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電車内には向かないお話

今時也

作者: 奏似
掲載日:2026/03/19

11本目

「最悪。ちょっと聞いてくれよ、彼女と喧嘩したんだけど。


いや、お前彼女おったんか初耳やけど。


そら誰にも言ってなかったしな。


マジか。可愛いん?


そりゃまあ。


ニヤニヤすんなうっとおしい。え、どんなどんな?写真見せて。


ないない。


嘘やん、1枚も?


1枚も。


なんや付き合いたてか?ツーショ撮ろうとかも言えんやつか。


ちゃうわ、幼なじみや。


…それでなんで1枚もないん?


そりゃまぁ、苦手っちゅうか気恥しいっちゅうか。


幼少期から一貫してるのはなかなか聞かんけどな。それでどんなタイプよ。


タイプ?


ほら、お嬢様系とかギャル系とか。


あー、そーゆーやつね。えーと、お嬢様系でギャルで一人っ子で。


なるほど、甘やかされてわがままに育った感じかぁ。


天然でワンコ系で甘えん坊で。


うわ、めっちゃええやん、羨ましいわ。


大家族で貧乏で苦労してて。


待て待て待て。一人っ子で大家族ってどういうことやねん。



なんでこっちがおかしなこと言ったみたいな顔されなあかんねん。


ケモ耳でイマジナリーで柔道黒帯で。


待って、ちょっと待って!


あ、ごめん柔道茶帯だった。


そこはどうでもええねん、なんやイマジナリーて。


架空の。非実在の。


意味聞いとんのとちゃうねん。そもそもおらんのやないけ彼女なんか。


彼女なんか言うな、傷付くやろ。


おらんもんがどうやって傷付くねん。


おらんことない、彼女はオレの心の中にちゃんとおる。


心の中にしかおらんわボケぇ。そら写真の1枚もあるわけないわ納得や。


ありがとう。


どういたしまして。ちゃうわ!でどうやったらイマジナリー彼女と喧嘩出来るねん。全部お前次第やんか。


いやほら、イマジナリー性の違いというか。


バンドか!


バンドはムリやな、彼女音痴やねん。


もう属性盛らんでええねん。さっきの時点で矛盾しまくってたくせに。


矛盾?


せやろ、一人っ子で大家族とか、お嬢様で貧乏やとか。


…なんで彼女一人って思ったん?


なんで彼女沢山が普通の体で聞くん?」


「ねぇねぇ、ちょっと」


「あれ、同サーの日吉さん、どうしたの?」


「どうしたっていうか…さっきから一人で喋ってるから何事かと」


「あ、ゴメンゴメン。イマジナリー親友の相談聞いてて」


「ヤバ。怖」


「怖いってヒドいなぁ。日吉さんだって同類じゃん」


「一緒にしないでよ、同類とかありえないし!」


「だってボクもキミのイマジナリーだし」

他ネタもあるんでヨロ。

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