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Blood Times-吸血鬼たちの小夜曲(セレナーデ)  作者: 弁財天睦月
闇夜のその先

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87/118

3-12

激情の狂宴は1時間を超えた。

2人の自衛隊員の肛門はリリーの巨大なモノを挿し込まれて裂けてしまった。

血だらけだ。

とりあえずの欲望は満たしたが物足りなさもある。

人であった時には新宿2丁目界隈でハードゲイとしてブイブイいわしていた。

夜ごとのハードコアなパーティーで脳を灼き尽くすような快楽に溺れていた。

「連結列車」などでは全員の一体感もあってどっぷりと快楽を謳歌していた。


連結列車とは1番目のナイスガイのアナルに2番目のマッチョがそそり立つ陰茎を挿入する。

2番目のマッチョのアナルに3番目のイカれたイケメンの陰茎が突き刺さる。

そうやって男たちが次々とつながっていく。

全員がそろって腰を振る。

まさにハードゲイたちの極上の(うたげ)


そんな淫蕩な生活を送っていたが、どこで感染したのかわからないがHiv感染者になっていた。

だからといって騒ぐこともなかった。

好きなように生きて死んでいくだけだと思っていた。

ヒョンなこなとから吸血鬼の眷属として生まれ変われた。

Hiv感染どころか崩れていた歯も含めてあらゆる病気を受けつけない体になっていた。

さらに生まれ変わってクモの生態を取り入れた血液融合吸血鬼へとまた生まれ変われることができた。


翌日の午後4時をすぎた時間に川上は怒雷組の組長の天女目道命3佐と副組長の白石順美2尉を幕僚長室へ呼び出した。

どういう説明に持っていけばいいのかをずっと考えていた。

結論としては吸血鬼の要求をのむことになる。

さんざん悩んだ。

家族の命がかかっている。

特に長女の川上天だ。

現在はデザイン事務所に務めている。

将来的には独立したいと思っている。

年齢は26歳でこれから結婚もひかえている。

いろいろと天秤にかけてしまった。

どうしても娘のほうが重くなってしまった。


吸血鬼のヤツらなら血も涙もないバケモノなので確実に殺されてしまうだろう。

これまでの自衛隊員たちの死を見ればわかる。

自分の家族だけではなく、ひょっとすると関係者全員の家族がすでに人質として上がっているかもしれない。

和久井大臣や秘書の森田のようにだ。

なかなか納得させるのは難しいだろうが考え抜いた説明で押し通すしかなかった。


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