表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TO ZION  作者: T@KUMI(画)、MIKI(文)
26/36

チャプター22 インタビュー 今井秀明Ⅳ

 組の方から接触があったのは、ザイオンの動画の再生が十万回を超えたくらいだったかな?最初は断ってたんだけど、百万回超えたくらいからは最早脅しだったよ。

 森林公園の駐車場にベンツで乗り付けてさ。怖いおじさんに囲まれんのよ。

 散々脅かされた後によ、こんどは優しそうなおじさんが出てきて『ご飯行こうか?』って、囁かれたら、もう行くしかねぇよ。


 で、連れていかれたのが、六本木のホテル。あんな所には、こちとら生まれて一度も行ったことねぇっつうの。

 スイートルームに連れていかれてよ、タキシード着たホテルの人が、ワゴン押して持ってくんの。

 こっちはもう食欲どころじゃないけど、あの状況じゃ逃げられないよな。飯を食い終わったら、ボスみたいなおじさんが出てきてよ『よろしくな』って。

 契約書?そんなもんある訳ねぇだろ。向こうは本職だぞ?こっちがはっきりダメって言わなきゃ、そりゃOKのサインだよ。

『女も呼ぶか?』って聞かれたけど、それだけは断ったな。


 まぁ・・・今は後悔してるよ。

 この話は言わないつもりだったんだけどなぁ。

 ・・・イメージとかそんなんじゃなくって、悪いのは俺だからな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ