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私の夢の内容

作者: 月野美麗

※この話は作者が深夜テンションと、実体験(夢の内容)から創り上げられた小説です。はい。誰がなんと言おうとも、小説です。あと、内容自体頭おかしいかもなので、脳内で某ネズミーランドのネズミと仲良くしてください。以上。

 私はなぜ思ったのか、武装をした母親…だと思われる人に雪の中で追いかけられていた。なぜか、平和なはずだった世界からいきなり雪の世界に変わったものだから、心が追いつかなかった。父には見捨てられ、本当の母親の行方もわからないまま時間がたった。



 そして私は目を覚ました。

「……!また…あの夢…」

 もうこの夢を見るのは何度目だろうか。今まで何度も見て何度もうなされた。時には私ではなく父が追いかけられて、戻ってみるとなぜか居る。そして目覚める。大体目が覚めるのは深夜か遅くても朝の4時。そんな微妙な時間に起きるため私は、その夢を見た日が休みの日でもない限りは寝不足であることが多かった。

「…なんなんだろうなぁ…。てか…今何時…あー…4時半か…もう寝れないな…」

 そんなこんなで、寝不足で重たい体を奮い立たせて起き上がる。元々眠る時間が遅いため、こんな夢を見ると最悪の場合3時間しか寝てないという状態になる。なんなら、今日がその最悪の場合に当てはまる日だった。

「今日これから学校だし…。寝覚め悪いのに学校行くとか無理すぎる件に関して…。つらいわ…」

 そうグダグダ言いながらも朝4時半とはいえ準備をしないのはやばいので、教科書を鞄に詰めたりして、学校の準備をささっと終わらせた。それでもまだ5時だった。

「えっ、どうすんの、家出るの朝7時なんだけど…」

 そして気づいた。今日がテストの日ということに。ということで、6時まで勉強をしてなんとかやり過ごす。



 いつも通りに制服に着替えたりして、やっと7時になり家を出る。

「おっ、玲那!今日は早いじゃん!おはよー」

「ん…?あ、おはよー…」

 彼女は私の友達の梨沙。小学校からの友達で、毎朝一緒に行ってる子である。若干馴れ馴れしいところはあるが、人のことを思いやれるとても優しくて面白い子である。

「おいおい、目の下隈やばくないか…?」

「あーうん…あんまり寝れなくてね…」

「ほーう、まぁ今日学校で寝ないようになー」

 そして、何よりも観察眼が鋭い。どれだけ隠したり、どれだけバレないようにしても彼女にだけはいつでもバレるのだ。びっくりするくらいに。

「それより、早く学校行こー」

 私の家から学校まではちなみに歩いて30分。自転車でも(作者は自転車に乗らないため、多分もっと早いかもしれないし、もっと遅いかもしれないが)15分くらいの距離である。どちらにせよ、ちょっと急がないと間に合わないという事実には変わりないのである。

「やっば、もう7時10分な件に関して。やば…」

「いや、そんな話するよりも前に玲那早く行くよー!」

「あっちょっと待ってよ梨沙ー!」

「待たないよー!追いついてー!」

 運動部の彼女に文化部の私が追いつくのは到底無理があった。



 なんとか追いつけたのは学校の校門の前。私は疲労感の中で彼女に話しかける。

「はぁ、はぁ、早すぎるでしょ…。」

「いや、よく追いついたね本当に」

「全力すぎて死ぬかと思った…」

 そしてどちらも、肩で息をしつつ目の前にある校門をくぐる。遅刻寸前でも無いのに走ったため、無駄に早く着き現在時刻はまだ7時30分であった。普段は7時40分頃に着いているためだいぶ暇になる。まぁ、どうせ梨沙が居るからそんな事もないのだろうけど…。


(作者が学校の描写を書くのが苦手…というよりめんどくさいのでカットです。はい。)


 そんなこんなで学校が終わり梨沙と共に帰路に着く。私としては学校がそんな好きじゃ無い…(いや、ほぼそうな人が多い気もするが…)ので、学校が終わるだけで一日のエネルギーを消費する。だから、学校の帰りはほぼ梨沙を原動力に生きているに等しい。その上今日は朝から走ったため、いつも以上に疲労が溜まっていた。

「うぅ、ただただ疲れた…」

「あーはいはい。とりあえず早く帰るぞー」

「うん……」

 そう言って私は梨沙の後ろを一列になるように着いていく。その姿はまるで親の背中を追うアヒルの子供のようだったと思う。それとも某冒険ゲームの勇者の後ろをついて行く仲間だろうか。まぁ、とてもシュールな絵面だったということはよく分かる。



 学校から出て、やっと私は梨沙の隣に並ぶ。

「いやぁ、今日も大変でしたなぁ…。学校めんどくさいわぁ…」

「いやそれな…行かなくていいなら行かないわ」

 今日も帰り道で学校に行きたくないという内容の話をする。まぁそれでも行かなきゃいけないものだというのは分かってる。それでも、行きたくないところ、やりたくないものはあると思う。私たちにとってそれが学校ってだけだ。なんらおかしなことは言っていない…と思っている。

「さーて、家に着くまでに私は40分、玲那は30分かかる訳ですが…。どうします?走ります?」

「いやいや…さすがに今日はもう活動限界なんだわ…ってことでゆっくり歩きます…」

「了解しましたー!」

 相変わらず元気な梨沙に比べて、私はもうほぼ体力が限界だった。力を抜いたらぶっ倒れそうな程だ。



 そんなこんなでゆるりと歩いていき、帰宅する。

「あー…疲れた…。ただいまー…」

 一応言ってはいるものの親はいつもこの時間帯は会社で仕事に勤しんでいるため、「おかえり」という返事が返ってきたことはほとんど無い。それでも、「行ってきます」と「ただいま」などの挨拶は本当に疲れてる時以外はしていた。って私は誰に説明してんだか…と思いながら無駄なものが入っていて無駄に重たいカバンを床に置く。

「ふー…疲れたし…風呂入って寝るか…」

 そう言って、私はお風呂に向かう。すると、そこには見慣れない人の影があった。

「誰……?」

 震えた声で問う。帰ってきてリビングの電気もつけずに自室に戻り、それからまあまあな時間が経っているため部屋は暗く、そこにいる人の顔も見えない。恐る恐る部屋の電気をつけると見慣れない影の正体は幼馴染の陸だった。

「あ、ごめん、玲那。怖がらせちゃったね」

「……大丈夫。でも、なんでここに?」

「あぁ、いや、おばさんに今日家に帰れないから玲那の面倒を見て欲しいって言われてね。玲那にメールきてない?」

 そう言われてスマホを見ると、陸が言った通り母から「今日は会社の仕事が詰まりすぎて、帰れなさそうだから陸ちゃんにお世話頼んだけど我慢して^^」メールがきていた。ちなみに、母はちゃん付けで呼んでいるが陸は正真正銘男だ。

「きてる…」

「まあ、そう言うこと!今日だけだし、我慢してくれる…?」

「うん…」

 なんで、陸が私の面倒見役にされたのかは、一目瞭然。彼の面倒見が良いのと、私の幼馴染が彼くらいだからだ。男女二人は危ないというならそれは違う。私は彼を母のような存在だと思っているし、彼も多分私のことを娘くらいの感覚で見ている。だから、多分おそらくきっとおそらくきっと多分そんなに問題はない。てか、何か問題があると彼のファンクラブ……親衛隊……が、キレて何しだすか分からないので、私はもとより何かをすることは無い。てか、お願いだから私に関わらないでほしい。

「とりあえず、私はお風呂に入ってくるね…!」

「ん、行ってらっしゃい」

 そう言って、私はさっさとお風呂に向かう。入浴を終えるとリビングからは少しいい香りがするので行ってみると、陸が食卓に食事を並べていた。

「別にカップ麺とかでよかったのに…」

「いやいや、お前女子としてどうなん?」

「は?別に女子だからって食べるもん制限する必要無いでしょ?」

 昔からの腐れ縁なこともあり、やはり少し言い方が強くなる。まぁでも、別に居心地が悪い訳では無いのでそこまで気にしていない。

「はぁ、とりあえず作ったんだし早く食えよ」

「…陸はどうするの?」

「俺はそれこそカップ麺でも…」

「いやいや、この量あるんだから陸も食べてよ…」

 そう言って、有無も言わさずに陸を自分の向かい側に座らせる。そして、お互い黙々と食べ切り片付けて自室に戻ると私はやっと力が抜けてベッドに倒れ込んだ。

「はぁ…疲れた…。なんで幼馴染呼んだし…私別に1人でも平気なんだけど…」

 そして気がつくと私は眠りについていた。



 そしてまた夢を見る。でも、その内容は覚えてない。気がつくと私は目覚めていた。

「おはよう玲那」

「……ん、おはよう陸…」

 まだ寝起きなので反応は薄い。その上、未だに彼が家に居ることに驚きすらも覚えている。

「てか、なんでまだ家に居るの?」

「いや、そりゃ、なんでだろ…」

「分かんないのね…」

「まぁ、朝ごはんだけ作ってくからそれ食べてさっさと準備して学校行けよー」

「母じゃん…」

「ほら、早く準備!」

「はーい…」

 そんな陸のお母さん感に甘えて、私は準備をする。そして、学校へ歩を進める。



 そんな、日々の生活の中で、いきなり変化があったのは陸が帰った次の日の話だった。

「おはよー梨沙」

「ん、おはよー玲那」

 その日も普段通り梨沙と学校へ向かおうとするが、彼女は少し後ろから歩いてきていた。私は不思議に思って彼女の方を振り返り声をかける。

「ねぇ、梨沙。なんで今日はちょっと後ろを歩いてっ……!?」

 私は腹部に少しの温かさを感じた。

「えっ…………り…………さ…………………?」

「なんで…なんで…あんたが陸様と一緒に居るの……」

「………え…………」

 立っているのも辛いギリギリの状態で彼女の声を聞く。

「どれだけ明るく振舞っても、陸様は私の方を振り向いてはくれないのに…!なんで…幼馴染なんて地位だけで陸様とあんたは一緒に居るのよ……!」

「………」

 もう何も見えない目、もう動かない体、ただ1つ残っているのは聴覚だけだった。

「……ねぇ…玲那…何か返答してよ…。喋れるでしょ…。ねぇ……」

「…………」

「……っ…!やばい…やらかした…救急車……」

 薄れゆく記憶の中で、私が最後に聞いたのは救急車のサイレンと彼女の独り言だった。

「やめて…死なないでよ…玲那…」

 私はきっと、やっと色々なものからのプレッシャーから開放されるのだろう。私はそれに嬉しさを覚えた。



 遠くから誰かの声がする。私はもう死んでたはずなのだが…死んでも人は幻聴が聞こえるのだろうか…。

「……な!…な!…玲那!!!」

 どうやら、この地獄からは逃げ出せなかったようで、開いた眼で隣を見ると、陸がそこに座っていた。体を起こそうとすると、腹部に激痛が走る。

「あー、動くな動くな。お前色々臓器とか限界で、生きてるのも奇跡なんだから…」

「……私…何日か寝てた…?」

「うーん…確かもう眠ってから1週間は経ってるぞ。山超えて、本当に生きてるのが奇跡だとよ。」

「ふーん…」

 彼はきっと喜んでるんだろう。でも、私は残念ながら素直に喜ぶことが出来なかった。こんなのは、私にとって生き地獄に近いのだ。

「はぁ…死ねたと…思ったのに…」

「……なぁ…」

「なに」

「いや…なんでもない…」

 彼はきっと、私のこと気づいている。でも、私は圧をかけて全てをやり過ごす。それが今まで私がやってきた事だからだ。

「じゃあ…俺…帰るわ…。絶対に死ぬなよ…」

「うん…」

 そうは言われたものの、私は彼に心の中で謝り屋上へ向かう。もちろん、誰にも言っていないので私は探されようとどうでもいい。

 私は、鉄網を登り反対側へと行く。人の目があるが、私には関係ない。

「流石に…もう耐えきれないの…。じゃあね…」

 そう言って、屋上の縁から片足を投げ出す。怖いことこの上なかった…が、風に任せて私は身を投げ出した。

「おい…!」

 後ろから声をかけられた気がするが、私には関係なかった。


「ねぇ…そろそろ気づいてよ。お前は死ねないんだよ……」

 はい。読んで頂きありがとうございました。すみません。こういう話を書くのが好きすぎるんです。意味のわからない話でしたね。すみません。

 締切におわれながら、深夜テンションで配信者に入り浸りながら書いてたので脳みそ沸いてるんです。その上、本日が期日で読み返す時間も無いかもなので、もしも、文脈おかしいところあったらごめんなさい(汗)

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