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集団転移にあった商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!  作者: 七転び早起き
夏希の腕試し編 ートバルの街ー
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転移者達との話し合い

この物語を読んで頂きありがとうございます。

お気に召したら、ブクマ、評価、いいね!して頂ければ嬉しいです。



 ハザフ一家とランブル夫婦を助ける為、天使カルレスに自らの魂を代償として差し出した転移者達。


 夏希は天使カルレスとのやり取りを優先し、転移者達との話し合いを後回しにしていた。


 今はゴブリン討伐から帰り、宿屋で夕食とお風呂を終わらせた後の時間帯。夏希は部屋に戻り備え付けの椅子に座っている。


 もう念話は使えない。


 夏希はステータスからメールを立ち上げる。


 実はこのメールだがバージョンアップしている。LIN○の様にチャット風に対話が出来る様になったのだ。


 天使カルレスに念話が使えなくなった変わりにバージョンアップをお願いしたのだ。(メールで何度も何度もお願いしたんだよ)


 [ 皆、夏希だ。今大丈夫か?連絡が遅くなってすまない]


 [ 真冬だ。今から皆を集める。少し待て]


 [ 真冬か。判った。集まったら連絡をくれ]


 (メールだから集まる必要無いんだけどな…)


 待った時間は5分程だ。


 [ 集まった。話せ]


 夏希はハザフ一家のその後とランブル夫婦のその後の事を説明した。また、俺がトバルの街に居ることも合わせて説明した。


 [ 判った。問題無い。それじゃ]


 えっ!もういいの?何か反論とか質問無いの?


 [ あの…他の人とかは…]


 [ うるさい。何も問題無い。切る]


 うわっ、本当に切りやがった。


 仕方ない、後で巧さんにでも確認してみよう。そうして夏希はベッドに横になった。


「ピコン」


 頭の中にメールの着信音が響く。


 誰かからメールが来たみたいだ。


 [ 夏希さん、起きてる?]


 [ 鼎か、大丈夫だ。なぁ、さっきの話だが本当に問題無いのか?]


 [ うん、皆納得してやった事だからね。その後の事が聞きたかった事ぐらいだよ。だから夏希さんは心配しなくてもいいよ]


 [ それならいいんだ。連絡ありがとな]


 [ あはは、あの真冬の言い方じゃ心配になるわよね。あれは怒ってた訳じゃないから。それよりも夏希さんは戻って来ないの?何かそんな気がするんだよね~ ]


 [ いや、1度は必ず戻る。もう少し時間は掛かるが… ]


 [ こっちは楽しくやってるから、そこまで気にしなくていいからね。本当に。いつでも話しはメールで出来るんだから。じゃあ、またメールするね!]


 [ ああ、メールありがとな。気が楽になったよ]


 鼎との話は終わった。鼎は俺が皆の所に戻るか獣人村で定住するか、悩んでいる事に気が付いているみたいだ。


 この件はもう少し先延ばしだ。


 取り敢えずは強くなってからだ。

今回少し短い物語でした。



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