3.ミィルの応援
ルイです
投稿がおくれて申し訳ありません
のべるちゃんの投稿がなんとかできそうなので楽しみに待ちください
《これってドレスだよね?》
中には、可愛いドレスがたくさん入っていた
普通の服だと思って開けてみたけど
こんなに可愛い服似合わないよ・・・・
そう思ったがせっかく買ってくれたのを
無駄にできないと早速きてみる
大きな鏡の前で
《可愛い!こんなドレス着れるなんて夢みたい・・・》
ーねぇ、そこの可愛いお嬢さん
どこからか声が聞こえて
《え?》
キョロキョロする
ーちょっと、僕はこっち
鏡を見ると男の人がいた
後ろをむくと誰もいない
鏡を見るとにっこり微笑まれた
ー今日から君の恋を応援する、よろしくね
《私の恋?む、無理無理》
ー見た目は可愛いに謙遜しなくて大丈夫
《いや、本当の事ですよ・・・》
有朱は、がっくりする
《周りの人たちは綺麗すぎて気が重いです》
ーでも、エル様は君のこと気に入ってるみたいだよ
そんなふうには見えなかったけどなぁ
《みんなに優しいからそういうふうに見えるだけですよ》
ーえ?この子ってもしかして鈍感なの?
呆れたような口調で言われる
《鈍感ではないと思いますけど・・・》
有朱は、気づいていないようで首を傾げている
ーま、まぁ、そこが可愛いのかもしれないから追求はやめようっと
《それで、恋の応援ってなにをするんですか?》
ーこの中で恋をしたい人を選んでみて
鏡の中の人が消える
鏡に映るのはエル様やこの世界の人たちだった
あとは、なぜか律がいた
ーさぁ、選んで?
選んでと言われても・・・・勝手に決めて大丈夫なのかな?
迷っていると鏡の男は言った
ーそんなに悩まなくても大丈夫
《勝手に決めたらお相手が迷惑じゃないですか?》
ー相手のことを考えている君が選ぶのに迷惑な人はいないよ
有朱は、なにを思ったのか前に出た
《この方の名前はなんですか?》
その人は、猫耳の男だった
ーこの人は、レイだね
みんなの姿が消えるとさっきの鏡の人が出てきた
ー気になるの?
嬉しそうに聞かれる
《へ?そう言うわけでは・・・・》
オロオロしていると
ーじゃあ、この人で決定!
勝手に話を進ませている
ーあ、僕の名前は、ミィルだよ。これからよろしくね!
《よろしくお願いします》
お辞儀をしているとハッとして顔を上げる
《さっきの人はそう言う意味じゃ・・・・》
ーはいはい、照れないで良いよ〜
冷やかされる
ー僕は用事があるから明日会いにくるね
そういうとあっという間に消えていってしまった
《ど、どうしよう・・・・》
レイさんってあの意地悪な人のことだよね
顔は綺麗だったけど仲良く慣れない気がする・・・・
有朱は、ベットに潜り込む
《はぁ、暖かい・・・夢だったらいいのに・・・》
独り言を呟き深い眠りに落ちて行った
目を開けると目を見開く
有朱・《こ、ここどこ?》
あたりを見渡すと知らない部屋
有朱・《落ち着け・・・・私!》
昨日あった出来事を冷静に思い出す
そうだ、エル様に部屋を用意してもらったんだった・・・・
自分の服を見る
有朱・《この服、シェルさんがくれたんだよね・・・・夢じゃなかったんだ》
窓を開く
そこには、綺麗な街並みがあった
昨日は、余裕なくて見れなかったんだけど綺麗だな・・・・
扉をノックする音が聞こえる
《お客様、お食事のご用意が整いました》
女性の声が聞こえる
扉を開くとメイドさんがにっこり
有朱は、オドオドしながら
有朱・《お、おはようございます》
メイド・《では、ご案内いたします》
赤い絨毯の上を歩きながら大きな扉の前まで歩く
メイド・《どうぞ、一緒に来ていらした方もお待ちです》
律のことだよね・・・
扉を開けると長いテーブルがいてあった
テーブルの上には、食事が置いてある
手を振りながら
律・《有朱、おはよう》
有朱・《おはよう、律》
挨拶を交わして近くに行くと
律・《あれ?服どうしたの?》
目を丸くする
有朱・《えっと、シェルさんにもらったの》
名前を出すと
首を傾げて
律・《え?シェルさんって誰?》
有朱・《知り合い》
親しいと言うわけでもないので
そう答えた
エル・《おはよう、アリスとリツ》
召使いと共に現れる
有朱・《お、おはようございます》
緊張している
律・《おはようございます》
ニコニコしていつも通り
エル《アリス、あの帽子屋とあったのか?》
にこやかに言う
有朱・《はい、服をいただきました》
エル・《そうか、どこかで見たような服だと思ってね》
椅子に座る
エル・《遠慮せずに食べてくれ》
有朱・《ありがとうございます》
サラダを口にする
律《美味しいです!》
ステーキに感動している
エル・《口に合ったようで良かったよ》
突然真面目な顔で
エル・《それで、相手は決めたのかな?アリス》
首を振る
有朱・《その・・・・まだ、わかりません》
食堂の鏡からひょこり顔を出す
ミィル・ーえ〜?レイじゃないの?
目を丸くしてこちらをみる
エル・《珍しいな・・・・レイを選ぶとは》
勝手に話が進む前に誤解を解こうと
有朱・《少し気になっただけで・・・・好きじゃないです》
にっこりして
エル・《気になったということは好きになる可能性があるということだな》
どうして、そういう考えになるのか全くわからない・・・・
ミィルは、何を考えてるかちょっとわからないですね
今の設定上鏡の中の住人としか言えません
続きは早く作れるよう努力いたします