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プロローグ

初めまして舞刀です。この作品を読んでいただきありがとうございます。まぁ難しく考えずに読んでください。

全てが、科学的に証明されたつまらない世界に生きる。

俺、上音かみね 統世とうやはゲームや小説等々の娯楽が大好きな21歳の何処にでも居るような見た目普通の生まれ変わりたいと願う大人である。因みに最近の俺の流行りは生まれ変わるならどんな力を持って生まれ変わるかである。


今日も色々妄想してスマートホンに書き、布団に横になり目を瞑る。


さて、突然だが俺は家具もなにもない白い部屋の中にいて、髪が腰まで白く長くて綺麗な女神様の前にいる。


「貴方は死んだので転生させてあげましょう」

「は?」


俺は目の前の女神様の言葉に自然と言葉が出た。


(え? 俺死んだの? あんなあっさり? いやいや、おかしいだろ)


そんな言葉を疑問に思い聞いてみようかなと悩んでいたら


「なになに? 疑問に思いますか?」


あれ? 考えてること読まれた?


「え? まぁ、はい女神なのでそれくらいなら、まぁそんな些細な疑問は捨てて下さいね、それでは転生についてですが、何でも構いません。但しメリットだけでなくデメリットを特典に付けるとメリットの特典が強くなるかもしれませんので考えて選択してください」


女神様のさらっとした発言を聞くも、そもそもいきなりすぎるし、なにより思考が追い付かずも思ったことを口に出す。


「いや、あのですね俺確かに転生に憧れてましたよ? 其れでもですね、さすがに唐突すぎて……はぁ、分かりました俺の使ってたスマホ出して貰っていいですか?」

「いいですよ」


女神様の笑顔に負けてしまい。これ以上言えなくなったので俺は、自身のスマートホンに、生まれ変わるならどんな力を持って生まれ変わるかとか、恥ずかしい妄想を書いたのが有るため女神様に了承を得てスマホを出してもらいそれを受け取り、探す。


「あ、あったこれでお願いします」

「ちょっと確認させてください」


……5分後


「うーん、デメリットはいいですがメリットとなる特典は、ちょっと難しいですね。まぁデメリットは無くてもいいんですけど問題が多い気が……いやでもこれなら」


何だか厳しそうだな。


「何でもいいんですよね?」

「はい、大丈夫ですよ」


(よっしゃー! これで俺も憧れの転生者の仲間入りだ)


と心の中で喜んでいると女神様から


「さて、そでは王戦転生を始めます。ルールは、とにかく勝ち残ってくれればオーケーですが、もし負けてしまったら、そこで敗退です。何か質問はありますか?」


……王戦? 生まれ変わりじゃなくて?

俺は、疑問に思い女神様に聞いた。


「王戦? 生まれ変わりじゃないんですか?」

「? 私一言も生まれ変わりなんて言ってませんよ? 私は転生としか言ってませんよ?」


俺の疑問を即答する女神様


「確かにそんな気がする…其れで王戦転生って何ですか?」


女神様は、少し悩んだ表情をしてから真っ直ぐに俺を見る。


「つまり転生者の王、最強の神の使いの様な者で転生者や異世界の管理をする者の事を差してまして……まぁ、勝ってください」


女神様の自信満々な顔と最後の言葉に俺は、負けた時が怖くなり気になってしまった。


「えぇー……ま、負けたら?」

「負けたら」

「負けたら?」

「……」

「……」


俺と女神様のいる部屋の緊張感が高まり自分の心臓の音が大きく聴こえる。ゴクリと口の中に溜まった唾液を飲み込む。女神様が口を開いて。


「特になにもありません」

「無いんかい! 神様に何て言い方を! つい突っ込んでしまった!」


女神様の笑顔と先程までの緊張感は一気になくなり俺はついツッコミをいれてしまい、余りの恥ずかしさと女神様の驚いた表情に顔が赤くなるのが分かり顔を隠すように頭を抱える。


「ま、まぁ此処までしっかり書いてあれば大丈夫ですね」


女神様は、空気を変えようと話を変えた。俺も恥ずかしいのでその話題に乗る。


「本当に大丈夫ですか? もしも負けたら、実は〇〇をしてもらうみたいなのは」

「なぜそこをピーではなく〇〇何ですか?別に構いませんが、では、それとこの機械のボタンを押してください。そうすれば別の場所に行きます。さて必要な物事は終わりましたので、行ってらっしゃい」

「ありがとうございました。行ってきます」


そのまま俺は女神様から機械を貰い手を振って光に包まれながら徐々に消えていく。


「それにしてもチートですね、いやむしろバグと言っても間違いないですよ、頑張ってくださいね期待してますよ」

「バグってせめて俺がいなくなってから言ってほしいです」


その言葉を最後に俺の視界を光が包みこむ。

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