表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
集団転移にあった商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!  作者: 七転び早起き
獣人村たぶんスローライフ編
147/171

幕間 アンナは悩める少女なの。

読んで頂きありがとうございます。


ブクマ、いいね!、評価★5


お願いします。

 私はアンナ6才。悩める少女なの。


 あのね、私の王子さまが帰って来たの!


 お父さんが門番してたんだけど知らせに戻って来てくれたの。(お父さんありがとー!)


 私は急いでお気に入りの服に着替え、髪を綺麗に梳かし、鏡を見ておかしなところが無いか確認するの。(うん、バッチリ!)


 そして勢いよく玄関を開けたら目の前に私の王子さまが居た!(1番最初にアンナの所に来てくれたんだ!とっても嬉しいの!)


 私はそのままの勢いで抱き付いたら王子さまが抱き返してくれたの。(嬉しい!)


 でもね、話したい事がたくさんあったのに、嬉しすぎて言葉にならないの。


 少し話したら落ち着いてきて、それで見つけたの。綺麗な美少女と可愛い女の子を……


(あれ?あの2人はだれ?なんなの?)


 私の心はトカゲのしっぽが切れて、そのしっぽがブルブルと暴れるような感じになったの。(うん、その表現はまったく判らないね)


 もう!夏希お兄ちゃんの浮気者!!


 でもアンナは大人の女。余裕のある女なの。


 私と同じぐらいの背の女の子はまだ幼いわ。だから夏希お兄ちゃんの女では無いわね。(お前も幼いよな?)あの子は可愛いいからアンナの妹にしてあげるの!


 問題はあの眠たそうな美少女。たぶんあの子が夏希お兄ちゃんの女なのね。(私を見て手をワキワキしてるのが怖いんだけど…)


 私は夏希お兄ちゃんを新しく建てた家に案内した後、宴の準備に向かったの(また直ぐ会いにいくね!)


「お母さん、アンナに恋のライバルが登場したの。あの美少女はたぶん強敵なの。あのワキワキした手が語ってくるの。「私は強いよ。逃がさないよ」って。どうすれば勝てるのかな?」


 それは夏希じゃなくてアンナを狙ってるんだけど…


「ふふふ、真冬ちゃんのことね。あの子は夏希さんのことを何とも思ってないから大丈夫よ。アンナが心配しないといけないのはスズランちゃんの方よ」


「えっ!お母さん、それホントなの?」


 私の女のカンは間違ってたみたいなの。


「ホント。でも焦ったら駄目よ。王子さまを落とすには、時間を掛けてジワジワとアンナの魅力で引きずり込むの。アリ地獄のようにね」


(サーラ…… その表現はどうなの?)


「判った!まずはアンナの手料理で胃袋をガシッと握りつぶして引きずり込むの!」


「ふふふ、その調子よ。頑張ってね」


 夏希、お前の本当の試練は目の前まで来てるぞ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ