第27話□魔王軍四天王アガーヤ
誤字に気をつけていきます。よろしくお願いします。
次の日、北の冒険者ギルドと南の冒険者ギルドにポーションを売りに行き金貨60枚を手に入れた。
その後美味しい海鮮料理を食べて海の幸を満喫した。漁師の皆さんが漁に出られるようになったので美味しい料理も作れるようになったというわけだ。
お土産もたくさん買ったので ビオラの町に帰ることにした。今回は転移の羽は使わずフェンリルゴーレムに乗って帰ることにした。
転移の羽なら一瞬で着くことができるがのんびりと途中の町や村に寄るのも楽しいかなと思ったの。
馬車で5日の道のりならフェンリルゴーレムならとばせば1日で着いてしまう。だがゆっくり走れば楽しみながら旅ができるだろう。
アリッサムの町を出てゆっくりと旅をしていると平原に出た。向こうから大勢の人たちが結構なスピードで走ってくる。一体何事かと思ったが最後に大きな2つ首と3つ首の魔獣が現れた。
「何あれは?なんかヤバ気な雰囲気なんですけど」
「セイあれは魔王軍よ!超危険な人達よー!」
「えー!それはまずい!かくれ················」
あーもう間に合わなかった。すでに大柄な狼の獣人さんたちに囲まれてしまった。
「あのーどちら様ですか。ちょっと通していただきたいんですけどー」
「フェンリルに乗った女。いやこれはゴーレムか?」
「それじゃあ失礼します」
「ちょっと待て!お前普通じゃねえな!」
「え〜極めて普通ですけど〜」
「どうした。何事だ」
「アガーヤ様!怪しい女がいたんで尋問してるとこです」
「見たところ冒険者のようだが、お前先日王都の近くで魔王軍と戦わなかったか?」
「あ〜そんなことも有ったような〜」
「その時巨大な猿と戦っただろう?」
「ああ!あの変態猿女ね」
「やはりお前が聖女か!」
「いえ違います。ただの冒険者の治癒士です」
「嘘をつけ!サルエルは冒険者の女にやられたと言っていた。まさにお前ではないか。」
「確かにあの時はギルドの命令で戦いましたけど今はプライベート なんで特に戦う気はありません」
「この魔王軍四天王が1人アガーヤが相手をしてやろう!」
だめだこの人、全然人の話を聞いてくれない。戦うしかないみたいね。何で世の中は広いのに魔王軍 四天王が私の前に来るのよ。
「あの〜何で私を倒そうとするんですか?こっちは戦闘の意思はないって言ってるのに」
「魔王軍はお前を超危険人物として抹殺することに決定したのだ!死ね!聖女!」
そんなブラックリストに載ってるなんて全然知らなかったわ。これは戦わないといけないわね。こんなにいっぱい どうやって戦えばいいのよ〜。
「プロテクション3層!」
私はマジックバックから あらかじめ作っておいたフェンリルをあと2頭出す。更にワイバーンを3頭出して魔力を通し獣人を倒すように指令を出した。
追加で地竜を3頭とレッドドラゴンを1頭出し魔力を通して後ろの巨大な魔獣を倒すように指令を出した。2つ首の魔獣には地竜3頭を3つ首の魔獣にはレッドドラゴンを向かわせた。
一度に10 体ものゴーレムを使うなんてことはやったことがなかったのでかなり魔力を消費してしまった。相手の攻撃が来てるが特級マジックポーションを1本飲み干した。
「うおー何だこいつは!ゴーレム使いか!」
「剣が通らない!おのれ!」
「慌てるな聖女を倒せばいいのだ!くそー!邪魔なゴーレムどもめ!」
フェンリルは私の前衛として前で頑張らせている。ワイバーンは空からオオカミ獣人達を各個撃破している。
私はフェンリルの間を通過してきたオオカミ獣人達を魔石入りの杖を出してホーリーランスで仕留めている。
「うぎゃー!!」
「ぐあー!!」
「ゴーレムが邪魔で聖女に近づけん!ケルベロス!オルトロス!何をやっておるか! 早くそんなものは倒してこちらの応援に来い!」
ふふふ。大分焦ってきたわね。レッドドラゴンは3つ首に当たらせている。あの強力な牙と尻尾攻撃はなかなかのものだ。あっちも黒い炎かなんかを吐いてるが同じ位の大きさだ。早々突破はできないだろう。
もう一つの 2つ首の方は地竜達に当たらせている。こちらは体当たりの連続攻撃。あちらはそれを素早さでかわして炎を吐きかけている。だがあれでは核を壊すことはできまい !完全破壊は無理というものだわ。
その間にこの四天王という狼野郎を倒してしまえばいいわけだ。狼獣人達は40人くらい倒した。狼野郎まではあと少し頑張らないといけないわ。私はホーリーウェポンを唱えて10本の大剣で獣人たちを倒すことにした。
「うぎゃー!!」
「ぐあー!!」
「ぎゃー!!」
「おのれー聖女め!このままでは 我が精鋭部隊が全滅だ!これほどの強さとは思わなんだ!残念だが引け!撤退だ!撤退するのだ!」
「逃さない!ここで倒す!」
また狙われたらかなわないからここで倒してしまいたい。
「ケルベロス! オルトロス !盾になって我らを逃がすのだ!」
ケルベロスと言うのかあの3つ首は。そうすると2つ首の方がオルトロスね。2頭は無理やり戦いの場を私の前まで引っ張ってきた。もちろんドラゴンや地竜達もついてきている。
うーん!近くで見るとすごい迫力ね。怪獣大決戦だわ。私はフェンリルにはケルベロスとオルトロスを倒すように指令を出した。
ワイバーン3体には敵の大将の狼 野郎を止めるように指令を出している。しかし狼野郎の部下が前に立ちはだかってなかなか敵の大将に取り付けない。
なかなか忠誠心の熱い部下ね。自分の身を犠牲にして主人を守るなんて大したものだわ。
なんて感心していたら敵の大将に逃げられてしまった。うまくいかないものだ。狼獣人は全部で70人は倒した。
オルトロスは3頭の地竜とワイバーンの集中攻撃にあってようやく絶命した。ケルベロスの方もレッドドラゴンゴーレムとフェンリル 3頭の攻撃によって数分後に絶命した。
そこにアリッサムの町から騎士団の人たちが駆けつけてくれた。
「ただならぬ気配を察知して偵察に参りました。 一体何事でしょうか」
「魔王軍です。魔王軍の四天王のアガーヤが攻めてきました。大将は逃がしましたが後はご覧の通りです」
「これは·········激戦だったんですね!」
私は騎士団の皆さんに ここであった戦闘の様子を話しておいた。ケルベロスとオルトロスは回収しておいた。
こちらにも被害が出ているのでゴーレムたちを修理しなければならない。あっちこっち動かなくなっている所に魔力を通して形を整えてやると元に戻る。
今回は歪みが少なかったので何とかなった。これ以上歪みが激しくなったり亀裂ができたりした場合は核を抜いてもう1回作り直した方が早くなる。
しかし疲れたわ。これでは魔王軍を追いかけるのは無理ね。騎士団の人に挨拶をして私は転移の羽を使ってビオラの町に帰った。
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