ドキドキしてしまった。(愛視点)
第八話になります!
上首尾に執筆出来ています!
皆さんに読んでいただけると思うとモチベーション向上します!
最後までお付き合いよろしくお願いいたします!
今夜は楽しみな事にすき焼きだ。
ママと一緒に買い物に来ている。
今日はセールなので、肉などが安い。
セールという事もあり、人は少し多かった。
「今日はたくさん食べようね、愛」
「うん!」
たくさん食べると聞いて、スイーツを思い出した。
今日はもう食べすぎる事は前提だから、スイーツも食べよう。
必要な物を全てそろえて、私達はレジへ向かった。
「危ない!」
突然、大きな声が店内に響いた。
私とママは驚いて声がした方向に視線を向ける。
そこには、尻餅をついた男の子とその子の頭上に品物の入った
段ボールが落下していた。
私がいる距離からは到底間に合わない。
次の瞬間、優君を姿を認識した。
優君は子供を抱えて滑り込むようにして救出した。
男の子は罪悪感で号泣していた。
優君は怒らず、咎めず、優しく語り掛けていた。
最後には、その子の好きなヒーローになれるよう勇気づけた。
優君の広くて優しい心に、近くで見ていた人たちは感動を受けて
拍手を起こした。私もその一人だ。
当人は私の存在に気付いていないようだが。
「愛、あの子中々いい子じゃない」
「うん。そうだね」
「顔も可愛い顔しているし、彼氏にする一人の候補にはいいんじゃない?」
ママの意見に私は反対するつもりはない。
私は優君の自分の危険も顧みず、子供を助けた行動に胸がドキドキ
していた。
ありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします!