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Blood Times-吸血鬼たちの小夜曲(セレナーデ)  作者: 弁財天睦月
闇夜のその先

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77/119

3-2

天女目は警戒中のチームの隊長に声をかけた。

挨拶はしておいたほうがよい。

勝手に突入するとあとあと面倒なことになる。

当然のことだが怒雷組のことは知らされてない。

ただ上から下までまっ黒な特別編成されたチームが建物内に突入するということは事前に知らされていた。

そのチームが到着したんだろうと思った。

リーダーとしてはお気をつけてとだけ返した。


天女目は後方に合図を送った。

7名の黒ずくめの隊員たちが機敏な動きをみせる。

やっと突入できる。

最初の突入から1ヶ月以上もかかってる。

中の様子はまったくわからない。


それらの慌ただしい様子をちょっと離れた場所からうかがっていた者がいる。

月読とちよのコンビだ。

月読は弱体化して人間化している。

その代わりちよが吸血鬼化していて元気いっぱいだ。


「先を越されたか···」


山梨県忍野村から戻った月読はマダム・ゼリーゼリーの店を訪れた。

カッツェ委員会の第6SSの隊長であるガンズ・C・ウィッカーの居場所の情報が欲しいからだ。

滞在しているであろう場所をピックアップしてもらった。

他にも最新情報を仕入れることができた。

自衛隊の新たな動向も把握している。

あのまっ黒な連中が対吸血鬼に特化したチームだ。

それにしても人数が少ないようだが。


「どうするの?

突撃する?」


ちよはヤル気まんまんだ。

独りだったら突っ走ってたかもしれない。


「それはないな。

様子を見てみよう。

自衛隊とも接触することになる。

あとで厄介なことになる」


月読としてもジリッとした思いはあるがこんなところで自衛隊なんかと関わってしまうと人間たちにも追われてしまうことになる。

そういったことは極力避けたい。

どうなるかは見ものだな。

吸血鬼がそうやすやすと人間に負けるとは思えないが。


天女目率いる怒雷組員8名は廃業になっている障害者福祉施設の入口ドアの前まで進行。

ここまでは特に問題になることはない。

吸血鬼どもは太陽の下には出られない。

建物内に入る前に装備類の再確認。

こういうところは日本人らしい。




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