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虚空 零

教室へ入る。

美香「お、今日は早いですね。」

黒乃「いや…って!渚さんも!」

渚「おはようございますw」

黒乃はその笑顔に癒されてしまった

黒乃「ってアレ・・ミカエルは?って何してんの!」

何とミカエルは美香とキスをしていた…

その時突然光り、ミカエルが消えた。

そう。美香は元の体を取り戻したのだ。

黒乃「戻った…のか。」

美香「…!はいw」

黒乃「良かったじゃねえか。」

美香「そうだなぁ…この体だと扱いづらい…」

その時声がミカエルになった。

黒乃「うぇぇ!?」

ミカエル「ははwまあ俺はこうやって一時的体を借りる事も出来るって事よ。」

美香「真と霊を一つにするときは契約を結ぶ「儀式」をしないといけないようですね。」

黒乃「よくやる勇気があるなぁ^^;(っていうかもし俺の霊が男だとしたら…うぇぇw」

ミカエル「どうした?wなんか変なの創造したか?」

黒乃「い、いやw」




第1限が始まる前に黒乃が早く来た事が皆驚いていた。

黒乃「そんなに珍しいかよ・・・」

そしてミカエルと美香が契約した場面は黒乃、由貴以外は誰も見ていない・・・

先生「黒乃・・・いつもそれぐらいにこいよ。」

黒乃「あ〜はいはい。」

第1限中黒乃は寝ていた。

先生がチョークを投げるのだが(古 美香が念動力で曲げる。

先生や皆はびっくりするのである。

休み時間〜

トイレから帰って来た黒乃。また教室には零がいた。

黒乃「!」

零「やあ。また会いましたね。フフフ・・・」

黒乃「今日は何を?」

零「昨日の返答ですよ。渚由貴。どうでした?」

黒乃「彼女は・・・敵じゃない。」

零「what? どうしてですか?」

黒乃「直接聞いた・・・証拠に今日家に来いって・・・」

零「そうですか……!」

一瞬零の目の色が変わった。

黒乃はゾッとした。

零「良いですか?口では何でも言えるんですよ。嘘を、ね。もし家に来いって言うのが罠だとしたらどうするのです?」

黒乃「・・・それでも、行く。俺は渚由貴を信じている。彼女はシリウスじゃない!」

その時零は微笑んだ。

零「クフフ……くははは!」

黒乃「な、なんだよ…」

零「本当に君は面白い人ですね…良いでしょう。僕も信じますよ。さて、今日はこれくらいにしましょう。」

黒乃「あ、ああ。」

そう言って零は教室を出た。

黒乃「なんだよ、不気味な奴…」

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