2025年1月1日
XX星、XX人の私たちは、いや、XX星の地底人か。今、地上人と争ったりしている。
私はさや、今年に20になる地底人だ。
今日、村長に呼び出された。毎年今年20になる人たちが村長に呼び出されていることはずっと前から知っている。村長の家に行くと、
「後、一人来るんだけどな、少し待ってろ。」
5分くらい待った時だった。ガチャ
「すみませぇん!おくれましたぁ!」元気な女性が入ってきた。
ビクッ (ああ、これ苦手なタイプだ、、、)
私と正反対で村長にもあんなふうに話せるなんて、、
村長は「全員揃ったな」
「じゃあ、陽奈、さや、今年に20になる、ということだから今は19か、」
(隣にいる女性はひなさんって言うんだ、、)
「今年からはお前たちも大人と同じように仕事をしてもらう。」
「ええっ!どんなお仕事なの?」
(はぁ、タメ口で話して、、 大丈夫なの?)
「仕事内容は、
「地上に行って食料や、物資を取りに行ってもらう。」だ。
初めて行く時は、付き添いの人、二人もついていく。今回は特別に3人で行ってもらう。
まぁ、慣れてからも2人で地上には行ってもらうけどな。
地上に出る入り口は、また教える。」
そう言いながら、一枚の紙を渡した。
「地上へ行く日が書かれた紙だ。
その日になったら、またこの家に集まってくれ。
後、制服と大事なものを入れるカバンも渡す。
カバンの中に入れるものはその日に渡す。
以上だ。さぁ、私もやりたいことがいろいろあるからな、帰ってくれ。」
「はい」「はぁい…」
私は緊張しすぎてこの後のことは覚えていなかった。
それも、物資を集めに行く日は、3日後、1月4日だったから。
注意書きにも書かれていた。
「今年初めて物資を取りに行く日は1月4日。それまでは1月4日の朝の分まで食べないように気をつけること。」