表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

響く銃声

ピコン 無機質な機械音が頭の中でなった。

心臓が熱くなり体全身を何かが渦巻いていく。

すると、目の前に水色の板のようなものが出てきた。


level 2

skill

unique skill


 これはいったい何だ。

 いわゆる、ステータスというものなのか。

 手で触ろうとしても空を切った。

 邪魔だな思うと消えて、出てこいと思うと出現する。

 摩訶不思議な力と形容するほかない。

 

 おれはゆっくりと来た道を引き返すことにした。


 帰り道の最中にネズミを倒し、壁にしるしをつけていた場所を探した。しかし、どこにもみあたらない。痕跡すら残っていない。俺はこのダンジョンに入った先駆者のことを考えて、肩を重くしながら注意深く帰途についた。



 ダンジョンの出口には警官が二人、待ち構えていた。

 そして、完全防具で出てきた俺をみて拳銃を抜いて腰を落とした。傍らに倒れている警官がいた。明らかに、致命傷だった。

「止まらないと撃つぞ」

 彼らの手は震えていた。

 俺は弁明しようと、手を挙げながら近づくと。

 バン。

顔の横に弾丸が突き抜ける。

撃ったのか。警察官が、一般人の俺に向けて。頭の中がパニックになった。急いで、ダンジョンの中に戻った。

 バン。また、銃声が響く。


走った。走った。守ってくれるはずの人に、殺意を持たれて武器を向けられるということの辛さをかみしめた。盛大にズッコケたところで正気に戻った。

 幸いなことに、取り乱している最中にモンスターは出なかった。

 


 そんなこんなで、二股に分かれている道までやって来た。全速力で走ってきたせいかもしれないが、身体能力が高くなっている気がする。


 うわ、懐中電灯もつけてなかったのか。ホントに危なかった。携帯用の食料をかじりながら、今後のことを考える。

 入り口で、パニックになっていた警察官A。たぶんだけど、倒れていた警察官Bの親友だろう。ダンジョンのモンスターに襲われて、Bは致命傷を負ったのかな。大ネズミは警察官に致命傷を負わせられないないだろうから、コウモリかな。超音波で動けなくなったところを首筋にガブリか。だけど、俺がダンジョンにいったときに警察官たちはいなかった。

 つまり、ダンジョンで気が付かないまますれ違った。あるいは、ダンジョンの外にモンスターが出てきた可能性がある。だから、ダンジョンから、出てきた俺をモンスターと勘違いした。

 ここまで、考えると恐ろしいこと気づく。今日放送されていた交通網の乱れ、それはモンスターのせいではないのかと。ただ小規模な地震だけで、壊れ去るほどの日本の耐震、免震、災害対策が脆弱なわけがない。もし、世界中でとすれば、冗談じゃない混乱がおきる。

 日本の食料自給率は40%くらい。下手すれば、6割の人が飢える。6000万人。

 いったい、どうすればいいのか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ