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Blood Times-吸血鬼たちの小夜曲(セレナーデ)  作者: 弁財天睦月
闇夜のその先

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3-1

3


天女目道命は原宿の例の障害者福祉施設跡地にいる。

新組織で防衛省吸血鬼特別対策機関「怒雷組(どらいぐみ)」の組長としてだ。

全員で10名しかいない。

マダムなんとかっていう店で揃えられる特殊装備が8名分しかなかったからだ。

オーダーはできるようだが材料の入荷次第ということになるらしい。

そのため期日指定などはできない。

仕方なく当面は8名で活動することになる。

他の2名は後方支援担当だ。


吸血鬼対策は待ったなしの状況。

それと予算の関係もある。

1人分のフル装備で約45億円もかかってしまう。

8名分だけで360億円ほどの巨額の費用がかかっている。

航空自衛隊のF35A戦闘機で1機120億円なので3機分もの費用になる。


特殊装備を使っての訓練はそれほどの時間をかけて行ってない。

自衛隊員なので日々訓練は行っている。

この装備での実戦は今回が初めて。

ぶっつけ本番に近いものがあるが選りすぐりのこのメンバーならやれるはずだ。

実働組員は8名。

後方サポート組員が2名。


午前10時51分。

見張りとして自衛隊員が車の中にいる。

車は近隣の住人たちに不安感を与えないようにといった配慮もあって普通のワゴン車。

もちろん武装して搭乗している。


天女目は車に近づいていく。

銃は手にしてないが全身黒ずくめのバトルスーツ姿。

ゴムのような素材で作られているらしい。

例えば銃弾が当たったとしても素材が吸収した1点ではなく周囲に衝撃を拡散させてしまうので軽く叩かれた程度ですむ。

貫通もしない。

吸血鬼の牙や爪だって通さない。

それにプラスしてパワー増幅スーツでもある。

全身に張り巡らされている毛細血管のようなワイヤーによってその個人の力を約5倍近くにまで増幅させられる。

電源が必要になる。

腰部にある小型バッテリーでの駆動で約6時間の使用が可能。

この技術もそうだが素材に関してはそう簡単には手に入らないものだという話だ。


武装としてはアメリカ軍で使われていたM16アサルトライフル。

現在使われているXM7のひとつ前にメインで使用されていたアサルトライフルだ。

最初に見た時はいまさらと思ったが中身は大きく改造されたものだった。

重量も軽くなっていて消音や射撃時の反動も軽減されているといった優れものになっていた。


特筆すべきは弾丸。

5・56ミリの通常弾も使えるが対吸血鬼用の弾丸が最も有効だと思われる。

なんでもニンニク成分の弾丸なんだそうだ。

吸血鬼に対して有毒物質を使えるのは勝率がグッと上がる。

他にも状況に応じて弾丸を使い分けるられるように数種類のマガジンを携帯している。

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