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歩行
鬱血している浅黒さに
存在の行方を見る
左右に揺れるようでいても
誰にも分からない
花の香りと花粉のぶつかりで
捻じ曲がった鼻の奥みたいに
砕ける足音がする
ねぇ、連れ出したらさ
ねぇ、あれに乗りたい
ねぇ、駄目そうならさ
ねぇ、終わらせてもいいかな
ねぇ、最後には
ねぇ、綺麗になるよ
ねぇ、何も知らないことは
ねぇ、綺麗ってことでしょう
それを引っ張りあげられるのは
物理法則では無い
前後が分からなくても
勇気だけあればいい
風の匂いと温度のぶつかりで
千切り落とす神経のOFFを
繋がる雷が鳴く
ねぇ、少しだけ
ねぇ、話しをしようよ
ねぇ、少しだけ
ねぇ、食べようよ
ねぇ、最初から
ねぇ、汚くても良いよ
ねぇ、何かを知ることは
ねぇ、ノートを埋めるってことだよ
知らなかったけど
知って良いことは世界に沢山ある
知りたがりじゃなくて
生まれて学ぶこと
埋めて歩くこと
最後の最後はボロボロでも
必ず存在として残るもの
さぁ、単純な話をしよう
まずは今日の為に
さぁ、新しい話をしよう
大丈夫な明日の為に
さぁ、昔の話をしよう
あなたを知る為に
さぁ、自由な話をしよう
この時間に慣れる為に
さぁ、少しだけ手を繋ごう
理由を忘れて
素直さを埋めて




