第74話□バルド竜王国にジャッジメント!
少し過ごしやすくなりましたね。よろしくお願いします。
私はバカ王子の国のバルド竜王国に話をつけに行くことにした。
「ニキータさん!ちょっとバルド竜王国に話をつけに行ってきます。病院の方はお休みでお願いします」
「え、聖女様!話をつけるってどうされるつもりなんですか?」
「私への謝罪と囚われた人達の解放をしてもらいます」
「えーそんな要求飲むわけないですよ!相手は竜王国ですよ!ワイバーンが何百匹もいるんですよー!」
「こんなトカゲなんてかわいいものですよ!謝罪がないなら滅ぼしてきます!」
「えー!ちょっと待ってくださいー!」
王子のお付きの人がこちらに近づいてきた。
「私も行ってよろしいでしょうか?」
「どうぞお好きになさってください。ただし自分のワイバーンで行ってくださいね」
私はワイバーンゴーレムを出してバカ王子を乗せてバルド竜王国に向かった。あら?妖精の2人もついてくるようだ。
「竜王国に行くのね。美味しいお菓子はあるかしら?」
「セイ様美味しいお店があるといいですわね」
こいつらはブレない奴らだな。でもついて行ってくれるってことは手伝ってくれるのかな?
バルド竜王国は家の真南に位置する帝国の6分の1位の広さの国だ。あとは竜をたくさん使役している位しか知らない。
バルド竜王国の首都までは約300キロメートルだから2時間以上はかかる計算になる。
王子の行動を黙認しているということは王様も似たような考えの持ち主だということだ。
これは着いたらすぐに戦いの準備をした方がいいな。お付きの人のワイバーンは大分遅れているようだ。こちらの方が本物より速いのか?
私のイメージだと空を飛ぶものは飛行機が一番に頭に浮かぶ。そのイメージで作ってるのでワイバーンより速いのかもしれない。
2時間半後
多分あれが王都だと思う。高い城壁に囲まれた丈夫そうなお城が見える。南から行く方が王城に近そうだ。
南門の前に着陸してレッドドラゴンゴーレムを1体出した。城壁は高さが5メートル程度なのですぐに破れるだろう。
「それじゃあセイー!私は城下町で買い物をするんで失礼しまーす!」
「私もちょっと行ってきますねー!町は壊さないでくださいねー!」
こいつらこの状況で本当に買い物に行ったわ。少しは手伝えよ!まあいいか。私は追加で地竜ゴーレムを2体出した。
空からワイバーンが来たのでこちらもワイバーンゴーレムを7体出して相手をさせている。こちらの方が全然速いので苦も無く倒せている。
「ホーリークレイドル!」
「うーん!眠い!」
「うわー!落ちるー!」
ボタボタボタボタ!ボタボタボタボタ!ドズーンドズーンドズーン!ドズーンドズーンドズーン!
竜騎士たちは眠くなり落ちて眠りについた。地竜ゴーレムとレッドドラゴンゴーレムが城の壁を壊し始めている。たくさんの兵士が出てきたが全て眠らせおいた。王子のお付きの人が着いたようだ。
「聖女様お待ちください!しばしの猶予をお願いします」
「王が出てくるなら話ぐらい聞きますがそれ以外は全て排除します」
彼は慌ただしく走って中に入って行った。
バルド王国王宮
「何が起こっておるか?」
「何者かが王都の門を破って王城をドラゴンで壊しています!」
「何ー?竜騎士はどうしたのだ?」
「相手のワイバーンに全て落とされました」
「何だとー!おのれー!いったい誰だ!」
「はあはあはあ、分かりましたー!オスタルコル帝国にいる聖女だそうです!」
「あの魔王軍四天王を倒した聖女か!そういえば今朝方ハンスが人狩りに行くと言っておったな。ワイバーン100体で行ったはずだが?まさかやられたのか?」
「分かりません」
「ウィルヘルム陛下!大変です!」
「お前はハンスの側近のルドガーではないか?ハンスはどうした?」
「はい!聖女を取り囲みましたが一瞬で眠らされ全滅しました。ハンス様は聖女に捕まっております」
「何という事だ!ワイバーン100体で行って負けたのか?お前はなぜ帰れたのだ?」
「はい!私は聖女が竜王国の様子を聞くために起こされたのです。陛下あれは化け物です。話し合いに応じてください!」
バキッ!
「バカ者!何を言っておるか!皆で取り囲んて討ち取れ!」
「「「はっ!」」」
王城入口
王城の城壁は破ったので中に入って来た。ドラゴンゴーレムと地竜ゴーレムとワイバーンゴーレムは外で待たせることにした。代わりにフェンリルゴーレム2体と共に中に入って進んでいる。
城内の兵士が次々に襲ってくるがフェンリル達に蹴散らされて私の魔法で眠らされている。
そろそろ王のいる部屋にたどり着くかな?飛び出してくる兵士もだんだん少なくなってきた。
大きな扉があるから多分ここに王がいるはずだな。扉を開けると最後の兵士達が剣を抜いてかかってきたが一瞬で眠らせた。残ってるのは王と宰相とさっきのお付きの人の3人だけだ。
「何という強さだ!我が兵士たちが全員倒されるとは!」
「あなたがバルド竜王国の王ですね。あなたの息子はワイバーン100体で来て私を誘拐しようとしました。更にたくさんの人をさらってきてるそうですね。私への謝罪とさらわれた人の解放と保証を要求します」
「誰がお前などの言うことを聞くものか!このたわけ者が!」
「そうですか。それなら親子ともどもここで死んでください!ホーリー」
「お待ちください!今、王と第2王子を同時に失ってはこの国が立ち行きません。何とかお慈悲をお願いします!」
「こんなのが生きてたらそれこそ国が立ち行かないわよ!それに全く反省してないじゃない!···········反省ね。それならいい魔法があるわ」
「殺されないのならその魔法でお願いします!」
それならジャッジメントがいいわね!この王宮内の全ての人に誘拐 などの犯罪行為を行った者はそれ相応の償いと人々の解放をするまで苦しみが続く内容にしよう。
「王宮内のすべての人で誘拐などの犯罪を行った者は償うべし!ジャッジメント!」
「うぎゃー!!!」
「うがー!!!」
バタバタバタバタ!
王と第2王子が苦しみ出した。宰相さんがこちらに歩み寄ってきた。
「これはどういうことなのでしょうか?」
「行った犯罪行為について償わなければこの苦しみが続くということですよ」
「償うとは具体的にどうすれば良いのでしょうか?」
「心底反省して謝ってあとは楽になるまで金銭などを渡すことですね。言っておきますが苦しいからって死んでも苦しみは続きますので」
「死んでも続く!なんと恐ろしい!地獄の攻め苦だ!」
見ると王宮内では結構のたうち回っている人がいる。まあ後は頑張って謝罪して償ってほしい。
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