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第198話□決戦タルタロス

いつも誤字の指摘ありがとうございます。よろしくお願いします。

タルタロス神界


「プロメテウスどうやら来たようだぞ!大怪獣が降下してきている」


「うむ。今度こそは勝つ!こちらも大怪獣を出すぞ!」


ドスン!ドスン!ドスン!ドスン!ドスン!ドスン!ドスン!ドスン!


どうやら全軍で攻めてきているようだ。 この10日間で作れた大怪獣は2000体だ。それ以上相手が来るとなると厳しい戦いになるな。


「敵の数は分かるか?」


「1000体以上 います。まだまだ降下してきています」


「敵が全部降りてくるまで待つ必要はない。攻撃を開始せよ!」


「おう!」


ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ボン!ボン!ボン!ズガガガーン!


魔界セイアシティ


「来ましたわ。クロノスの軍がタルタロスに降りて来ています。数は大怪獣が6000体ですね」


「6000体!?」


「プロメテウス軍が迎え討っていますが大怪獣が2000体で劣勢ですね」


「私はプロメテウスを助けに行きます」


「分かってるわよー私達ももちろん行くわよ!」


「ありがとう!」


「今回は我も参加するぞ!」


「サタンさんいいんですか?」


「もちろんだ。我とて指揮は取れる」


私は大怪獣の入ったマジックバッグをみんなに配り4人を連れてタルタロスに転移した。


4人には私が作った大怪獣800体を分けて1人が200体ずつ指揮してもらっている。神界の大怪獣と違う点はゴーレムで魔導レーザー砲が装備されているところだ。つまりこちらの遠距離攻撃が先に当たるということだ。


先に戦いを始めたプロメテウス軍は数の違いもあって半分は破壊されていた。しかし相手も同じ程度の数が破壊されている。


そこに魔界の軍が現れて魔導レーザー砲で攻撃を開始した。 レーザー砲は強力で相手をバタバタとなぎ倒していく。


バシューン!バシューン!バシューン!バシューン!バシューン!バシューン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!


「何だあの光線は!こちらが取り付く前に破壊されているぞ!」


「クロノス様、プロメテウス軍はあと1000体ほどで終わりになります。援軍も1000体以内だから何とかなるのでは?」


「この調子だとかなり削られるぞ!」


相手はまだ5000体位いる。800体程度だと一気にやられるわね。まさか大怪獣がこんなにたくさん攻めて来るとは思わなかったわ。


猫獣人達に車でバリヤーを前線に運ばせて起動させた。直径2キロメートルの半円が5個並んだ。これで中々近づけないだろう。


私はこの間に空から爆撃してやろう。相手の大怪獣には空を飛ぶ者もいるが味方の一斉砲撃でかなり落とされている。これなら空に上がれるかな。天使の羽を着けて上空に舞い上がった。上空1キロメートル位で止まり爆撃の準備をした。


「ストロングバニッシュアルマゲドン!」


プロテクション3層にストロングバニッシュを溜めていく。直径1メートル位になったので投下した。


ヒューヒューヒューーピカッ!ドガガガガガガガーン!


集中している所に落としたので300体くらいが吹っ飛んだ。


「この調子でしばらく落とそう。ストロングバニッシュアルマゲドン!」


10秒位でストロングバニッシュが溜まった。たくさんいそうな所に投下した。


ヒューヒューヒューピカッ!ドガガガガガガガーン!


またも成功した。あれ地上から誰かが上がって来た。クロノスの部下だな。


「悪魔女王覚悟!」


相手の手のひらから光線が出て私を包んだ。拘束魔法だな!不味い動けない!


「俺はお前の足止めができればいいのだ!しばらく付き合ってもらうぞ!」


「うむむむむむー!」


動けないけど魔法は使えるみたいだ。このままストロングバニッシュを用意した。


「ストロングバニッシュレイン!ストロングバニッシュニードル!」


「うぎゃー!おのれ!」


「ストロングバニッシュランス!ストロングバニッシュランス!」


「ぐあー!」


おっ!何とか動けた。相手は地上に落ちて行った。危なかったわ。気をつけないといけないわね。


「ストロングバニッシュアルマゲドン!」


「ストロングバニッシュアルマゲドン!」


5回ほど攻撃したら相手が下がりだした。これはチャンスだと思い敵の上空に攻撃をかけたが防がれてしまった。これは結界か何かかな?私も自軍の上空まで帰って来た。


「損害はどれくらい?」


「セイア軍は損失無しですわ。相手はセイア様が1500体倒しプロメテウス軍が1000体倒したので残り3500体ですわ」


「こちらはプロメテウス軍と合わせても1800体ね。まだ不利なのは変わらないわね」


「敵はこれ以上削られるのが嫌で下がったのだろう。違う手で来るのではないかな?」


「とにかくこちらは相手を削らないとだめですからあの結界を破らないといけないですね。ちょっと攻撃してみます」


上空に舞い上がってストロングバニッシュアルマゲドンを落としてみた。大爆発を起こしたが結界はそのままだった。これは参ったな。どうしましょう?


ティターン陣地


「なんて事だ!簡単に勝てるはずではなかったのか?これでは大負けではないか。あの悪魔女王さえ何とかすればいいのだ。誰か何とかならんか!」


まったく神が30人もいるのに考えひとつ浮かばんのか!


「天使達も考えがあれば述べてよいぞ」


50人も連れてきたのだ。何かしら考えがあるだろう。


「我ら上級天使が50人で甲殻の鎧を纏い波状攻撃を仕掛ければ1時間はもつと思います。その間に本体を叩いてはどうですか?」


「ふむ。なる程な1時間あれば何とかなるだろう。だが奴を本隊から離さねばならない。そこはどうするのだ?」


「それはアトラス様が姿を現せば必ず出て来ると思います」


「ふむ。アトラスならできるやもしれん。どうだアトラス引き付けてくれるか?」


アトラスはティターン神族の中でも特別巨大な神だ。普段は10メートルあり更に巨大化も可能だ。しかもその体は大怪獣よりも硬い。


「お任せくださいクロノス様。私が必ずや悪魔女王を倒してご覧にいれます」


よし!これで相手を全滅させる事が出来るだろう。うははははは待っていろタルタロスのゴミ共が!

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