殺し屋さんは女子が苦手です~【side神薙ギル】
こんにちは、四宮スノウです!
今回は神薙ギル目線です!
それでは、小説の世界をお楽しみください!
~2時間目が終わり、休み時間~
「ギル様、今日もかっこいいですね!」
「お美しい…!」
歯の浮くようなお世辞にーー
「ああ、ありがとう」
ーー笑顔に見えるような笑みを浮かべて答える。
はあ。
心の中でため息をついた。
申し訳ないけど、本音を言うとうざいんだが。
相手にするだけでストレスがたまる。
ほんとはーー
ーー俺は正直いって女子が苦手だ。
昔に苦い思い出があるし、ほとんどの女子が俺と付き合うことを目的にしているからな。
だから、出来る事なら女子とは関わりたくない。
「おはようございます、ルアナ様!今日も良い一日をお過ごしください…!」
そんな声が聞こえて、声が聞こえたほうを見やる。
そこには、『シャドウ』チームメイトの御園ルアナの姿があった。
「ええ、ありがとう。あなたたちこそ良い一日を」
と微笑を浮かべて返すルアナ。
基本的にルアナはなぜか神格化されているからいつもお嬢様言葉を喋る。
でも、仕事仲間といるときは男勝りな口調で話している。
「じゃあわたくしは少し用があるからお暇するわね。ご機嫌よう、みなさま」
とルアナは優雅な仕草でカーテシーをとると、ゆったりと歩いて行った。
「ほんと、ルアナ様って礼儀作法完璧だよね…」
「うん、お姫様って感じ」
「いえてる」
「ルアナ様、かわいーな」
「だよな」
やっぱりルアナは女子生徒及び男子生徒に大人気だな…。
そう心の中でつぶやくと俺はくるりと踵を返して教室に向かうのだったーー。
それにしても。
今日の任務、マフィアの壊滅ってハードすぎるだろ。
二人しかいないチーム『シャドウ』にそんな依頼をする馬鹿があるか。
どう考えても無茶苦茶だ。
と、授業を受けながら心の中でぼやくギル。
いっそ、ほかのとこに依頼してくれ…。
と叶うはずのない願いをしているギルであった。
こんなこと願ってるとルアナにばれたら大笑いされるだろうな…。
そんなこと考える暇があったら仕事したら?と。
~帰りのホームルーム~
ふう。
ようやく学校も終わりだな…。
つまり大嫌いな女子生徒に会わなくて済むってことだ。
「じゃあ、みんなをつけて帰るように!」
担任のレイヴェス先生が言うと。
「「さようならーっ!」」
と叫んで生徒たちが教室を飛び出していった。
そんな急ぐことないだろ。
と心の中で毎日のように突っ込むギル。
まあ、俺もこの後任務あるし…。
「今日は、急いで作戦会議しないとな」
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それではまた!




