表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/24

六畳一間の問題

惨憺となる六畳一間は

吹き出しの付いた言葉だらけだ

茶封筒の字面と数字

バーコードが散らばって

電気とガスの音が消える

水が最後の理由が

現実に横たわっているから

目の前に居る人間は

ネジが外れてしまったのだろう


敷居に入り落ちて

臭いが鼻を照らすのは

人間は生き物だということだけで

人間社会が作ったまともさの方が

空想だったと

勘違いしてしまうくらいだ

言葉が空間を振動させない

8050問題の先

命が終わる前に終わっている

形無き生き物として

かろうじて社会にしがみ付く

人の形をした何かが

人の形をして笑っている


何もせずに通り過ぎるのは簡単で

社会福祉に数兆円

使われるくらいだろうな

何も生まない

時間を消費するだけ

まともな感覚ならば

そう述べるが

問題しか生まない

他人の時間を消費するだけ

金だけのNPO法人

社会福祉活動家が寄ってくるだけ

そういう感覚と

末期の弱者ビジネス

そういう看板が

空中で電飾に彩られている


ここで何とかするしかない

これで何とかするしかない

責任は後から取ればいい

そんな人間はこの世に存在しない

出来る範囲を話して

僕は帰っていくのだ

問題だけを残して

帰っていくしか出来ないのだ

意思決定は僕には無い

意味だけを作り

支援した形を作り

社会にやりましたよと報告し

それで終わりなのだ

変わらない明日を残して

それで終わりなのだ




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ