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プロローグ ~変わらない日々の風景~

更新が遅れるかもしれません。最近は仕事が多くほぼと言っていいほど働いてます。だから、更新は遅れると思います。さらに一つ。この物語は自分が「エロゲ」を作ろうとした時に思索したが自分の技術がお世辞にも上手とは言えず一向に上達がしなかったのと、作画するほどの画力また表現能力が自分に足りてない、この2点を踏まえお蔵入りにしようと考えたが、このシーズとは別で連載してる小説を書いているのだが、やはり諦めることはできず、世界のどこかでこの話を見て少しでも好きなってくれれば私は嬉しいと思ったからお蔵で保管するのではなく”拙いシナリオ”それはお世辞にも面白い、うまいと読者に満足させる能力もありません。けど、こういった時代に少しでも自分が考えたシナリオが残っていれば将来恥ずかしい思いはするかもしれないがきっとこの時の自分はこれが”娯楽”というカテゴリーの1つに当てはまっていたのだろうと日記のような、当時の思考を振り返るような本にしたいと思い、いまこのシナリオを描いています。一応頭の中ではすべて完結してますが文にするととても長いです。大まかに序章、第一章、第二章、終章の系4つになります。一章一章長いので長い目で暖かく見守っててください。

明かりが照らされてる早朝の7時。朝の風が窓の隙間から流れその隙間と共に鳥たちの合唱が流れてくる。表現するなら「川の如く、花が咲いて静かにひらりひらりと散り舞う短くて長く感じる時間」というべきか太陽の光を遮断しゃだんするかのようにカーテンを広げた。朝というのは心地良いだが時として迷惑なときもある。例えば、夜勤上がりの睡眠など暑苦しい、眩しい、寝れないこの3拍子など、他にも沢山あるがそこまで広げてしまうと太陽ではなく対象が”人”に代わってしまう。


本音を言うと正直のこ出来事も毎回同じセリフも聞き飽きたといいますか毎度毎度言いすぎてセリフが覚えてしまったといった方が正しいかもしれませんね。

身体をゆっくりと起こし朝ごはんの準備をする。と言いましてもごはんというご飯がバナナというのが何とも悲しい。自分で言うのも変だが朝起きるのはとても大変なのだ。夜という時間は自分にとって至福でり唯一自分の世界でもある特別な時間なのであるだからどうしても、至福の時間は遅くまでついついやってしまうものだ。

そんなわけで朝起きるのは苦手と言う訳でございます。独りでブツブツとささやき制服に着替えバナナを食べながらいつも記入している日記にしるしをして家を出た。


朝は気持ちいい。昨日悪いことした出来事も昨日一昨日悪いことしたことも全て忘れ去られてくれる。人生という中で誰もが必ず目にする太陽それは、今日と明日と自分を支える柱でもあるということ。逆にお月様は静かすぎる。何か落ち込んだり誰かに慰めてほしい時はお月様がぴったりあう。こう明日と今日、大雑把にいって同じ風景というもには必ず意味があると思う。例えば、曜日など。月曜は光っていて火曜日は熱く、水曜日はうるおい、木曜日は森林のように静かで、土曜日はグラウンドの足跡、日曜日は会社員の人たちの休日。金曜日は今の僕には少し難しいかもしれない。とこんな風に曜日曜日でも感じるのが違うと思う。景色だってそうだ。同じ色とは限らない。その日の天候の傾き、状態、日影があるか、生き物がいるかいないかで色という表現も360°変わってしまうのが日常だ。つまり、明日と昨日が全く一緒ではないという事。けど、それが毎回同じだとしたら自分達はどうする。今日こうして仕事してまた学校から帰ってきて夜が来てお風呂入って布団に入り、寝たら昨日やったことがまた今日同じセリフ、イベントだったら。


間違えなく気がくるってしまう。俺だってそうだった。


俺は今日という日を206回繰り返してる。寝坊したのか路地裏ろじうらから慌てて走ってくる社会人も今日で206回目にした。こんな現象に起きたのは生まれて初めて。本当なら俺はここにいないはず、なのにこうして”無限むげんループ”という名の日常を毎日送っているだけ。けどこの現象は面白くループだとしても一応、昨日自ら起こしたイベントだけ更新するようなのだ。つまり、昨日店のスコップを盗み家に保管すると本来ならそのスコップはないはずなんだが、明日になるとそのスコップが残ったままなのだ。勿論、店にも頼った。そしたらそのスコップがなくなっていたんだ。だから、店員に聞いてみたのだ「この商品欲しいのですが置いてないのですか」と聞いてみたんだ。


「この商品は...あっー。昨日のお客さんが買っていったんだ、なんでも家族や親せきと共に砂堀するからその種類のスコップをすべて買うといってね」


盗んだ本人が店員に直接聞いてみるのも些か不思議だが、自ら起こしたイベントは全てこんな風にうまい様に回避されるらしいんだ。因みにこれは、100回目で気づいた。

他にも試してみた、自殺や盗撮、痴漢、ナンパ、窃盗など法に関して触れてしまうものはやったけど2つほどまだしていないものがるそれが、レイプと殺人のこの2つ。正直にはこの意味不明な現象をすべて把握しているつもりではない、ある程度もしくは、少しだけ知った気になっているという状態。特に思うのがこの世界というものは同じ世界であって昨日と今日とでは全く違う世界にいるのではないかと、つまりどんなことを言いたいかと言いうと「もし、その世界が1つになった時、またその世界が重なった時今までやってきた”つみ”が進行するのではないかと」幾ら興味本位と言え、この奇妙な現象を知りたいからと言え法に触れてしまった以上今更考えるほどではない。だが、もしそんなのがあるとしたら。もしも、その2択を実行した時俺はどうなってしまうのかという不安が毎度襲われる。


俺は、死んだ。正確には昨日しんだ。その影響なのか死後の世界なのか、成仏出来ず現実世界というもう一つの世界なのか、前者も後者もどちらも分からない。


けど、この当たり前そしてちょっぴり悪ふざけの日常が何気に気に入ってるのもまた事実。いま現状壊したくもないし壊れたくもないけど、やるべきことが残り二つやらないと多分何も始まらないのももう一つの事実。


ゆっくりと歩きながら考え、考え、また、中途半端ところで校門がボクの前に立っていた。


「本当は怖い、消えるのが怖い、けど、この2択でなにか現象が変わるのならやる価値があると思う」

もう、死んでいる。恐れる必要はない。206回目の今日ここで意思を決意した。


逃げないと。

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