第2話◆宇都宮ヘルス◆
今回のレポートは宇都宮のヘルスについて紹介します。
・宇都宮ヘルス
・60分12000円
それはそれはむか〜しの出来事でございます…
当時(今もですが)メタカツは一人旅なるものが好きで。良く休みの日は車で遠出しておりました大阪、東京、東北…いつも目的もなく車を走らせたものです。
男の一人旅=風俗?……この図式はメタカツだけでしょうか?そう大抵飯を食って風俗行ってご帰宅−−−です。う〜ん女性の方なら
「目的もないのに旅行して何が楽しいねん?ガソリンの無駄やろ!」
…っと突っ込みを入れられるかも…男性の方は分かってくれるかな〜一人旅…楽しくないスか?
さぁそろそろレポートいきましょうか。
今回、一人旅大好きのメタカツは宇都宮に行ってきました!いつものようにご当地物を食べ…宇都宮と言えば…餃子!
そう宇都宮餃子ですよねもちろん食べました!はねつき鉄板餃子食べました!うまかった!『餃子の王将』よりマイウー♪宇都宮の餃子ははねつきが常識何ですかね?詳しい人居たら教えてください。
さてさてニンニク臭くなったメタカツは携帯で風俗店を探します…一番近くのヘルス店がありますのでそこにします。(店名は忘れました)
お店は宇都宮の駅からかなり離れたところにあります。辺りは薄暗い街頭しかなく不気味な町?のような所にポツンとひとつのヘルス店がありました。外観は…
「ボロー!」…です。看板も微妙に斜めのような…気のせい?いやいや…
「………」
「………」
悩みました…入るべきか…だって怪しい感じ抜群ですもの!嫌〜な予感が脳裏によぎります…
2、3回辺りをぐるぐる車で回りました。勿論爆音で!車は180SXですので…しかも改造車ですので…
そしてついにメタカツは入店を心に決め駐車場に車を止めます。数台止まってたのを覚えています…
入店するとボーイさんが
「いらっしゃい。ご予約?」
「いいえ」
「うちはアルバムないけどどんな娘が好み?」
…と聞いてくるので。こう言いました。
「20代で細身の子」
この時点である程度の地雷は覚悟しております。アルバム指名できないお店で正直いい思い出はありません…
あっここでひとつ…
「細身の子」と言わなければデブが来ます!これは美人茶屋のマスターが言っていました。
待合室は…うーん。微妙良くもなく悪くもなく。でも何かアットホームな雰囲気を受けました。トイレも借りたのですが
「きたねぇ!」
「掃除してねぇ!」
この時点でお店の評価は急行落!トイレ汚い店は女の子の教育してない!これメタカツの理論…
トイレから戻り一服していると先程のボーイさんが来て参りました。
「お客様ご案内になります」
「………」
もうメタカツ臨戦態勢に入ってます。どんなデブがこようがネズミ小僧がこようがゴジラがこようが驚きません!これも旅の思い出…と心に誓っております!ところが…
「………」
「………」
驚きました。メタカツの目の前には細身の(少しポチャですが)姫が立っています。とってもカワイー!いま思うと石原さとみに似ていたかも…
でもこの姫…
無表情…
笑わない…
挨拶なし…
サービス地雷の恐れがあります…まっ可愛いから最悪の状況は回避されましたが…姫の後ろをこそこそと後をメタカツ。お部屋にはいると姫が勝手に服を脱いでるではありませんか?メタカツは風俗では会話も楽しみたい奴なので頑張りました。
「僕ー名古屋からきたんですよ〜お姉さんは宇都宮の出身?」
ジロリ…
睨んでます…メタカツを睨んでます!怖いです!姫は『早く服を脱げ!』と言っているのが手に取るようにわかります。この時点でサービス地雷決定です。
「………」
「………」
あっ!今無言でシャワー浴びてます!姫は無表情でメタカツジュニアを洗っております…
この先の事聞きたいですか?
ただ高速手コキでKOされただけです。しかも時間がたっぷり余ってます。なんで大金叩いてまでこんな気まずい思いしないといけないんだ!と思ったのは言うまでもありません。
余りの沈黙が苦しくて必死にメタカツは会話をしましたが姫は目を合わせてくれるだけで姫は喋ろうとしません。
「………」
「………」
この時、メタカツは脳裏にあることを思い付きました。メタカツは鞄から一枚の紙を取り出し、こんな事を書き姫に渡しました。そこにはこう書いてあります。
『ひょっとして耳が聞こえないんですか?』
「………」
「………」
「………」
『はい…』
姫との会話はこれだけです。これ以上は何も喋らずただ時間がすぎるのを待ちました…これにてレポートは終わりです。
皆さんどう思いますか?風俗いって障害者が来たらどうしますか?チェンジしますか?女性の方どうでしょう…障害者を雇っているこのヘルス…どう思いますか?
その時の私はね介護職についていました。一般人より障害者に対して理解があると思っていました…でもヘルスにいって聴覚障害者とあった時…本当のことを言うと不快でした…店に憤りを感じました。そして自己嫌悪になりました…
この姫がどおいう思いでこの仕事をしていたのかはわかりません…どの姫も様々な生き方、価値観を持っていて色々考えさせられることがありますが…この姫程考えさせられる姫に会ったことはありません…
以上メタカツでした。
評価
・お店
外観★
内装★★(トイレ×)
ボーイ★★★(可もなく不可もなく)
姫(評価できず)