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第37話□戦力補充

ああよく寝た。いつの間にか恵みの家で寝ていた。きっとゴーレムが運んてくれたのだろう。


外に出ると子供たち はリンゴの収穫をしていた。私の魔力が効いているからしばらくは実がなり続けるだろう。ここの警備のために狼獣人の男女を追加で出した。


私はゴーレムの修理のために自分の家に移動した。家のリフォームは終わっていた。親方達ももういない。これは後でお礼を言いに行こう。


しかしほとんどやられてしまっているわ。まあ相手が1万もいるんじゃ仕方ないわよね。よく持った方だわ。もう少し数がいないとだめね。魔鉱石はまだあるんだし数を作りましょう。


ステータスを確認した。レベル50、魔力値5345、聖女、聖戦士、殲滅姫


何この物騒な二つ名は?!殲滅姫って何よ!まるで殺し屋みたいじゃないの。まあ相性のいいアンデッドとはいえ1万も浄化したんだからこれぐらいの二つ名はつくわね。


私はこれまでのゴーレムを修理し追加のゴーレムを作った。まだまだ数が足らないからだ。レッドドラゴンゴーレム10体、ワイバーンゴーレム10体、フェンリルゴーレム10体、地竜ゴーレム10体で計40体になった。これだけあればやられないだろう。


さすがにマジックバッグに入らなくなったのでもう一つ新しいのを買うことにした。フェンリルゴーレムに乗りビオラの町に行き前と同じ物を探した。前と同じ物があったので購入し2つのバッグを横につなげて腰でとめられるようにした。そしてまた家に戻り全てのゴーレムを収納した。


魔鉱石を大分使ったので坑道に潜り補充をした。不思議なことにまた大きな魔鉱石が沢山あった。それと他の鉱石や宝石が沢山あったので採取しておいた。坑道は誰も入れないようにプロテクションを3層にしてかけておいた。


「今日はこちらに泊まっていきましょう」


「いよいよ完成したのね!」


「セイ様いいところですわね」


「いつの間に来たの?」


「あ、そうだ。恵みの家に奴隷商人の使いが来ていたわよ。処分されちゃう人がいるみたいね。3日以内に来てほしいそうよ」


「明日行ってみるわ。そうだ!これが何の鉱石か宝石か見てほしいの」


マジックバッグから採取しておいた物を出して見せた。


「これは鉱石もあるけどほとんどが宝石ね。それにしてもものすごい大きさね」


「売れるかな?」


「もちろんこのままでも売れるけど、どちらかというときちんと磨いて宝石にしてから売った方が高くなるわね」


「でもこの宝石を磨くなんて私には全然できないわ」


「うん。だから専門家を探して作ってもらうのがいいわね」


「なるほど。今度ビオラの町で探してみるわ」


今日はこちらに泊まることに決めたので、まずはお風呂に入ってみようと思う。蛇口をひねるだけで井戸から魔導ポンプが水を汲み上げる。そしてお風呂についている魔導給湯器でお湯を沸かす。向こうにいた生活がそのままできるなんて素晴らしいわ。


「ん~いい気持ち〜」


「セイ?そのお風呂ってそんなに気持ちいいのかな?」


「私は向こうでは毎日入っていたわ」


「それなら私も入ってみるわ!」「私も入ってみますわ」


「気持ちいいわねーブクブクブクブク」

「本当ですわねーブクブクブクブク」


「何 2人とも沈んでるのよー」


次からはタライかなんか用意してその中で入ってもらおう。


その後は3人で食事をしておやつを食べる。この2人と食事をすると必ず食事の後はおやつになる。おやつは嫌いではないのだが食べ過ぎると太るのでちょっと注意をしている。最近成長しているのかちょっと下着がきついのだ。 これも新しく向こうの物を作ってもらおうと思う。


その後はベッドで心地よい睡眠をとる事が出来た。2人にはクッションが一つしかなかったので毛布を畳んでその上で休んでもらった。


次の日私は奴隷商人のレイドさんのところに来ていた。今日私が引き取ることになったのは料理店を経営していたミミルさん一家だ。旦那さんのミミルさん30歳、奥さんのアデリーヌさん25歳、娘のポーラちゃん3歳の3人だ。病気になって金貨10枚の借金ができ借金 奴隷としてここに来ているようだ。


原因不明の病気で3人とも1ヶ月ほど苦しんでいる。病状はだんだん重くなり今は意識を保っているのがやっとというところだ。見ると体に紫の斑点が広がっている。これは毒か呪いかよくわからないな。3人とも同じような症状だし毒の可能性が強いのかな。解毒してみよう。


「エリアテトキシフィケーション!」


「だいぶ顔色が良くなったわね。 あとは体を回復させましょう。エリアミドルキュア!」


「いつもながらものすごい効果の魔法ですな!こんなのは他では絶対見られませんよ」


「あの、ありがとうございます。あのままでは死を待つばかりでした。ありがとうございます!」


「あのセイ様?今回も奴隷契約はなされないのですか」


「はい。私あれは嫌いなんです。もし逃げるんならそれも仕方がないと事だと思います」


「逃げるなんてとんでもないです!助けていただいた恩には報いるつもりです。よろしくお願いします!」


買取価格は金貨10枚だったのでそれをレイドさんに支払って恵みの家へ向かった。3人を子供たちに紹介し1階で食堂をすることをみんなに伝えた。開店資金として金貨2枚を渡してある。足らない分はここから出してもらって頑張ってもらおう。これで子供たちの食事の心配をする必要はなくなったわ。


ロッドレイ王国西のオスタルコル帝国東部の都市ケロドラ冒険者ギルド


「ロッドレイ王国の聖女様は強いぜー!ここを攻めていた魔王軍の吸血鬼タンニドラを倒し1万のアンデッド軍を一人で全滅させたんだ!」


「うそだろ!一人で1万を相手なんか出来る訳がねえよ」


「いや俺はそばで見ていたから確かだ!ゴーレムを12体使っていたが次々にアンデッドどもを浄化していった!俺は震えが止まらなかったぜ!」


「うーん。何とかこちらに呼べないものかな」


「もし来られたらこの国のアンデッド軍は全滅だろうな」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 妖精たちが直接的には役立たない上にポカもやって笑ってしまう!
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