クラスメイト
無事間に合った黒乃達だが…
2人はギリギリ間に合った。
黒乃「で、貴方は何処のクラスで?」
女の子「すみません。ちょっと用があるので…」
そう言って女の子は職員室に入って行った。
・・・
市立RT高等学校───ここが俺たちが通う高校だ。
オレは1年C組のクラス。さっきも言ったが今日転校生が来る様子。
先生「黒乃!遅刻は程々にしろといっただろ!バカタレが!」
黒乃(ぅるせーな。いつもギリギリ間に合ってるつーの。)
美香「今日はいつもより遅く来ましたね。どうしたんですか?」
この人は枝塁美香(あだ名美香)。女子で1年団学級委員長&生徒会委員長。真面目っぽく見えるがかなり強くて心強い。
カナミ「よう。。。」
このいつも眠たそうにしているのは姫桜カナミ(あだ名カナミ)。女みたいな名前だけど男子。なかなか良い奴だ。
ラグナ「あとで例のアレしようぜw」
そんな暇ねえつ〜のw我応羅倶(あだ名ラグナ)。凄い名前だなぁ、親の顔が見てみたいよ(ぁ でも付き合いが良い人だ。
おもち「奇跡さん、転校生の紹介するので早く準備するようにw」
カナミの大親友、望月白叡(あだ名おもち)生徒会副委員長。いつもは廃人として皆と頑張っているがこういうときは真面目。
美香「では転校生を紹介しま〜す。」
ガララ!
黒乃「!貴方は…」
美香「渚由貴さんです。」
渚「皆さんよろしくお願いします。」
黒乃「あ、貴方は!!!」
黒乃は大声で驚いてしまった。
先生「黒乃!何だ!」
黒乃「…いや。」
渚の方も驚いた様子。
美香(またクラスに新しい友達が増えましたね。)
カナミ(地味系か…興味ないな。)
ラグナ「なぁ、なぁ。お前の知り合いか?」
ラグナが小声で話しかけて来た。
黒乃「ち、ちげーょ。さっき話しかけられただけで…」
ラグナ「ふ〜んwまあいいやあいつにもTW招待してやろうかな。」
またそれかよ。
おもち(どうやら知り合いか…。部に招待してやろうかw)
先生「では由貴さんあいつの隣の席に座って下さい。」
黒乃←あいつ
由貴「っはい。」
由貴は黒乃の隣の席に座った。
黒乃「貴方は今日の、ここのクラスだったんすね。」
由貴「ふふ。よろしくお願いしますね。」
黒乃「…!」
ラグナ「お〜赤くなってるw」
おもち「これは面白くなりそうかな。」
なんと転校生は朝出会った女の子だった。まだ全ては始まりに過ぎない…




