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第64話□エルフ領自治区

まだまだ暑い日が続きます。皆様体調に気をつけてお過ごしください。よろしくお願いします。

「私はエルフ族族長エドガーと申します。それでは聖女様治療をお願いします」


「分かりました」


症状がある人を部屋に集めてもらった。とても100人は入らないので20人ずつ治療することにした。


「エリアエクストラキュア!」


大体の人が1回かければ回復していく。まだすっきりしない人にはもう1回かけておいた。


「エリアエクストラキュア!」


治療の方は30分ほどで全員終わることができた。だが原因が分からない。私はしばらくの間滞在許可をもらって病気の原因を調べることにした。


「これが貸し出された空き家ね。 小さいけどきちんと掃除されていて綺麗だわ」


「ねえセイなんかたまに厳しい視線を感じるのよね。何かなー」


「それは私も同じですわ。やはり人間がこの地区に入るのをよく思っていない人がいるようです」


「まあそれは色々と種族によってあると思うわ。私達はこの病気の原因がわかればすぐに帰れるわ」


「でも分かるの?」


「うーん。みんな胸が苦しかったりするからやっぱり何か口から食べるか飲んだかしたものに原因があるんじゃないの?」


「私も同意見ですわ」


「ちょっと自治区の中を見て回って原因を探ってみるわ」


巨大な木を中心として村が構成されている。木の上にある家が多くほとんどを占めている。 私が借りているような地面に立ってる家も2割ぐらいはある。


さっきから厳しい視線を向けているのはこの村の長老様方だ。やはり人間の村への侵入は許しがたいことのようだ。早いところ原因を見つけて帰りたいわ。


しかしエルフというのは男も女もみんな顔が整っていて綺麗な人が多いな。長老様方ももうちょっとニコニコしてればかっこいいおじ様なのに。


畑と果樹園のようなところもある。近くに川も流れていて水には苦労していないようだ。これは?キノコを育てているのか。


うーん。特に変わったところはないわね。ここら辺にあるものが体に悪いとは思えないわ。


この村の中心にある木は世界樹と呼ばれている。エルフ達にとっては守らなければならない大切な木だという。それじゃあこの木が原因ということは考えにくいわね。


病気になったエルフは子どもからお年寄りまで満遍なくなっている。だからみんながする事みんなが食べることになるのかな?だめだわ?分からないわ。


お昼用の料理をもらった。パンと野菜と卵料理だった。ひょっとしてお肉がない?美味しかったけど お肉がないと物足らないので取ってくることにした。


族長のエドガーさんに断って村の外に出て狩りをすることにした。私だけでは心配だと娘さんのレベッカさんをつけてくれた。


「すみませんねレベッカさん。よろしくお願いしますね」


「ええ大丈夫よ」


「エルフの皆さんはお肉って食べないんですか」


「そんなことないわよ。鳥とかなら取ってきて食べてるわ」


なるほど鶏肉なら食べているのか。レベッカさんは弓を持っているので主にこれで鳥を仕留めているんだな。


しかしほとんど獣道だな。それでも幅1メートルの道があるのはありがたい。


しばらく歩くと2メートルはある大きな猪が突進して来た。角もあるし危険なのでプロテクション3層を前面に張った。続けてホーリーウェポンで頭を飛ばした。


「あなたもの凄く強いわね」


「そうかな?魔法が効いてるだけよ」


血抜きをしてからマジックバッグにしまった。


「そのバッグ便利でいいわね」


「高いけどね。あると便利で一度使うとやめられないわね」


エルフの皆さんは弓が得意だがこんなでかい猪とかは仕留められないらしい。もう少し狩って行こう。なんか猪はいくらでもでてくるな。きっと今まで狩られたことがないので増え続けているんだと思う。10体仕留めたので帰ることにした。


村に帰り2体ほどあげたら大喜びされた。これでご飯にお肉がでてくるだろう。


しかし平和な村だな。争い事がないというのはとても好ましいわ。村に1軒だけある何でも屋さんに行ってみることにした。


結構大きなお店でいろんな物が並んでいる。帝国のお金は使えるようだ。村の人だと物々交換でも対応してくれるらしい。


「せっかくエルフ領に来たからお土産を買いたいんですが何かありますか?」


「ここに来る人はまずほとんどいないからね。お土産と言ってもどうなのかな?ここで生活に必要なものしか売ってないな。珍しいものはあるかどうかわからないんで自分で探してくれ」


なるほどごもっともな話だ。それじゃあ自分で探してみよう。弓矢は使わないしな。あらナイフが売っているわ。これはいいわね。30本購入した。


冒険者ギルドの剣術講習に行った時に投擲が見込みがあると言われたのであれから暇を見つけてはナイフ投げの練習をしている。あとは実践で試してみよう。


あとはスモークチーズ、魚の燻製、エッグタルト、うーん。スモークチーズとエッグタルトは購入しておいた。


あらミスリルのインゴットが売っている。これはいいな。


「すみません。このミスリルのインゴットは輸入品ですか?」


「そうですね。ここには鍛冶屋がいますからね。少しは置いてあるんですよ。大量に買うなら南のロック市に行くといいですよ」


「分かりました」


こうしてお土産も買って借りた家に戻ってきた。


ロッドレイ王国南西


俺達はミノタウルス盗賊団。総勢1000人からなる大盗賊団だ。俺は頭目のゲルハルト。今日は前々から計画をしていたエルフの誘拐作戦を実行している。


「あと少しでエルフ領自治区だ!これまで下調べしてきたんだ。今日こそはエルフどもを頂きだぜ」


「お頭本当にこの装置で結界を突破できるんですかい?」


「間違いねえよ。今日は人数も800人と揃えてきてる。女子供は全部いただきだぜ!それより魔物吸引ボールの用意はいいんだろうな」


「それは大丈夫です。すでに西側には手下を送ってありやす!」


「それじゃあエルフ共をいただきに行くぜ!」

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