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ラジカセとバットを担いで

作者: eneruku

なんてことない一日、何者でもない自分。


だから何?!


そんなことは知ってる


でも、どう受け取るかは私次第


だから、今日も音楽で世界を彩る 


どんよりとした空も落書きだらけの壁も


私にとってはアートになる


なるほど今日はロックに生きていこう


バックはラジカセ


爆音で鳴り響かすはブルーハーツ


リンダのリズムを刻んでく


ビニール傘は金属バット


気に入らねえ奴は全部ぶっ壊す


世論じゃなくて自分の考えで生きていく


進む足取り豪快に、揺れる体は繊細に


目の前全てが物語


笑う自分は主人公


社会なんかに縛られない


自分の思うがままに突っ走る


ノリノリで会社に向かってく


ラジカセとバットを担いで向かってく


朝の出勤1時間


私は毎日主人公

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