成ったから持てるもの
濁りが清潔に変わる人間社会の歌は
酷い綺麗事で固まるけれども
そう言わなければ
消えそうになる自信が
各所の出入り口の上で
寒さと共に点滅しているのだろう
自ら信じるものを
安く売り叩いているからか
高く売り捌きたいからか
そんなくだらない自信は
持つだけ無駄だと思えないのか
今ある自信に信念は宿っているか
魂はそこにあるか
だとしたら
1ミリも消え去る理由が無いのだ
失敗したとしても
取り返しがつかないとしても
存在が消えることは無い
余程の法律を突き付けられない限り
存在は強制的に消えない
誰かの悪意に巻き込まれない限り
存在は強制的に消えない
今の日本では
易々と盗まれるものではないのだ
何故、小さくなるのだろうか
出来るだけ広げて仕舞えば良い
畳めなくなるくらいに
他人の顔色など気にせず
堂々と広げて仕舞えば良い
結局はあなたに見合う広さへと
持てるだけの形へと変わる
平べったくするか
立体にするかは自由だが
ゆったりと持てるものになる
それを失ったと呼ぶには
あまりにも汚い
それは挑戦の末に
成ったものと呼ぶのだ
そこへ自分が宿る
何も無いところから生まれて
何かを残せる存在になっている
信念と魂が織り込まれ
存在として必要なものになる
誰かのデータの数字になろうと
1は1であり
その数字は必ず必要なものになる
たったそれだけだろうと
考える必要は無い
何も無いところから生まれたものだ
自らを信じているから
今の中に居るのだ
それを自信と呼ぶのだろう




