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屈折した早期リタイア

早期リタイアというものがあるが

アレをやろうとしないのは

やれない理由を作っているからではなく

皆が困る形になるからだろう

計画性が必要になり

ミニマリストで過ごし

人付き合いは回数も決まっていて

不自由の前借りをしているようである

能力と継続性があり

運用が上手いならば可能ではあるが

そんなことより

絶対に考えなければならないことがある


貧乏人の早期リタイアは

自ら亡くなることであるからだ

己を首にするとは

言い得て妙ではあるが

ただでさえ

現役世代は居ないのである

低賃金の成れの果ては

今だってあるし

仕事の失敗と人間関係

自ら亡くなる人間の数は

毎年、そんなに変わらないが

アレを早期リタイアと見たなら

社会は困ってしまうのだ


能力があったから出来た

早期リタイア者達が

不便になった社会を捨て

海外へと行くだろうし

最初からそれを視野に動いていた人も

それなりに居ただろうが

一人姥捨山をやっているようなもので

述べた言葉の信用度は下がる

人間性に疑義が出るから

下がった信頼と考える方が正しい


そのまま居たとしても

小さな部分で粗が出るようになり

移民問題よろしく

移民の人間で溢れた街で

好きなことをしなければいけなくなる

思い描いた形ではないだろう

だが社会は変わることは

分かっていた筈である

一つ違うのは

許容範囲から飛び出た形になるからだ


そんな屈折した早期リタイアを

考えてしまう人なんて

少ない方が良いだろう

その無駄ではない強さを手にして

のんびり生きる方が良い

首から上は回すもの

聞ける人間が居るなら

金太郎飴の顔で聞きまくればいい

人生はやり直せるのではなく

そうやって作っていくものである

生きている間は完成しないのだから

どんなに傑作であろうと





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