表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/14

私の主は救世主でもあります〜2【side真白】

こんにちは、四宮スノウです!

真白の過去、第二話です!

主人と真白の前に現れた二人組は、まさか…?

それでは、小説の世界をお楽しみください!

「ま、まさかお前らーーチーム『シャドウ』!?

主人の怯えた声。


チーム『シャドウ』。

あまり世間を知らない自分でも聞いたことがあった。


暗殺組織『ノワール』の最強チーム。

依頼成功率100%という圧倒的な力を誇る殺し屋だ。

暗殺チーム『白の悪魔(ブラン)』と並んで恐れられているチーム。

全勝無敗の化け物だ。


まさか、『シャドウ』が来るなんて…。


「〜〜っ、おい、4号!!お前が相手しろ!!」


えっーー!?

主人の声に、目を見開いた。

なんで、私が…!?


『で、ですがっ…!!』

思わず反対の意を示してしまった。


「またゴミにして捨てられたいのか!?」

主人の怒鳴り声で、体が震える。


洗脳されたかのように、足が前に動き出しそうになる。

動こうとする体を、必死で抑えていたときだ。


熊谷耀(くまがいあかる)!お前、AIをなぜ、そんなふうに扱うんだ!?」

男の方の怒りの声が聞こえた。

主人のフルネーム、熊谷耀なんですね…。

私には教えようとしなかった、フルネーム。


「ギルの言うとおりよ!AIはモノじゃない!自分の意思があるならば尚更そうよ!この場合、AIに決定権がある!」

女の方も主人に異議を唱える。


私に、決定権がある…?

私は、モノじゃない…?


なぜか、主人よりあの二人の方が正しく見えた。


「おい、早くしろ!!」


もうーー

『嫌、です…!』

ーー嫌だ。


こんなやつに縛られるのは嫌だ…!!


「ああ?今、なんて言った!?」

苛立ったように私を睨みつける主人(くそじじい)


怖い…。

でもーー!

『嫌です!!私はもう貴方には従いません!』


抗ってやるっ…!


「ああぁぁあぁぁぁぁ!?」

ざっけんじゃねえ!と叫びながら襲いかかってくるくそじじい。


私はもとから戦闘型じゃない。

だから、戦闘能力なんてほとんどない。


ーーまずいかも、しれない。

いや、まずいっ…!


思わず目を閉じたときだ。


ーーザシュッ!

何かを切り裂く音が聞こえて、目を開ける。


そこにはーー

「なんか、あっけないな」

「こいつが感情的になって周りが見えなくなったからでしょ?」

ーー血濡れの格好でくそじじいを見下ろす男と、苦笑いをしている女がいた。


何が、起きている。


主人は、くそじじいとはいえとても強かった。

くそじじいは感情的になってもそんな簡単に倒される人間じゃなかった。


呆然と立ち尽くす私に気づいたのか、二人が声をかけてきた。

「おい、大丈夫か?」

「怪我、しちゃった?」

「お前が怪我しないように気をつけたんだが…すまん」

なんだか勝手な勘違いをされている気がする…。


『いえ、大丈夫です。ただ、驚いただけで…』

誤解をとこうと慌てて説明する。


「あー、なるほどねー。そりゃまあ、初めて見た人は驚くわなー」

「…だな」


またまた苦笑いをする二人。


この二人は、違う…。

今まで接してきた人間とは、全く違う。


『ーー私を仲間にしていただけませんか?』

ーー気づいたら、そう言っていた。


二人は目を見開いた後、笑顔で了承してくれた。


「俺は神薙ギルだ」

「私は御園ルアナ。貴方のお名前は?」


ルアナと名乗った女に、名前を聞かれて戸惑う。


なぜならーー

『名前はありません。4号というコードネームしか…』

ーー私には名前がないからだ。


くそじじいは、私に名前をつけず製造番号で呼んでいた。

だから、名前がないのだ。


「うーん、それじゃ呼びづらいなー」

「だな」

二人が首を捻って名前を考えようとしている。


「あ、そうだ!『真白(masiro)』ってどう?」

『真白…?』

ルアナ様が言った名前を繰り返す。


「うん!ほら、AIって、最初は何もわかんないじゃん?だから、最初は真っ白な白紙に、データを書き込んでいくっていうイメージの名前にしてみたんだー!」

とニコニコ笑顔で説明するルアナ様。


『よろしくお願いします、ルアナ様、ギル様』

そう言いながら二人に会釈をする。


「よろしくねー!」

「…まあ、よろしく」

笑みを返してくれた二人に、心がぽかぽか温かくなる。


ーーこの二人なら、一生仕えたい。

そう思えた。

だから私は、絶対的な忠誠を二人に誓うのだったーー。

ど、どうでしたか?

ブクマなど、ポチポチ押していただけたら嬉しいです。

それではまた!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ