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旅の途中・松本編

賢治が松本に来たのはもちろん初めてではない。これまでの人生に10は下らない。たぶん20回くらいか、あるいはそれ以上の数を刻んできたかもしれない。特別な土地柄ではない。なのに今回は此処を選んだ。その理由の考察とともに、今回の旅は始まったと言って良い。


何故かという考察はさておき、興味や関心が高まっていたということが大きい。久しぶりに訪れてみたいという関心度の高まりに依っている。もしやらの依存的症状である。まさか依存症ではないとは思うが、一端の心配は否めないのである。


ともあれこうして、賢治の松本への旅が始まったのである。松本の国宝こと松本城は今回はパス。これは予定通り。そして、浅間温泉に潜入。浅間温泉といえば、浅間山からはだいぶ離れてはいるにも関わらずにその名を関した名湯である。松本の奥座敷とも称されており、松本市民の憩いの場である。そんな浅間温泉に一泊したのだ。


松本の先の大町、白馬に訪れた時にはもっと大きな感動があったが、松本の町も同様であり、清き水が流れていて、散歩をする自分自身を大いに鼓舞していた。散歩が旅の目的にもなる。そんな街に訪れていた。



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