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歩き方

夜空の下にある形は

人間の色を月に映すものだ

明るければ明るいほど

暗闇の道はよく見える

冒険のし易さは段違いで

だからこそ

遠くまで行けるのである


もし真っ暗であるなら

動かない方が良い

道の脇の側溝に

足が捕まる程度ならばいいが

最悪を考えれば

折れることも

転んで亡くなることも

想像がつくものである


手製のランプか

オイルライターか

休み休みで進むしかない

人によっては疲弊し

立ち止まった場所で

家を作り始める

そこまでいってしまうと

周りの明るさなどは

関係ないのだろう


進む為に来た場所で

居を構える姿は

諦めに近い姿に見えるが

違う方向から見れば

しっかりと進んでいることになる

滑車を回しながら

大切なものを光らせようと

時間を費やす

同じ場所で

動き続ける太陽となるのだ


同時に行えることが

本来なら良いことなのだが

現代人は怠け者であるので

いずれかを足枷にしてしまう

勝手に暗闇だと勘違いし

大切なものを明るい方へ

送り出したり

ランプで辺りを見回したりする

これが時間の無駄だ


自分に自信が無いことと

それらは無関係である

他責に近い動き方であり

何等、手にできないものの動き方だ

人は万能ではない

自身にできることしか出来ない


それが分かっていながら

必要なものを手にしようとすることを

小さな失敗の数々を

何処かで皮肉としてしまう

第三者になってはいまいか

そういう人間のくだらなさは

今まで以上に理解している筈が

目の前の事柄となると

くだらない人間以下となるのは

何故なのだろうか





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