表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
憑き人  作者: 東条 月夜
1/4

序章

タイピング練習目的に書きました。

文章力には期待しないでください。

この小説はとある小説の書き方を参考にしております。

第1生 餓霊


その日、帰り道にいつもとは違う道を選んだ。

自分にしては珍しい、ほんの気まぐれだった。

歩きなれない山道を歩いていると、

ほどなくして、道にナニか落ちているのが見えた。

人だ。

道の脇にある茂みからはあまり聞きたくない、ぐちゃぐちゃというナニかを貪る音。

それが死んでいるのは明白だった。

アスファルトには所々赤い花が咲いている。

原形を留めているのは赤に染まった黒髪と。

女性を連想させる豊かな胸。

細長く脆そうな両腕と両手。

そして目を見開いたまま固まっている顔。

下半身は既になかった。

そんな彼女を見て思ったのは。

……ああ、これは美しいな。

ただそれだけだった。


―――おそらくは。


絶望によって見開かれたその目が、

私には宝石のように見えたからだろう。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ