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02 え、やっべ、マジいい声

「今日もかっこいいねぇ、美「田宮さん?」…東チャン」

「ちょ、目がマジだよ東……」


荷物を上に上げてからどかっと通路側の座席に座る。

脚を組んでから、まずは智絵に牽制。


私さ、自分の名前嫌いじゃないんだけどすんごい苦手なんだよね。

外見と全く合わないんだよ。上半分黒で下半分金のこの髪色にも、ロック系の服の趣味にも、平均身長上回ってるこの身長にも、きついって評判のこの顔にも、全っ然似合わない。

美雨だよ?“みう”。何の冗談だよって感じくらい不自然じゃね?可愛い過ぎて恥ずかし過ぎてどうしようもないわ。


だから私は仲良い人にしか名前を呼ばせないし、不特定多数がいる場所では絶対に名字で呼ぶようにお願いしてる。

東ヶ原は長過ぎるから大体みんな東って呼んでくれるけど……智絵は何回言ってもうっかり名前呼びしてくる。

わざとだったらちょっと沈めてやるところだけど、そうじゃないんだからしょうがない。


「あれ。智絵、色変えた?髪」

「やっぱり! 東ならわかってくれると思ってたのぉ! 泉全然つっこんでくれないし」

「ああ、いつもと違うなとは思ってたけど」

「つっこんでぇ! もっと田宮を見てやって!!」


「「お前まじめんどくせぇ」」


田宮(たみや)智絵(ちえ)森下(もりした)(いずみ)

全くタイプの違うこの二人は、私の親友とか身内とかって言ってもいいかもしれない。

泉とは一年生の頃から仲が良くて、三年生になって入ったゼミで智絵も混ざってつるむようになった。

大学でここまで仲良くなれる人がいるなんて思ってもみなかったわ。


マニッシュっつーかモノトーンだらけなサロン系の泉、フェミニンからロマ系を基本に冒険もする智絵、んで派手だけどコテコテまでいかないロック系を愛する私。

外見は全く合わないけど、中身は相性がいいんじゃないかと思う。


「冷たくしないで…っ!」

「じゃあその恍惚って感じの顔やめなよ」

「ったくこれだからドMは……私ノーマルだから付き合えませんわ」

「ドMが寄ってくるフェロモン放ってる人のどこがノーマルなの? 下劣な豚めとか言って人間を椅子にしそうなイメージがあるんだけど」

「……泉さん? 私のこと何だと思ってるんですかネ」

「見た目のイメージの話だよ」

「さっきだって“ひざまずきなさい!”って感じの登場の仕方だったもんねぇ」


甘ったるいガムを口の中に放り込んで無言を貫く。

身長と顔のせいで周りから見たら私は“女王様タイプ”らしい。自顔はそこまできつくないんだけど化粧が派手だから……まぁ直す気はないけど。


「前の前だったっけ? “もっといじめてほしい”とか言われたの」


くっちゃ、くっちゃ


「えぇ~何そのおもしろそうな話! 私知らないんだけどぉ。それってドMの先輩でしょ? 真性過ぎる!」


くっちゃ、くっちゃ


「でも東どん引きしたんだよね? ドM嫌いのドSって……」


ぷぅー


「食べ応えのある獲物しか狙わないっていうかねぇ」

「超肉食獣なんだよ、東は」


パァンッ!!


「……女郎蜘蛛と偏食家には言われたくねぇ」


そこまでアレな評価をされる私とつるむくらいだ。智絵も泉も結構アレだと思う。


「えぇ~! 私、女郎蜘蛛?」

「とにかく何でも引っ掛けて絡め取ってるしね」

「だって愛がほしいのぉ! オジ専より健康的じゃない?」

「オジ専じゃない。あたしはおっさんを愛でる会会長だよ」


「……私ら全員変だってことでよくね?」


類は友を呼ぶ。

私らの共通点は“変人”だってことだ。

こんなのどかな風景を横目にしてンな変な話したかないけどこれが私らの通常運行。

うっかり隣に座っちゃった人、お耳汚し失礼しますって感じで。ちらっと隣のボックス席を窺ってみる。


ひとりはかなり明るいライトブラウンの髪を軽く流してセットした王子様っぽい男。智絵が好きそうなハニーフェイスで文句なしのイケメンっつーか華のある美形くん。万人受けしそうなタイプだ。

もうひとりは長ったらしいダークレッドの無造作ヘアでちょいロックめな感じの男。前髪が長くて一見地味っぽく見えるけど鋭い顔つきは王子に負けず劣らずかっこいい。結構近寄りがたいタイプとみた。


かなり大人っぽいけど学生だな。多分年下。

こんなイケメン達にこんな変な話聞かれてたとか思うと何となく申し訳なくなってくる。

私らみたいなのは世の中の一部だけだからねー?女の子に幻滅しちゃだめだよー?


「あ、東あれ持ってきてくれた?」

「んー?」

「ロスエンのミニアルバム」

「……あ、うん。持ってる、大丈夫、忘れてない、今度こそ。宿着いたらでオケ?」

「うん」


LOS ANGELES。

ロサンゼルスって書いてロス エンジェルスって読むそれは、最近メジャーデビューしたばっかりの超マイナーなロックバンドだ。


泉は洋楽ロックばっかり聞くけど、私がすすめたロスエンはかなり気に入ってくれたみたいでCDを貸す約束をしてた……一ヶ月前に。

休み入ってからあんま大学に寄る用もないしタイミング悪くてのばしのばしになっちゃったけど、今日こそはって最初に鞄に詰めたから大丈夫。


「智絵も聴いてみる? iPod入ってっけど」

「アンソニーくらいガンガンくるやつじゃなきゃ聞きたぁい」

「あれデスメタだろ。基準にすんなよ」


パーカーのポケットからiPodを出して一番のお気に入りを選択。

私も聴きたいからイヤホンを半分こにして再生ボタンを押した。


ギターのソロから始まって、突然ドラムとベースが加わって一気に重さが増す。

それでもなくならない勢いに乗っかってヴォーカルともう一本ギター……



『――

Sweet sugary!

Sweet honey!

My sweet bi*ch!


やっと4番目 俺ってついてるよね

お前の1番 まだ決まってないだろ?


俺にしとけよなんて 大それたこと言わないから

ちょっと考えといて 電車待ちの2分間にでも


マスカラで伸ばした睫毛

グロスののった厚い唇

お前より美人はそりゃいるけど? お前はすげぇいい女だよ


Sweet sugary!

Sweet honey!

My sweet b*tch!

そんな顔して笑わないで

可愛すぎる 愛してやまねぇFu*kin bit*h』



毒があるのはいつものことだけど、ロスエンにしては珍しい、女を追っかけるダメ男の曲。

ヴォーカルの重めな声にミスマッチぎりぎりで合ってて、シングルのB面なのが勿体ないくらいいい曲だと思う。


「歌詞とかモロ東好みな感じだねぇ」

「智絵も好きっしょ、こういう曲」

「好き好き~! 次私にも貸して」

「あいよ。でもアルバムにはこれ入ってないかんね? メンバー以外の人が歌詞提供したから他のとはちょっと感じ違うし。まぁ他にも気に入る曲あると思うけど」

「へぇ~…あ、ねぇこれ曲名は?」


「ん? 『number4』」


ブッ!!


「っげほッ、ゴホッ、ぐッ……」

「ちょ、汚っ! 何してんの佳也!!」


……どうした、イケメン達よ。

飲んでたミネラルウォーターが詰まったのか知らないけど、めちゃくちゃ噎せてる地味イケメンくんと窓に張り付いてそれを避けてる王子くん。

あんまりに咳込んでるからちょっと心配になってくる。


「気持ちはわかるけどさ~吹き出すなら前もって言ってよ」

「悪、ぃ……いや、ゲホッ、無理だろ」


うん、無理だろ。無茶言うな王子くん。


つーか王子くん意外に軽そーな声してんね。間延びした感じが更にバカっぽ…親しみやすい。声質自体は綺麗でいいんだけどなぁ。


「はぁ……京介、飴」

「ハッカといちごみるくとレモンと黒糖」

「……レモン」

「大特価三百円でございま~す」

「うぜぇ」


……あれ?

地味イケメンくん、超声よくね?ものすんごい私好みなんですけど。


エロ声もとい艶のある声。耳元で囁かれたら一晩テイクアウト即オッケーみたいな。

え、やっべ、マジいい声。ここまで好みの声はじめてかも。こう、体の奥にズンってくる感じが……


「東、携帯」

「あ? あーありがと」


自他共に認める声フェチの礼儀として脳内分析採点をしてたら現実に呼び戻された。


泉の横に置いた鞄から主張してる洋楽のロック。

うっかりマナーにし忘れてたらしい。

メールじゃなくて電話なのがアレだけど、出ないでそのまま鳴らしとくのも迷惑だ。


ちょっと迷ってから通話ボタンを押して、トーンを落として声を出す。

人がまばらな車内じゃなきゃ普段はこんなことしない、けど……


「もしもし」

『あ、東ヶ原さん? こんにちは』

「……こんにちは、喜多川さん」


うわぁ……やば。着信相手見てなかった。

面倒臭ぇな。よりによってこの人か。


『最近留守電になること多いから忙しいかなって思ってたけど。今大丈夫?』

「あーすみません、今電車なんでできれば手短にお願いできますか?」


何で気付かないかなー留守電なのは避けてるんだって。

ゼミの先輩だから着拒しなかっただけで、お前と話したいなんて1mmも思ってないんだって。


卒業してもう一年経つから結構頭から消去されてたんだけど、やっぱ着拒した方がいいな、うん。


『あ、そうなんだ。どこか出かけてるの?』

「はい、ちょっと」

『俺も今久保田と遊びに出ててさ。あいつ服選ぶのすごい時間かかるんだよ。それで――』


……どうでもいい。

お前が今どうしてるかなんて興味もねぇし空いてる時間見つけて電話してやったみたいな彼氏面されんのもうぜぇ。


「すみません、喜多川さん。さっきも言いましたけど、今電車の中にいるので長く話してられないんですが。急ぎの用でなければこれで」

『あっ、ちょっと待って美雨ちゃん!』


あ゛?

美雨、ちゃん、だぁ?


『あの、さ……美雨ちゃん、俺のことどう思って「うぜぇ」

『え?』


「うぜぇって言ってるんですよ。

大した用もないのに一日に何度も電話してきたり私が何してるか確認するメール送ってきたり私の飲みかけのジュースパクったり帰り道であたかも偶然出会ったみたいに一緒に帰ろうと待ち伏せしたり。テメェは私の彼氏のつもりか有り得ねぇよこのストーカー。トラロープでふん縛って警察署の前に全裸で転がしてやろうか? あ?」


『は? ちょ、美雨ちゃ……』

「誰が名前で呼んでいいっつったんだようぜぇな潰されてぇのか。

あ、もうトンネル入るんで失礼しますね。これ以上私の周りちょろちょろするならマジで警察に相談するんで。さようなら」


ブッ、プー、プー、プー……


「ふぅ……」


「ッキャハハハハハ!! サイコー!! かっこいー!」

「あー…今のお肉先輩?」

「うん。卒業したからもういいっしょ」


ずっと噛んでたガムを捨てながら晴れ晴れと言ってやると、智絵が何とか笑いを治めながら座り直す。

……つーかお前涙流すまで笑ってんじゃねぇよ。


「ぷっ、ふふふ……ずっと我慢してたもんねぇ、東」

「東が優し過ぎるから…だから向こうが図に乗るんだよ」

「だって関係こじらすのも面倒臭いし。表面だけ取り繕ってやり過ごせばよくね?」

「私無理ー! 気持ち悪いもん、あの人。絶対キスもエッチもしたくない、手も繋ぎたくない!」

「そりゃ私だって嫌に決まってんだろうが! あいつとヤるならその辺の犬のがマシ」

「勘違い野郎な上にデブでメガネで甲高い声……女の悪夢が詰まってるよね」

「“揺れる肉!飛び散る汗!”をキャッチコピーに頑張ってくださいって言えばよかった?」


ブプッ!


おいこら王子。盛大に吹くなよ。聞こえてんぞ。

エロ声イケメンを見習え。必死で笑い堪えてんだろ。肩震えてるけど。



《――、――でございます。七分少々停車いたします》



ド田舎の宿命、単線の罠だ。

本数少ないくせに何で同じ時間に上下線が通る様にしてあるんだろうね、謎過ぎる。


「あ、私お手洗い行ってくる~」

「は? そこにあるけど」

「電車のトイレ嫌いなの。東、足」

「はいはい」


組んでた脚を通路に出して鞄を持った智絵を通してやる。

狭い駅だし、まぁ七分あれば行って帰ってこれんだろ。


「……ねぇ、東サン」

「なんすか泉サン」

「今日、東遅れたよね」

「うん」

「あたし朝、バス乗り逃がしてチャリで駅まで来たんだよね」

「おー、お疲れ」


「次は智絵の番だと思うんだ」

「…………うん」


ハズさない女、田宮智絵。

今回は何をやらかしてくれるんだろうか。


「トイレの場所わかんなくてわたわたしてたら発車」

「階段でこけて電車を見送る」

「イケメン見つけてぼーっとしてて終了」

「まさかの反対側のホームに停車するはずの電車に滑り込む」


「「…………」」


有り得ない、こともない。


無限の可能性を七分間言い合って、無情にもドアが閉まる。

ギリで別の車両に乗ってないかメールを送ろうとする前に受信ランプが光った。



From 田宮 智絵

Sub やってしまいましたっ!

------------

トイレの洗浄ボタンを捜索中に発車ベルが鳴り……

取り残されたかわいそうな田宮です(´・ω・`)

えへっ☆

------------



画面を泉に見せて。

二人同時に吐き出した溜め息は、どこまでも重かった。


「あいつ馬鹿じゃね? つーか馬鹿」

「……次の電車一時間後だって」

「何であんな楽しいことしてくれちゃってんの」


半笑いで文字を打ちこむ。



To 田宮 智絵

Sub 無題

------------

さすがお前だよ

体張ったボケありがと

------------



From 田宮 智絵

Sub えへへ

------------

笑ってくれるならうれしい(≧3≦)


奇跡的にも近くにコンビニが見えたんで何か買っておきましょうか?

泉さまにもよろしくお伝えくださいっ(・∀・)ノ

------------



「泉、何かほしいもんあるかって」

「んー…水とヘアピンと化粧水」

「化粧水くらい貸すから。つーかヘアピン必要なくね?」

「二本で奇跡的にまとまってるの。これ取ったらひどいことになるっていうかもうなってる……」

「まとめ直してやんよ」

「お願いします」


元々適当に括ってた泉におだんご頭を定着させたのは私だし、背中の半ばまで長さがあればゴムいっこでおだんごするのも余裕。

泉の横にあった荷物を智絵がいた場所に移して、空いた席にのひじ掛けに座る。


「メール打っといて」

「はーい。東何いる?」

「爽健美茶とマルメンウルトラライト。なけりゃクールかセッターレボ。メンソ入ってりゃ大体はオケ」

「……呪文っぽい。ペシェは?」

「1mgは軽くてやってらんねぇです」

「最高15mgだっけ?」

「ありゃさすがに今やるのは無理だね。くらくらする」


手櫛で軽く梳いて、纏めておだんごにしてから余った毛先を巻き込んでゴムに挟んで整える。

まぁこんなもんか。


「ありがと! あ、あたしマルメン余ってるから吸う? 買ったはいいけど重くて」

「マジ? 吸う吸う! 今日大量消費する予感だし」

「うちら集まると部屋が白いよね……」

「不健康もいいとこだな」



《次は――、――でございます》



腕時計と到着予定時間をすり合わせて、壁に張られた路線図を睨みつける。

いや、別にマジで睨んでるわけじゃなくてさ、目ぇ悪いんだよ私。ぎりぎり裸眼で免許取れるくらいだからそんなに悪くないけど、小さい文字はねー。

コンタクト好きじゃないし、眼鏡は講義と夜中運転する時以外したくない。これ以上視力落ちないでほしいわ……


「あと三駅だったのに……田宮マジ馬鹿」

「まぁ急ぐ旅じゃないしね」


ガタッ


通路を挟んだ隣でエロ声くんがペットボトルを倒して王子の足に落とした。

結構そそっかしいのかね、彼は。


電車が緩く停まって、ドアが開く。と同時に笑い声と怒鳴り声。

……うるせぇな。何だよ。ガキが粋がって騒いでんじゃねぇ。


「東、美人が台なし」

「平凡顔がもっとひどくなるって正直に言ってもいいのよ泉サン」

「どこが平凡なのか教えてほしいんだけど。何で信じないかなぁ…」

「お前はかわいい私は平凡。これ世界の鉄則」


ブスとまでは行かなくても私は結構平凡な顔つき。

化粧とか服の派手さでカバーしてるけど実際はたいしたことないってのが実情だ。


「東マジ眼科行って。何であたしがかわいいのか謎なんだけど。世界摩訶不思議だけど」

「だってかわいいもーん。愛してるよ泉」


女の子は愛でる。更にかわいいものはとにかくかわいがる。それが私だ。

ちっさくてリスとかモモンガみたいな泉はマジでかわいい。私が男だったら絶対何が何でも彼女にする。男前レベルMAXにしてかわいさに釣り合うようにする。


「っちょ! 何でキスするかな……!」

「ほっぺにちゅうくらいでガタガタ言うなや。かわいいお前が悪い。

彼氏できたらまず私に言うんだよ?ファミレスで減算方式の彼氏チェックしてやるから」

「確実にマイナスにされるから絶対言わない」


冷たい…けどそんなところもかわいい……ってこれじゃ智絵と同類じゃねぇか。

智絵がいると“ああこいつ変態だなぁ”って冷静に見られるけど、あいつがいないとどうもその役が自分になってる気がする。

私はまだノーマルでいたい。周りからノーマルって認められなくても私は変態じゃないって信じてる。


「泉今日化粧してんね」

「……だってみんなと会うから」

「かわいいなーかわいいなぁー」

「明らかな美人に言われてもやる瀬ない……!」

「だぁから……ん?」


ガラッガラの車内。

わざわざ狭いボックス席に相席する理由はない。


私と膝を突き合わすように座ったその人を見て、腹筋が崩壊しないことを心の底から祈った。

歌詞はインスパイアされているものはありますが自作です。見る人が見ればすぐわかりそうな…

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