生と死と幸せ
なんで私は生きているのだろう。
なんの意味を持って、何をするために神様は私を生み出したのだろうか。
自分でも良く分からないことを最近考えるようになった。
私が生まれて、父と母は喜んだ。
私が死んだら、父と母は悲しんでくれるのだろうか。
もしかしたら、泣いて悲しむかもしれないし、逆に嘲笑うのかもしれない。
でも、私が死んだら泣いて悲しむんじゃなくて穏やかな笑顔で見送って欲しい。
そしたら、私というひとりの人間の存在の魂は、思い出を忘れずに、天に帰れると思うから。
こんなの私の想像に過ぎないけれど、それで幸せだった。そう思えたらどんなことがあって、どんな死に方でもハッピーエンドなんじゃないかなって。
簡単な話。幸せと思える瞬間を誰でも一つはあるはずだから、それに気付けば誰でもハッピーエンド。
美味しい物を食べた。友達と遊んだ。くじが当たった。安心して寝れる。
こんな簡単なことも幸せだと感じる私は、もっと幸せになりたい。こう願ってしまう。
あの子が好き。友達になりたい。一緒に出かけたい。付き合いたい。キスしたい。
死ぬ前に、こんなことをしてみたい。
だれかと一緒に生きていたい。
それが、一時的だとしても、すごく幸せ。今までで一番幸せだっていう瞬間を味わいたい。
だって、それが私の中での、夢だから。