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第76話□狙われる聖女!

いつも誤字の指摘ありがとうございます。よろしくお願いします。

バルド竜王国の訪問から1週間が過ぎて病院の方は患者が増えている。外国からの患者さんが多くなって来た。


バルド竜王国の第2王子みたいなのが来ないか心配だが今のところ大丈夫だ。


こちらは特に宣伝はしていないのだが口コミですぐ治るといううわさが広がっているようだ。


3人の司教はみんな頑張ってくれている。ニキータ司教は石化解除や毒治療や皮膚治療で力を発揮している。フランツ司教は魔力値が1500と多いのでいつも多くの患者さんを任せている。トニー司教は的確な治療で無駄がないので患者さんの受けもいい。


私の所には復活の希望者がたまに来る。大体オスタルコル帝国の貴族の皆さんだ。別室で復活させて治療費用は直接私に払ってもらっている。開業してから3人来院した。生き返れるなら希望したい人はたくさんいるだろう。だが金貨100枚はきついと思う。


エリクサーの値段は金貨10枚になり特級ポーションは金貨3枚に値上がりした。これはエリクサーと比べた時の効果の差で前より高くなったようだ。


ホテルの方はやはり予想通り美容湯が人気で満員状態なので日帰り入浴と宿泊制限をしている。


この前来たバルド竜王国の2人にはホテルでお湯に入ってもらい疲れた体をほぼ元に戻して帰ってもらった。宰相さんもかなりびっくりしていたな。


私は今日は休みなので家でゆっくりしている。妖精の2人が近づいて来た。


「セイー私梨とブドウが食べたいわー」

「セイ様私は桃とイチゴがいいですわ」


「家の周りだけならいいわよ。ちょっと苗木を買ってくるから待っていてね」


「「はーい!」」


西にあるアンカノの町に行き苗木や種や果物を購入した。すぐに帰って来て家の近くに植えてみた。


土に魔力を込めてみるとどんどん木が伸びてきた。あまり上に伸びると後が大変なのでホーリーウェポンで切りながら形を整えた。


取りあえずリクエストがあった桃、ブドウ、梨、イチゴ、みかん、グレープフルーツはすぐに実が成り収穫できるようにした。


「相変わらずデタラメな力ね!でも美味しそうね〜」


「このイチゴは大きすぎませんか?」


「う、確かに倍以上ありますね!食べてみますか」


なんじゃこりゃー!すごく甘くて美味しい!


「すごーい!とっても甘いわ!」


「こ、これは素晴らしいですわ!」


すぐに馬車を買いに行き収穫用の箱もたくさん買って来た。これからホテルと病院へこの果物を持って行こうと思う。


「さあ2人で病院とホテルにこれを届けてちょうだい」


「馬車だからフェンリルでいいわね」


「では行ってきますわ」


2台の馬車はそれぞれ病院とホテルに向かって走り出した。すぐに採用となり次の日からはホテルと病院から食事係のスタッフが収穫に来ることになった。その日のうちに果物の木を増やす事になった。


「んー平和でいい1日ね。あとはポーションでも作りますかね」


アレキムリア聖王国王宮


私はこの聖王国の聖王女ゼエル·ファルコーネ。この国の聖騎士を束ねる者だ。


最近隣のバルド竜王国に異変があったようだ。スパイたちの報告によれば巨大な竜のゴーレムによって城壁や王城が壊されたという話だ。


誰がやったかについてはどうやらオスタルコル帝国にいる聖女らしい事が分かっている。


聖女については実に興味深い存在だと思った。同じ聖の力を使う者だからだ。


最近病院やホテルを開業してるという報告を受けている。確認は取れていないが死者蘇生が行えるそうだ。


是非ともうちの国に迎え入れたい。しかし相手はあの魔王軍四天王を2人も屠っている猛者だ。おいそれとこちらの誘いには乗ってくれないだろう。


そこで聖女についてスパイ共に調査をさせた。その結果はどうも進んで侵略をするような愚か者ではないようだ。男になびくわけでもない。だが宝石店のオーナーをしているのを見ると光り物は好きなようだ。


帝国は細心の注意を払って聖女に接してるようだ。だからだろうか?今のところ問題なく過ごせている。先にこちらの国に現れていれば主導権を握れたのに実に惜しいことをした。


同じような手をとれば良好な関係を築けそうだがそれではオスタルコル帝国に遅れをとってしまう。何かこれだという決め手が欲しい!


彼女は冒険者もしているようだから遺跡の発掘調査やダンジョンを紹介するのも手だな?


「聖王女ゼエル様お願いがございます。私はオスタルコル帝国にいる聖女と戦ってみたいのです!出国の許可をいただけませんか?」


「何を言っているのだ?聖騎士第1位レオ·ガルダーラ!お前は確かに強いが聖女には及ばないだろう」


「そんなことはありません!1対1で戦えば私にも勝利の目はあると思います!」


「はぁ〜何を言っておるのだ!相手は一万体のアンデッドを倒している猛者だぞ?アンデッドの幹部たちを倒してから四天王ユリムを倒したのだぞ!モラトラスの精鋭部隊を倒してから四天王魔竜モラトラスを倒しているのだ!地力が違うのだよ地力が!」


「そんなのは気力と根性で何とかなると思います!」


「待て待て!なぜレオが聖女に挑戦できるのだ。それならまずこの聖騎士第2位のアモス·ラウリーニが先です!レオとは大して実力が変わらないのですから!」


「何でお前が出てくるのだ!今は私が聖王女様と話しているのだ!横から出てくるな!」


この2人本当に聖女と戦って勝てると思ってるのかしら。確かにアンデッド軍団と戦っても毎回無事に帰っては来ていたけどね。


こいつらを使って聖女と関わりを持つのも一つの手だわね。うーむ。よし決めた!


「そこまで言うのなら2人に出国の許可を出します。オスタルコル帝国にいる聖女様に稽古をつけてもらってきなさい!ただし戦う前に必ず私の手紙を見せるのですよ!」


「はっ!分かっております!必ずや聖女を倒してご覧にいれます!」


「アレキムリア聖王国の力を見せてやります!」


多分力を見せつけられて帰ってくることになるのでしょうね。手紙だけだとこれはだめでしょうね。何か私のお気に入りのアクセサリーを一緒に持たせることにしましょう。

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