Act.One 2人の誓い ともに歩む Vol.3【押忍身くんにとっての初!三河湾散策】
2期生になると専門教育科目が増え、慌ただしい日々となり、将来を見据えながらの活動となります。
私は、行政コースの地方公務員上級採用試験を、
押忍身くんは、教員採用試験を受験する。
それぞれ目標設定をし、いざ、始動です。
一緒の科目、カリキュラムがあれば席を隣りにし、知識を貪欲に吸収し合う。別々の場合はお互いに情報交換をしながらdiscussionです。
2人が歩きながら議論に白熱している際、学友が私達を面白がって、苗字で後ろから呼びかけるのです。
なぜって、
大鷲見 おおすみ
押忍身 おすみ
似ている?
2人同時に、呼んだ?って振り返る姿が愛らしいそうです。何も意識していない自然体も新鮮だとか。
大学のcircleにも所属。
私は、アングラの演劇研究、
押忍身くんは、バンカラの武闘道に。
忙しなく過ぎる日々に、ひと息。と思って私から押忍身くんに蒲郡を案内するけど、どう?
海無し山無し市在住の押忍身くんにとって蒲郡は驚きの連続だったらしいです。
陸と橋で結ぶ離島の神社で参拝。水族館では珍しい生き物を鑑賞し。
お昼は、小高い山に華麗な建物の1角の場所で和食をchoice。
昼食後は、その建物の館内を散策させて頂きました。
ここでは、結婚の挙式、披露宴ができるんだね!
私はその雰囲気に大感激!wedding-dressの試着をしてみたい!願望を抑えるのに必死でした。
押忍身くん曰く、ここで結婚式ができるようがんばってみる!
ほとんど冗談交じりでしたけれども。
最後に、蒲郡市内にある家族の行きつけの喫茶店に。
お抹茶と黒蜜あんみつのセットが我が家の定番。
すると押忍身くん。
「私の本家では、大切なお客様をお呼びした際は、お抹茶を点て、季節の和生菓子を添へ、おもてなしをなさいます」
「いつか大鷲見さんを本家に紹介してお迎えし、一席設けたいです」
なぬぬ。意味深な発言ですこと。
押忍身くんの生まれ育った街は、どんな所なのでしょう。いつの日にか招かれる日を楽しみに。心の中で、
「お約束だからね」
願っている私がいるのです。
今日は付き合ってくれてありがとう。楽しかった?
1時間半ほどかけて帰るのだから、気を付けてね。
じゃあまた、大学で。
将来の私達のためにがんばろう。