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第35話□魔王軍アンデッド襲来

毎日暑いですが気をつけてお過ごしください。よろしくお願いします。

この恵みの家の庭は広いことは広いけどあまりにも殺風景すぎるのよね。そこで実のなる木の苗を買ってきた。これはリンゴの木らしい。5本買ってきたのでとりあえず端の方へ植えてみた。


試してみたいのはこれに祝福を与えたら薬草の時みたいに大きくなるのかということだ。


「ブレッシング!」


やっぱりどんどん成長している。これ以上成長すると子供たちが実を取れなくなるので上の枝を切ることにした。


「ホーリーウェポン!」


リンゴの木の上の枝を切ると成長は緩やかになったが今度は枝が横に伸び始めた。道路にはみ出た分だけは切り落とした。それでも庭の半分は木で埋まってしまった。まあこれで実がなっても邪魔にはならないわね。


今日は久しぶりに冒険者ギルドに行ってみた。朝なので人がごった返しているが私にとってあまりいい依頼はなかった。帰ろうかと思ったその時に緊急招集がかかった。


「冒険者のみんなよく聞いてほしい!今ビオラの町西側に魔物のスタンピードを発見した!その数1万!」


「1万!何で急に?」


「魔物はアンデッドが主力だ」


「アンデッドが自然に1万も湧くわけねえだろ」


「魔王軍か!何でビオラの町に来るんだよ」


「そりゃあ魔王軍四天王を退けた聖女がいるからだろ!」


「くそー巻き添えじゃねえか!」


すみません。その通りです。


「聖女が一人でやりゃあいいんだよ!俺を巻き込むな!」


一人で1万を相手!うーん。無理ですー。


「バカ野郎!お前らにはこの町を守ろうっていう気概がねえのか!もちろん聖女は一人でも戦う気だぜ!」


いえ今のところその気はありません。


「アダムさん!」


「わしたちの町はわしたちで守るぞー!」


「タロスさん!」


「みんな行くぞー!」


「「「「「オー!!」」」」」


うーん。やっぱり私を狙ってきたのよね。ここまで言われると私も出ないわけにはいかないわね。


私はギルドの前からワイバーンゴーレムを出し西方面へ飛んだ。


「おいセイ早まるな!一人で行くなー!」


ギルドの前でタロスさんがなんか言ってたけど、きっと頑張れってことだよね。


ビオラの街の壁を越えて平原と森の境目のあたりにアンデッドたくさん見えてきた。なるほど!確かにこんな者が自然と湧くわけがない。明らかに魔王軍だろう。


スケルトンや ゾンビやグール。スケルトンナイトやスケルトンメイジもいる。サイクロプスゾンビやドラゴンゾンビも見える。


私は上空からエリアターンアンデッドを唱える。これで小さい者はほとんど消えていくだろう。


「エリアターンアンデッド!」


う〜ん?100体位は浄化できたかな。10回ぐらい唱えて場所ができたので着陸してゴーレムたちをマジックバックから出した。


まず前衛に地竜ゴーレム3体を出す。更にフェンリルゴーレム3体も出して地竜ゴーレムが突進した後を補助 させる。レッドドラゴンゴーレム3体には遊撃として大きいものを各個撃派してもらう。ワイバーンゴーレム3体には上空から大きめの魔物を撃破してもらう。


「ギャオー!」

「ガルルルルル」

「キェー!キェー!」


ゴーレム達の雄叫びが聞こえる。中々に迫力ある光景だわ。ゴーレムたちの体当たりや爪や尻尾攻撃で相手はバラバラになっていく。


普通の攻撃では中々消滅させることはできないが、このゴーレムたちに攻撃されると光の粒となって消えていく。明らかに私の魔法の影響を受けている。


戦闘開始から20分が過ぎた。魔物たちの進撃はピタリと止まり3000体ぐらいは消えていったと思う。


魔力はまだ残っているのでここらで決めてしまおうと思う。私を中心にして半径100メートルほどを上位の聖域にしてしまおうと思う。中に入ってきた魔物は自動で消えていくだろう。


「セイクリッドサンクチュアリ!!」


大地が黄金色に輝きアンデッド達を浄化していく。この領域にいる間は私のゴーレムも強化されるようね。


「それにしてもこれだけ倒されてるっていうのになんで逃げないのかしら。アンデットっておバカさんなの?」


「セイー!すごいことになってるわねー」


「ミームなんで来たのよ。ミーミルちゃんまで」


「すごい迫力ですわね。私戦場を初めて見ましたわ」


「とにかくこの領域から出ないでね。殲滅にはもう少し時間がかかるので」


「敵の大将がいますわ!あのスケルトンドラゴンに乗っている赤い髪の女がそうですわ!」


「うん。確かに赤い髪の女がいるわね。なんで黒いドレスなんて着てるの?」


「あれは吸血鬼ですわ」


「吸血鬼?なんで太陽の下でも平気なの?吸血鬼って一体何が弱点なの?」


「うーん?弱点はあまりないかな?」


弱点がないって、それ無敵っていうこと。何か手はないの?


「それじゃあどんなことができるか教えてよ」


「それならある程度分かります。相手の血を吸って自分の眷属にすることができます。コウモリの姿になることができます。すごい身体能力があります。特殊能力が使える者もいます」


「なるほどね〜」


いつのまにかビオラの町の騎士団と冒険者の皆さんが後ろに迫ってきていた。数にして騎士団2000冒険者1000ってところね。


こちらの損害は地竜が2体やられたわね。フェンリルが1体とワイバーンが2体ももう動けない。


「おのれー何ということじゃ。妾の軍が壊滅するとはー!何なのだ!あ奴はー!このままでは不死王ユリム様に申し訳が立たぬ!あ奴だけでも倒さねば!」


あらこの吸血鬼私の聖域に入って来たわ。ドラゴンゾンビも弱ってきているわね。 こちらのドラゴンで迎え撃たせる。


騎士団と冒険者が攻撃を開始した。今なら相手はほとんど瀕死状態だし何とかなるでしょう。


吸血鬼がドラゴンゾンビから飛び降りてこちらに向かってくる。すごいスピードだ。


「プロテクション3層!」


「くっ!攻撃が通らん!」


ガイン!ガイン!ガイン!


ホーリーウェポンの大剣を腕で薙ぎ払っている。こちらのプロテクションは破られてはいない。


マジックポーションを飲む。今日は4本目だ。まだまだ大丈夫だわ!


「妾は魔王軍四天王ユリムが配下タンニドラ!はぁはぁ聖女よ覚悟せよ!」


すごく綺麗な人だけど私の聖域の中でかなり弱ってるということは この人もアンデッドなのかな?ならば倒せるかもしれない。


「ホーリーレイン!ホーリーレイン!ホーリーレイン!」


タンニドラは光の矢で貫かれバラバラになってしまった。しかしコウモリになって別の場所に集まった。本当にコウモリになれるのね。


ドラゴンゾンビが倒されたが、こちらのレッドドラゴンゴーレムも倒れた。もう私のゴーレムで残ってる者はほとんどいない。動いているのが3体で動きがかなり悪くなっている。


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