表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/171

○○○を堪能します!(風呂上がり編)

幕間含めてお風呂シリーズが長い…

そろそろ次のシリーズに移らないとお風呂小説になってしまう…



 お風呂を堪能した夏希。お風呂上がりの一幕が今始まる。


 着替え始めようとする皆に夏希は言う。


「皆着替えるのは待つんだ。この後は神聖な儀式があるからパンツだけ履いて休憩場所に集合だ!」


 夏希は皆を引き連れて休憩場所に向かう。


 休憩場所に来た夏希はマジックボックスからフルーツ牛乳を取り出して皆に渡した。


「風呂上がりは必ずこれを飲むのがお風呂上級者だ!皆イッキ飲みするぞ!飲むときは片方の手は腰に当て飲むのが最上級者だ!!!」


「服ぐらいは着させろよ」


「ラグ、ダメだ!パンいち(パンツ1枚のことね)はこの儀式の礼儀作法だ!」


「なんだよそれ………」


「ブツブツ言うな!横1列に並べ!」


 夏希一同横1列に並び、腰に手を当ててイッキ飲みを始めた。


「お前らなにしてんだ?狂ったか?」


「か、母ちゃん、夏希あんちゃんがやれって言うんだ。これは儀式だからって」


「……………………」


 ネネ達女性陣は男連中を無視して机2つ分離れて座り、各々髪を拭いたりし始めた。


「放置がいちばん辛いです~(涙)」


「誰が喋れと言った?あん?お前らはそこに正座して待ってろ!」


 待つこと10分。


「このフルーツ牛乳美味しいね」


「うん!おいちい!」


 何気に初登場の舌足らずの幼女はザックの娘ルルだ。まだ3才なので幼女語が所々に出る。(アザとい訳ではない)


「美味しいねぇ。お母さんも好きかな」


 微笑ましい会話が続いて行く。


 待つこと20分。


「あの入浴剤っていうの?後で入れた方は気泡でなくほんとの泡が出たわね。面白かったわ」


「お母さん、アンナ、お姫様のお風呂に入ったみたいだった!」


「オモチャたのちかった」


「水が勢いよく出るオモチャね。変わった形してたわね」


 微笑ましい会話はまだまだ続く。


 待つこと30分。


「あの~そろそろお相手して頂ければ私共一同ありがたき幸せなのですが…」


「フン!まぁいい。夏希、なんで正座してるか判ってるのか?」


 ん?ふざけてたからだろ?


「それは…パンツ1枚でふざけて…」


「アホか!そんなことはいつもの事だろ!」


 えっ?そんなにアホな事してないぞ??あ~たぶんラグの事だな。あいつバカだから。(「お前のことだよ!」とラグが小声で言う)


「これだよ、これ!」


 ネネさんは私の頬に何かの瓶をグリグリ押し付けてきた。それはサーラさんに渡した化粧水だった。(今まで正座してたのこれが理由なの……)


「お前は今までこれを私に出さなかったな。これは明らかな反逆罪だ!処刑だな」


 なんだよそれ…私が悪いのか?ネネさんすげーめちゃくちゃだな!


「ネネが怒るのも判るよ~。だって潤いが凄いのよ。お風呂で綺麗な肌になって、その後に化粧水でモチモチのプルプルの艶々よ」


「ふふふ、ネネ、もう許してあげて」


 男連中はやっとの事正座の呪縛から解き放されたのであった。(私以外はいい迷惑だったろうな…ゴメンな!)


 化粧水については後日お話し合いが設けられる事になったのであった。


 その後はビールとつまみで軽い宴会をしてお開きした。(子供達にはお菓子とジュースな)


 お風呂上がりのビールは格別だね!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 正規の代金を請求されたら、土下座は自分だな……………ww
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ