設定資料
設定についての、作者が利用する為に作ったメモ。
もしごちゃごちゃして来たら、これを読めば大丈夫なはずです。
=世界名=
ラーザイナ・フィールド
=神様=
愛と慈悲の女神ツィールカ
運命と生命の女神レシアンテ
知と戦の神ソールブ
この三柱が守護しており、世界のあちこちに建っている神殿は全てこの神様を祀っている。
=六大神殿=
中央神殿であるカザニフを頂点とし、火の神殿ヒノック、風の神殿エアリーゼ、水の神殿ウィルテル、地の神殿ツリーエブ、光の神殿フェルノアがある。
カザニフには託宣を担う巫女がおり、この神殿の勇者が呼び出される。
カザニフでは魔王の骸を、他の五つの神殿では、魔王の魔力を五つに分けて保管する聖具が置かれ、瘴気を清めている。神殿が五芒星の形になるように建っているのは、それにより結界を張ることで清めの効果を増幅する為。
=他の神殿=
世界各地に神殿があるが、これは六大神殿の下位にある。
しかし各地の神殿の長は力ある者がついているので、能力で見れば優劣さはあまりない。
強いていえば、神殿の守る役割により優劣がついているだけ。
=宗教遺跡=
流衣が放り出された黄昏の遺跡など、捨て去られた神殿跡も多い。
しかし元々が聖なる役割を持っているので、神聖さは変わらないことが多く、そのような場所には魔物は出ない。
=魔法=
火・水・地・風・光・闇の六属性が基本属性。
これらを変化させたもの、例えば光⇒雷、水⇒氷、地⇒植物などは特殊属性である。
他にも、魔力とイメージを使うことで移動したり物を移動させる術・転移魔法や、使い魔を呼び出す召喚魔法がある。
勇者の場合、女神が呼び出すので、一般でいう召喚魔法とは意味合いがずれる。
初歩の魔法は日常生活に根ざしたものが多く、下らないけれども役に立つ。
例:水の魔法の初歩「畑に水遣りする術」、など。
=聖法=
神官が、才能もしくは修練によって身につける術。
聖法の術一・解呪、術二・解毒、術三・浄化、術四・薬効強化、術五・癒しの五つがある。
数字が小さいほど習得が難しいとされるが、人によって向き不向きがあるので、術一が使えても術五はさっぱり、という者も中にいる。また、数字が小さいほど危険度も高い。
=魔王=
数百年に一度生まれる、魔物の王。
形はそのときどきで変わるが、そこにいるというそれだけで世界の秩序を乱す。
世界に溜まった負の要素が形を持ってあらわれる姿だというのが定説。
魔王が生まれると、魔物が凶暴化したり、常識を外れた行動をとる。
しかし魔王の持つ魔力は膨大であり、聖具をもって力を封じなければ勇者の力でも倒すことは出来ない。
=魔物=
一般的に「魔物」といった場合、使い魔ではなく、魔王率いる闇の眷属とされる方を指す。
魔物と動物の見分け方は簡単。魔物ならば、身体のどこかに先の細いダイア型の黒いシミを持って生まれるからだ。
大概において魔物の血肉には毒があるため、食用には向かない。いつの間にか生まれ、いつの間にか徘徊しており、人に害をなす。
魔物もまた、負の要素が形をとった物といわれており、魔王が倒されても消滅することはない。
ウシネズミのような雑魚から、竜のような凶暴な物まで種々様々。
=貨幣=
世界共通貨幣としてクリエステル貨幣がある。
金貨一枚=銀貨十枚
銀貨一枚=銅貨百枚に相当する。
食費のみの計算なら、独身男性なら銀貨五枚もあれば一ヶ月を楽に過ごせる。
=ラーザイナ・フィールドの暦など=
一般的に大陸暦が使われている。
一年は十五ヶ月あり、一月は三十日で構成される。
そして、一週間は六日で、光・火・水・木・風・地の曜日があり、光の曜日は「始まりの光」で、地の曜日は「眠りの地」と呼ばれている。日本でいうところの日曜日が、ここでは地の曜日である。
また、一日は二十四時間、一時間は六十分、一分は六十秒となる。
季節は四つに別れており、一月と二月、それから十二月、十三月、十四月、十五月は「静謐」、三月と四月と五月は「祝福」、六月と七月と八月は「輝き」、九月と十月と十一月は「豊穣」と呼ぶ。
例えば「祝福の第一の月」と呼ぶことで、三月を意味している。つまり、その季節の中の月を番号付けで呼ぶのである。
これは一般的な呼び方で、正確に記述する際は「大陸暦~~年、三月、~~日」と記す。