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第181話□防衛戦

いつも誤字の指摘ありがとうございます。よろしくお願いします。

敵の襲撃があった日から 丸1日が経った。私はキングドラゴンを1体完成させた。今はベヒーモスを作っている。そろそろ攻めてくるかな?


「前方敵の傀儡兵が来ますニャ。大型5、中型50、小型100ですニャ」


何だ?また猿の傀儡兵だな。こちらは平原全体を覆ってバリヤーを張ってある。そう簡単には突破出来ないはずだ。バリヤーの前には地上大型4、空中大型5、中型60、小型50、だからなんとか勝負にはなると思う。


「みんな来るよ!魔導レーザー砲発射!」


バシューン!バシューン!バシューン!バシューン!バシューン!バシューン!バシューン!バシューン!


ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!


さっそく命中し始めた。この調子なら何とかなるだろう。ん!何だ?敵の小さい奴が中くらいの奴もかがんで何かを出している!これは見たことある悪魔だな。前に地上で戦った事がある。


小型から出てきたのは筋肉ピエロだった。しかも羽が生えているから飛んでいる。筋肉ピエロが出た後はマッチョゴリラになった。こいつら一体どういう仕組みしてるんだ。一斉に射出されて筋肉ピエロは飛んで行く。


「これ100体だった者が200体になったっていうこと!どういう理屈なの?不味いわね。あの筋肉ピエロを通す訳にはいかないわね!」


一番大きい暴風龍を呼んで乗り込んだ。まさかこいつにもう1回乗ることになるとは思わなかったわ。だけど贅沢は行ってられないわね。100匹も通したんじゃ サタンさんが困るから。


「みんなは残りを何とか倒して!私は飛んでったやつを始末するわ」


「分かりましたニャ」


マスティマ王陣地


「ヒューヒュー上手くいったな!100匹も飛び上がったんだ。半分ぐらいは敵陣に着くことができるだろうヒューヒュー」


「クレイジーピエロはいいとして我らも何とか突破したいですぜ」


「ヒューヒューヘイトレイよ。マッチョゴリラを指揮してこの結界を超えろ地上から援護に向かうのだ。我は自爆攻撃で相手を粉砕する。ヒューヒュー」


「分かりやした!」


「ヒューヒュー大猿よ出来るだけ多くを引き付けて自爆しろヒューヒュー」


ふふふ寄って来た寄って来た。そうらもうじき爆発する!あれ?離れて行く?何でだ?何で分かるんだ。


「ヒューヒューうわ!光の束が来るー!ヒューヒュー」


ドッカーン!


「ヒューヒューくそー!大した被害も与えられて居ない。何で分かるんだヒューヒュー」


指揮官は居なくなったはずだ。なのにこちらの作戦が通用しない!何でだ?こちらの中型には相手の中型が対応してくる。あの小型の猫獣人が指示を出しているのか。いやお互いに声を掛け合っているぞ?あいつらは傀儡なんだろう?何で出来るんだよー!


こちらのマッチョゴリラは相手の結界に阻まれて前に進めていない。そこをあの猫どもにやられている。あいつら自身が傀儡を出してマッチョゴリラたちを倒させている。指揮官がたくさんいるみたいだ。


おのれこのまま終わるものか!大型と中型を集めて中央を突破してやる。そうだ。早く集まれ集まれ!よーし行け!


「ヒューヒュー全員突撃ー!」


相手の光線が集中して来る!うわっ!不味い不味い不味い!


ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!


我の傀儡がー!集まった所を集中して光線でやられてしまった。これはダメだ。


「ヒューヒューおーいヘイトレイ!引くぞー!ヒューヒュー」


「ええー?いいんですかい?」


「ヒューヒューやってられん!行くぞ!ヒューヒュー」


セイア公爵の暴風龍


筋肉ピエロを追って暴風龍に乗って来たが追いついた所から魔導レーザー砲で撃ち落としている。こちらは暴風龍が5体いるから見つけた所から消し炭にしている。大体今ので40体位潰したわね。後は飛んでいないので降りたようだ。いったい何処にいる?


ここらにいるはずだわ。あぶり出してやる。暴風龍を5体並べて上空から魔導レーザー砲で辺りを焼き払ってやった。見つけるとレーザーで潰している。さっきから30体ほど潰した。あと30体ってところね。私達は上空に舞い上がった。そのまま待っているとチョロチョロと東へ向かう筋肉ピエロがあった。


先回りして東の山の中で待ち伏せている。ここを過ぎるとサタンさん達の領域に入ってしまう。ここで勝負をかけよう。さすがに飛んで来る奴はいないようだ。歩いて接近する筋肉ピエロがいたので魔導レーザーで焼き払う。大体25体位倒したのを確認した。ほぼ全滅ね。


東の方を見るとサタンさん達がベルゼブブの軍と激突していた。見るとサタンさんの方が押しているようだ。あの様子だと更に北上出来るだろう。


私達は砦に帰る事にした。5体の暴風龍を集めてマジックバッグにしまい転移した。砦の戦いは終わっていた。


「セイア様敵は先ほど引き上げましたニャ」


「こちらの損害はどれくらい?」


「ほとんどありませんでした」


聞くと自爆攻撃もかわしたみたいだ。こいつらの学習能力は半端じゃないな。まあ守れたんなら文句はないわね。


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