場合、そう考えるとおかしな点がいくつか見つかる。奴隷を飼うだけだったら、奴隷紋は必要ない。そもそも店を経営するのに奴隷は不要だ。人を雇った方がよほど安くつく。人間界の市場はよく知らないが、魔界では人間の奴隷は安くない。それなのに、アンのマスターはわざわざ奴隷を買って、奴隷紋を掛けてまで、店で働かせている。奴隷紋を使う理由は、恐らく、奴隷紋のもう一つの効果を活用するためだろう。


 すなわち、管理と保護。


主人と奴隷は奴隷紋に篭められた魔力を通じて、繋がっている。奴隷の現在地や、奴隷の身に異常が発生した場合、すぐに気付ける仕様だ。奴隷の健康状態の管理にも利用できる。そして奴隷紋とは、家畜の焼印と同様、主人の所在を示すものである。それがどこの誰の物なのか。どこの魔術師の所有物なのか、一目で分からせる。荒くれ者も奴隷紋が刻まれた奴隷には、手を出そうとしない。奴隷は奴隷紋を通じて、主人に守られているのだ。


 アンのマスターは、奴隷商人で売られていた奴隷たちを買い、過度な労働を与えたり、乱暴に扱ったりせず、奴隷紋を掛けて保護している。相当のお人好しか、変人でないとそんな真似しないだろう。しかし疑いも残る。奴隷の保護は主人の役目の一つだが、魔術師がそれを行うと意味合いが変わってくる。奴らは骨の髄まで効率主義、利益遵守の生き物だ。己の益にならないことは絶対にしない。アンのマスターが口には出せない目的を隠し持っていたとしても、何ら不思議ではないのだ。


 どちらにせよ。


「アン。お前のマスターは、天才だな」


 手の平で顔を扇いでいたアンは、首を傾げた。


「そーなの? ただの酒と女好きの畜生じゃなかったんだあ。ああ、でも、昔はあちこちを冒険していたとか、言っていたね。魔界に入ったこともあるとかって」

「……ほう」


 魔界と人間界の境界には、魔人でも忌避する魔窟――ダンジョンが数多く横たわっている。もしアンのマスターがそれらを踏破し、魔界に到達した上で、無事に生還したというのなら、その実力は小国の軍事力に値すると考えていい。全盛期の俺に匹敵するとは思わないが、今の俺は脆弱に成り果てているし、油断は禁物だろう。

ますますバレてはいけないな、と俺は角の折れた頭をさすった。


「ん? 頭でも痛いの?」


 と、アンが心配そうに俺の顔を覗き込んできた。

 予想外の近距離に、一瞬ドキッとする。いちいち無防備だな、この娘。

飽きるほどの長い間、人間からも魔族からも畏れられていたため、親しげな距離感は久しく味わってなかった。俺がたかが小娘に戸惑ってしまったり、なぜか逆らう気が起きたりしないのは、恐らくそういった理由からだろう。それ以外に考えられない。


「……ふむ、そうだな」


 腹が膨れたお陰で、混乱していた頭がようやく整頓できた。

 考えるべきことは沢山ある。知るべきことも。

 まずは現状の把握。この街の情報。アンとマスターの情報。どうにかして魔界の領域に戻る方法も模索しなければならない。俺の力も現状どこまで落ちてしまったのか、確認する必要がある。あのとき俺を包んだ強い光は、何だったのか。俺が人間界に飛ばされたのはあの光が原因なのか。それとも他の力が働いたのか……。問題は山積みだ。


 そして、復讐。


 俺を貶めた畜生共への復讐だ。血も凍るほどの復讐をせねばならない。

 ベルゼブブ・ディアブロ・グラージュを辱め、甚振った奴ら全員に、究極の絶望を与える。奴らには冥府の川さえも生温い。産まれてきたことを後悔し、殺してくれと懇願するまで、存在のすべてを陵辱し、陵辱し、陵辱し尽くすのだ。


 そのためにもいち早く、本来の力を取り戻し、魔界に戻らねばならない。

 考え込んでいた俺は、こちらをじっと見つめてくるアンの視線に気付いた。

 そういえば、大事なことを言い忘れていた。


「私を治療してくれたこと感謝する。お陰で死なずに済んだ」

「いいわよ、お礼なんて。生き倒れている人を見殺しにはできないし」

「いや、この礼は必ず返す。宿を一週間も借り、ハチミツパイもご馳走になった。この上、君の善意に甘えるわけにはいかないさ」


 俺は人間社会の金銭を持っていない。一文無しだ。当然宿代も、ハチミツパイの代金もアンに立て替えてもらうしかない。たとえ脆弱に成り果てたとしても、一方的に施しを受けるばかりでは魔人の名折れだ。


「私にできることなら、何でもしよう。どんな頼み事でも構わない」

「ええぇ? 子供のクセに義理高いんだね、ベル君って。本当にいいのよ? 私にもちゃんと得があるし。恩はすでに返してもらったようなものよ」

「……ん?」


 先のアンの言葉に、二つの違和感があった。一つは子供のクセに、という部分。実年齢は一万歳以上の俺だが、外見は人間でいうところの、三十代から四十代に映るはずだ。どう見たって小娘のアンに、子供と言われる理由はない。もう一つは、恩は返してもらったようなものという言い分。俺が目覚めたのはついさっきなのに、どうやって恩を返せるというのか。

 嫌な予感がした。果てしなく嫌な予感だ。

 冷や汗を垂らした俺は、慎重に言葉を選んで、アンに質問した。


「アン。……君には、私がいくつほどに見える?」

「にしても、ベルって言葉遣いが古めかしいわね。おじいさんみたい。うふふっ」


 アンは純真に笑ってから、質問に答えてくれた。

 それは俺を絶望に叩き落とすのに、十分な答えだった。


「そうね、十二歳くらい? 美少年だよね。これからの成長が楽しみって感じ」

「…………」


 俺は唖然とすることもできないで、ゆっくりと目を瞑ってから、治療が施された、自分の身体を見た。胴体を、両足を、両腕を、そしてついさっきハチミツパイを掴んだ両手を見つめ、ああ、と溜め息を零した。

 何という油断。何という注意力のなさだ。


 起きたばかりは目が霞んでいたから、よく見えなかったせいもある。全身傷だらけで、包帯が巻きつけられていたから、身体が多少動かしにくくても不思議に思わなかった。砂糖を煮詰めたかのごとく、地獄の甘さを放っていたハチミツパイを美味しいと感じたのも、舌がそれ相応の年齢に戻っていたため。


 俺は手の平を見つめた。子供のように白く、餓鬼のようにたおやかな指を。

 俺は、俺の肉体は子供になっていた。


「何でやねんっ……!」


 俺は天井を仰いで、魔界語のスラングを叫んだ。

 かなりの大声だったが、魔界語でもワニナ弁と言われる方言の言葉なので、魔界語だと気付かれる心配はなかった。

 途方に暮れた俺は、小さな自分の手の平で顔を覆った。ああ、何て頼りない手なんだ。これでどうやって魔界の深層に潜む奴らに復讐しろというのか……。若返った影響で、精神年齢まで幼くなってしまっている気がする。


 そして俺は、もう一つの違和感の理由に気付いてしまう。

 なぜ純血魔人の俺が、たかが人間の小娘に逆らえないと感じるかの理由も。

 顔を覆ったとき、指の先端がとある魔力を感知した。右耳の後ろ辺りに、自分のものではない魔力の気配があった。魔力の気配、魔術の残滓。首筋に刻まれた、何らかの魔術の紋様。俺は、首筋をゆっくりとなぞり、信じられないものを見る目で、アンの顔を見た。


 にっこりと笑っているアン。


 彼女は右腕を持ち上げ、手首に刻まれた紋様を見せてくれた。奴隷は首筋だが、主人はどこに刻んでもいい。アンは手首にしたようだ。

 それすなわち、契約の証。

 奴隷紋の主人である証。

 アンが言う。


「私のマスターがね。外から拾ってきた君を私に渡して、こう言ったの。

『こいつ、お前の奴隷にしろ』って。『亜人の子だから、権利とか気にすんな』。『放っておけば、食い物にされちまう。その前に、お前が唾付けとけ』って。ま、それでね。私も抵抗があったんだけど、マスターの命令だから、逆らえないじゃん? うふふっ。だから仕方なく、君が意識のないうちに、契約させてもらったのです。じゃーん!」

「…………」


 意識のない相手に奴隷紋を刻むのは、魔界においては罪ではない。

弱肉強食の法の下、無防備に刻まれる方が悪いとされる。しかし、人間界においては、それは死罪に掛けられる場合もあるほどの重罪だったはずだ。俺の知らない間に、いつから人間界は無法地帯と化したのだ。


「なっ、なっ、なっ……!」


 馬鹿みたいに唇を震わせた俺に、アンは淑やかに微笑んだ。


「というわけで、今日からよろしくね。奴隷のベル・ミラージュ君」

「…………」

 俺は、気付けば椅子から立ち上がり、


「――っ、何してくれてんだ、貴様ぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」


 手厚い治療を施してもらい、一週間も世話を掛けさせ、宿代とハチミツパイの代金を出してもらい、どうやっても頭の上がらない、絶対に恩を返さなければならない恩人に対して、思いつく限りのあらゆる魔界語の罵倒を浴びせかけた。


 こうして俺は、

 魔界七大将軍の一角にして、誇り高き魔人にして、一万年の歳月を生きる悪魔にして、魔界最高峰の魔術師にして、蝿の王にして、絶望の縁から還った復讐者にして。

 ベルゼブブ・ディアブロ・グラージュは。


 奴隷の奴隷になったのだった。


 ……これからどうすりゃいいんだ、マジで。


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