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路ク

長い髪をした女が

僕に寄りかかっていた

七時に、退社した僕は、いつものように

いつもの時刻に

駅にいて、電車に、入った

そこで、いつもいる三両目の車両の

後ろのドアから入り左側の入り口と反対方向の一番はじの席に着いた

周りには、高校生らしき生徒と

数人のサラリーマンがいる

この後の時間になると

爆発的に、人数は増え

座ることの出来る確率は

学校のクラスのテストで、上位になるほどに難しいだろう

僕は、入社して、何度か時間を調整して

今の時間帯が、比較的座りやすいことを、発見して

退社の時間を調整していた

其れは、駅を三つほど過ぎた当たりだろうか

隣に、女性が座った

最近は、本も読んでいない僕は

目をつぶり昨日見ていた推理物のドラマの犯人探しを

実行していたが

其れを中断して、目を開けることになったのは

何か、肩に当たったからだ

僕は、わずかに横を向くと

顔色の悪い女性が

体を傾け

僕の肩に、体を、寄っかからしている

その接着点が、頭である

黒い頭の中心に、あるというブラックホールに、見立てやすそうなつむじが、右回転に、回る

僕はその時、頭のこととは別に、もう一つ、何かに気がついていた

其れはにおいだ、其れも、据えたような

僕は其れを、飲み会で良くかいでいた気がする

特に、春の時期となれば、

飲み慣れない新入社員も少なからず居る

そう言う人間の付き添いに、年齢的に、僕が指名されるが

そう言うとき、そんな臭いが

居酒屋のトイレでは、良くする季節なのだ

僕は、薄目をあけて探す

其れは、彼女から漂って、来るであろう

体臭よりも濃かった

そして僕は、もふもふとしたセーターに

なにやら、粘着質&固形物が、こびりついた服を

彼女に見た

どうやら、吐いてたもしくは、吐いたのだろうか

僕は、動こうとしたが

彼女の重さは、僕の引力まで吸い取り

光の早さで移動したい僕を乗せた

光の早さをいずれ移動したいであろう電車の中で

僕を引き込んでいくのである


長年、私は考えていたのです

爬虫類とは、いずれ、鳥のように飛びたいのか

それとも、人間のように、地面と人間関係に縛られたいのか

其れか、魚のように、地の底まで、沈みたいのかと

彼らはどうしたいのでしょうか

私は、授業を中断して、そんな講義を始めたものだから、彼らは、勢いよく立ち上がると

ある物は、雑誌を投げつけ

ある物は、恋人といちゃつき始め

私は、しかるべき態度をとって

つまらない授業を再開し始めた


人間にとって、夢とは、未完成品です

なぜなら、其れは、子供のように、完成してはいけないのです

大人とは、未完成品を、無理矢理不良品にして

其れを稼働させることで、不満を、内服させ

其れを治療するための薬として

快楽を消費を、促すという社会の悪い癖なのです

未知という物は、遠い過去に忘れられ

その断末魔が未完成を呼び覚ますのではないだろうか


子供心とは諦めの悪さ

大人心とは代用の早さ


蛇口をひねるとコークが出て来たので、

急いで問い合わせると

下水局から流れてきているという

何時からそんな場所から流れてきているかはしらないが

僕は急いで、車を飛ばして、下水局に行くと

そこは、森の真ん中にぽつんとたっているにも関わらず

長野タワーよりも幾分も大きい

そびえ立つような恐ろしい高さの円柱型の巨大かつ細い建物が立っていた

「あのーすいません」

入り口にある、インターホン横のマイクに言うが

一時間たっても

聞こえてくるのは、しばらくお待ちください

係員が向かっております

しばらくお待ちください

係員が向かって・・・

を、機械音声が、繰り返すばかりである

「いやー、どうもすいません」

二時間程建って、近くの扉が開いて

ヘルメット姿のいやに臭う男が、出て来た

「私は、多汁と申します

あなたがここに来てくださったのは、実に幸運です」

そう言って多汁は、握手をも止めたが

その手は、ナメクジのように、ぬめり

さわるんじゃなかったと後悔し始めていた

「それで、ご用件の方ですが

コークが、水道から出て来たとのことですが

これにつきましては、間違っています

コークではなく、麻薬なのです」

「麻薬」

私の脳がくらりとした

「いえ、ご心配ございません

麻薬と言いましても、ほんの少量

ご存じ過ぎて忘れてらっしゃるかもしれませんが

七味の原材料にも入っていらっしゃいますし

過去を遡れば、いと不思議

では、あなた様が、お聞きになりたいことですが

水道管を流れて、各家庭共通機関に、配布されています

この水は、ほとんどが、汚水なのです

今現在川を流れる水を、いくら濾過しても

排出されてしまった その他多い薬物ガソリン

プラスチックは、水にとけ込み

とても分別できません

長年研究していましたが

其れが分かったのがつい最近のこと

しかし、水道をだからといって止めることは出来ません

そんなことをすれば、この国は、ほとんどが停止してしまいます

本来無いはずの物が、体内に蓄積された結果

人は自分の体にないもので体を構成することになり

其れは、人が考え得る以上の小さな分子により構成されていますから

取り除くこともなく体を以上増幅 器官麻痺

その他諸々 万病死に至らしめます

そこで我々は、急遽代案として

ありとあらゆる試行錯誤の末

麻薬と言う世間ではきけんしされております

この植物に目を付けたのです

驚くべき事に

この麻は、我々が、最新の科学で、濾過してもその大半が、素通りしてしまった毒素となり得る因子を

吸収し無害化することになったのです」

「しかし、中毒性は」

「それは、まだ分かりませんが

チンパンジーが、十年ほど、繰り返しましたが

さして他のチンパンジーと異差はありません

これで、地球から半分以上の癌はなくなるのです」

「そんな馬鹿な」

しかし、其れが、公表された途端

全ての国で、麻が栽培され

其れは厳重に管理された元

かく下水道局に配られた

それからは、劇的に癌は減ったが

多少ならず、人間は、何か幻覚作用な物を、見始めた

しかし、癌に比べればと、其れを、気にする者は居ない、また、その後五百年経った頃

人々は、骨の縮小に悩まされることになる

また、これに気がつくのは、遠い後のことであった



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