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第86話□ロッドレイ王国のその後

いつも誤字の指摘ありがとうございます。感想もとても参考になっています。よろしくお願いします。

次の日私たち3人はモルダスター魔導王国の王宮でジャスティン王女と朝ご飯を食べた。


ジャスティンは金髪でとてもきれいな顔をしている。ゼエルさんも綺麗だったけどジャスティンさんの方がホンワカしている。


妖精たちはうまく食事をしていたので妖精だとは思われなかったみたいだ。お礼を言って転移で家まで戻ってきた。


私は病院へ仕事に行き妖精たちはどこかに遊びに行ってしまった。2日ほど仕事をして次の日は休みなので魔鉱石の補充に行こうと思う。


いつも魔鉱石の補充に行くと魔王軍と出くわすので今日は十分注意して隠密行動で動こうと思っている。


当日の朝


「ステータスオープン!」


レベル85、魔力値17546、聖女、聖戦士、殲滅姫、破壊者、地獄の呪術審判


レベルが2つも上がっている。悪魔王と3回も戦ったからな。そりゃあレベルも上がるでしょうよ。魔力値が増えてるのは病院で毎日鍛えられてるからかしら。二つ名は変化なしね。そうそう物騒な名前がついてたまるもんですか。


ロッドレイ王国のビオラの町に転移した。町の様子は前より人が多いような気がする。活気があってみんな生き生きしていて侵略されてるような気配はない。


恵みの家に行くとみんな元気そうにしているのが分かった。人数が増えているようだ。


「お久しぶりですミミルさん。その後お変わりありませんか?」


「おおー聖女様!ご無沙汰しています」


話を聞くとあれから約3ヶ月の間に10人の子供が増えたということだった。


体の様子を聞くとやはり体を欠損している子が多いので治療をすることにした。子供たちを1部屋に集めてもらった。


「エリアエクストラヒール!」


これで大体の子は完治した。あとは状態異常がある子が3人か。これは呪いね。


「エリアリムーブカース!」


これで大丈夫ね。それにしてもミミルさんは素晴らしい人だわ。きちんと恵みの家を管理してくれている。


子ども達は弟子入りして見習いをしている子が8人いるそうだ。そうなるともう就職先は決まってるようなものなので一安心だ。


私は今の王国の様子を聞いて驚いた。今までの王国の対応の悪さから人がずいぶんビオラの町に流れてきているそうだ。


王都からの無理な指令には従わない都市が多くなってきていると聞いた。このビオラの町も筋が通らない事は無視しているらしい。


無視しても何ともならないのだから王国の支配が及ばなくなってきているということだろう。


だから王都から人がこちらに流れてきてるのね。この国ひょっとしてもう終わりに近いのかもしれないわ。


私はミミルさんに活動資金金貨30枚を渡した。それから果物の木に魔力を通し鉱山へ向かうことにした。


「それじゃあもしビオラの町に何かあるようなら冒険者ギルド通信で呼んでください。必ず応援に駆けつけます」


「ありがとうございます。その時はお願いします」


私は鉱山の山頂に転移した。周りを見ると魔王軍の気配はなかった。


「今日は襲撃はないようね」


鉱山の入り口のプロテクションを解いて中に入るといつものように 魔鉱石と宝石がたくさん落ちていた。


全て回収してから坑道全体に魔力を通して外に出てきた。こうしておけばまた魔鉱石がたくさんできているはずだわ。入り口にプロテクション3層かけて帝国に転移した。


ロッドレイ王国王宮


「父上魔王軍の定時攻撃が終わりました。今回も何とか防衛することができました」


「うむ。ご苦労だった。ゆっくり休むがよい」


「はっ!」


王都が魔王軍に2回も蹂躙された!その時の対応の悪さから各都市との関係が悪化している。徴兵には応じなくなり物資の援助も少なくなってきている。


本来なら討伐隊を組んで粛清に行くべきなのだが貴族軍が魔王軍に敗れることが多い為そんなところまで手が回らないのが現状だ。


このままでは南の同盟や連邦などの小国家をまた産むことになりこの国が崩壊してしまう。


今は貴族達を使って魔王軍に対抗しているがもうその貴族軍も戦死者が多く機能しなくなっている。


オスタルコル帝国は魔王軍が全て撤退したと聞く。全ては聖女の働きによるものだ。今聖女は帝国にいるに違いない!本当に聖女を逃した事が今でも悔やまれる!


「兄上!不正を働く都市に監察官を送ったのですが1人も帰ってきません」


「うむ。それだけ我らの力が落ちたということだ」


「しかしこのままでは国が崩壊してしまいます」


「そうだ。だから我々が魔王軍に打ち勝ち人々の支持を集めるのだ!」


「しかし騎士団でさえ負傷者が多く隊の編成がままなりません!冒険者の協力もほとんどなくなりました」


「うーむ!第1第2騎士団をまとめて戦いに臨もう!」


「分かりました!」


リンドブルム平原セイの家


悪魔王はしぶとくて逃げ足も速いしなかなか仕留められないわ。何かいい手はないかしら。


あの調子だと少ししたら勢いを盛り返してまた攻めてくるわね。素直に逃げてくれればいいのに。


私と3回戦って3回負けて逃げたのだから怒りは頂点に達してるわね。うーん。プライドは高いみたいだから絶対来るわね。


「うーん」


「どうしたのセイお腹でも痛いの?」


「違うわよ。悪魔王の倒し方を考えてるのよ」


「あーあいつ逃げるの速いからねー!落とし穴でも掘ったらどう?」


「落とし穴?そんなの効くわけない。ん〜落とし穴ね〜」


土魔法が使えるんなら穴を掘ってプロテクションで抑え込むっていう方法もあるけどね。私はできないしね。


でも、罠を張るっていう考えはいいと思うわ。プロテクションで全身を閉じ込めたら相手の動きを封じることができるわ。窒息することはないのだけど行動の自由を奪えるところがいい。これは使えるわね!練習しておこう!


待てよ?プロテクションは私がまとっているから攻撃もできるし息をすることもできるけど私以外の者が中に入ったらひょっとして違うのではないか?ミームちゃんで試してみよう!


「ミームちゃん協力して」


「何をするの?」


「プロテクションで相手を閉じ込められるか確かめたいの」


「面白そうね。いいわよ!」


「それじゃあプロテクション3層全面展開!」


「どう?出られる?」


「ガンガンガンガン!むーりー!」


「もう分かったわありがとう!プロテクション解除!」


今度悪魔王と戦ったら使ってみよう。

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