ボディーガードさん、あわや大遅刻。ーーおや、召集がかかりました〜
こんにちは、四宮スノウです!
食後のお茶の時間を楽しむルアナ…。
ですが、その優雅な状況は一変します。
さてさて、何があったのか…?
それでは、小説の世界をお楽しみください!
「いや〜、食後の紅茶は最高だわ〜」
と優雅なティータイムを楽しむルアナ。
ーーと。
「あの…、お嬢様」
苦笑いをしている執事蒼真。
「ん?なーに?」
上機嫌なルアナ。
「その…、学校は?行かなくて…よろしいのですか?」
………………………。
………………。
………。
「ーーもうそんな時間?」
一瞬にして焦った表情になったルアナが執事に問う。
「あと、25分ほどで学校が始まります」
返ってきた答えに、ルアナは今度こそ顔を青くした。
「やばい!ごめん、もういくわ!片付け、頼むわ!!」
と執事にティーカップの片付けを押し付け、ルアナは家を飛び出していったーー。
そして残された執事は小さく頭を振って、カップを片付けるのだったーー。
〜数分後〜
「ごきげんよう、生徒の皆様」
ルアナは普通に学校に来ていた。
普通に行こうとすれば約25分かかる。
だが今日は5分でついていた。
つまり、普段の5分の一のスピードで来たということになる。
まあ、読者の想像通りルアナは学校に全力疾走してきたのである。
「おはようございます、ルアナ様!」
「う、美しすぎるわっ…!」
「なんと、可愛らしい…!」
またまた彼女に見惚れる男女含め30人ほど。
「ええ、ありがとう。そう言ってもらえて嬉しいわ」
妖艶な笑みを浮かべて返すルアナ。
ーーズッキュン!
「て、天女ですわね…」
「お姫様…」
「ああ…、可愛すぎる…!」
「大好きだなぁ…♡」
「うぐっ…♡」
目をハートにする男たち、頬をあからめる女たち。
微笑んで答えるルアナだが。
そんなに、騒がないでよ!
うるさいねん!
耳つんざけるやろ!?
心の中で盛大に怒りの声を上げていた。
だが、笑顔を崩すわけにも行かない。
だから。
「申し訳ありませんが、わたくしは用がございますので、これにて」
美しく、洗練されたカーテシーをとり、ルアナはさっさとこの場を後にした。
〜放課後〜
ルアナにとってただの地獄でしかない学校が終わり、彼女は歓喜の声をあげていた。
心の中でぴょんぴょん飛び跳ねるルアナ。
だが。
ーーピロリン♪
ルアナの喜びは、この音によって妨げられた。
「何さ〜、メールかな?」
不満げに唇を尖らせながら自分のスマホを確認するルアナ。
そこにはーー
『今日、ノワールとの会議アリ。組織の会議室にて待つ』
ーーとだけ表示されていた。
これを読んだルアナの表情がどんどん曇っていきーー
「えぇー…」
ーーいかにも嫌そうな声を発した。
ノワールとは、ルアナとギルが所属する暗殺組織のことだ。
かなり有名な組織で、しかも二人のチーム『シャドウ』は依頼成功率100%という驚異的な数字を誇っている。
それゆえ、組織から頼られることも少なくない。
今回は何を言われるのやら…。
内心げんなりしているルアナは、これも組織の命令だから仕方ない、と自分に言い訳して帰路につくのだったーー。
組織からの招集がかかりました!
一体、どんなメンバーが集うのか…!
次話にご期待ください!
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それではまた!




