表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Blood Times-吸血鬼たちの小夜曲(セレナーデ)  作者: 弁財天睦月
闇夜のその先

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
57/175

1-1

1


それを聞かされた時は耳を疑った。

それほど衝撃的なことだった。

川上将吾陸上自衛隊幕僚長に呼び出された。

呼び出されたということは、いよいよ本格的に出動するのかと気が引き締まった。


荒木信長は陸上自衛隊の2佐。

現在は対吸血鬼特別作戦室の室長を務めている。

陸上自衛隊員の中から荒木が中心になってスカウトして作ったチーム。

隊員を集めて本拠地を決めて訓練などで約1年がかかっている。

かなり急ピッチで進めてしまっているため十分に準備ができたとは言い難い。

それでも急がなければならなかった。

それほど切羽詰まってもいた。


幕僚長室にいるのは川上と荒木だけ。

ソファセットに向き合って座っている。


「今日は、他の人はいないんですか?」


「まぁな···

極秘任務の話だ。

人は少ないほうがいい」


ということはいよいよだと荒木は緊張を隠そうとはしない。

そしてテーブルの上に東京都の地図が広げられた。

川上が指差したのは意外な場所だった。


「まさか、こんな所に···

吸血鬼の拠点ということですか?」


「いや、そういうわけではない。

ここは工場になる。

人間の血液採取のためのな。

そういう意味では重要な場所であることは間違いない」


「あの、訊いてもいいですか?」


「何だ?」


「その情報ソースはどこから?」


「これは防衛省や警察からではない。

民間からだ。

最近わかったようだ。

いつからあったのかまでは知らんがな」


これは盲点の場所だ。

近所に住んでる人でさえも気づいてなかったということだろう。

それほど慎重に用心深く運営してるってことだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ