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後先にあるもの
固める為の意思は
簡単には作れないものだ
それは曖昧で居て
自由で居たくて
責任を取りたくないという我儘で
何処か子供のままの存在を
守りたいと願っている
だからこそ
腹を据えた人間の言葉に負け
覚悟を決めた人間の雰囲気に負け
後が無い人間の顔に負けるのだ
悪戯にやると決めても
意識は空中のシャボン玉のように散る
少しづつを気にかけて
やれなかったを気にかけて
必ずやる時間を作ろうとする
点で良い
日にちという線にする為に
命は明日を欲しているのだ
逃げられない時間ではない
迎え撃つ為の時間だ
己の何かを狙い撃つ為だ
戦う為に生きているのが人間であり
負けない為にやることが努力であり
生き残る為にやることが学びである
それは平和であればあるほど
技術革新があればあるほど
必要な感覚となって
目の前にあるものである
弱さではない
怠惰でもない
だが、やらねばならないと考えて
やらねばならないに追い込まれ
それが生きていく実感になる
考える先に考えることがあり
考えた後に考えることがある
蜘蛛の巣と夜空に浮かぶ雲は
全く同じでありながら
全く違うものになるのだ
役割と存在の先に
成りたい形があるみたいに
命の後に
成すべき形があるみたいに




