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終章 おとぎ話
あるところに、とある国について書かれた本がありました。
それはずっと過去、魔物の被害に困っていた頃の、お話です。
王女様は、たくさんの人達にイジメられていましたが、神様に助けられ、騎士様に助けられて、幸せになっていきます。
そんな王女様には、国を率いるただ一人の王となった後に、安らかで穏やかな生活が待っていました。
優しい臣下と頼もしい騎士、苦楽を共にした国民達。
みなが、彼女の幸せを願います。
そして、一番苦しかった時に王女様を支えた騎士様も、ずっと隣でその幸福な姿を見守っていらしたのでした。