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街の置き物
他人のやり取りを観察しながら
骨格からの生活と性格
振る舞いからの感情と方向性を見る
眼鏡を外した人の眉間の皺と
普段から眉間に皺がよる人の皺は
少し違うものになっている
付随する周りから違うものだ
この物差しは自身の体験に基づき
他人をはかる愚劣な行動ではあるが
それをやらない人は
難しい人生にしかならない
やり過ぎる人は
難しい人生になるというだけであり
変わった人と呼ばれる
決まった順番で
決まったことを行っていく
出来ないことがあるとイライラする人
アクシデントを華麗に処理し
その後も気にすることなく
他人をフォローし続ける人
誰かに言われた訳でも無いのに
ゴミを拾ってビニル袋へ入れ
いかついサングラスをかける人
くだらない言い争いをし
周りから警備員を呼ばれて
二人して平謝りをしている人達
子供に対応する時に
必ず膝を曲げて目線を合わせ
スクワットを何回もする人達
歩くのが遅いお婆さんを
傘を腕にかけながら振り返り
大きな声で呼んでいるお爺さん
様々な人が居るが
誰一人として明日を疑わない
それを出来ることが
どれほど意味があるのか
どれだけ支えられているのか
考えていないように過ごしている
見えない汗があることに
感謝できているだろうか
くだらない人達が減ったのだから
意味はあったのだろう




