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流行と私

作者:

流行はすぐ変わるっていうのも、流行は一周するっていうのも。小学生の私でもよく知っている。だって、世間と比べてもすごく小さい私達が遊ぶ公園でも同じことが起こっているから。私達は大体、公園で内容が3か月に1回変わる。例えば、ものすごく鬼ごっこばかりやる時期もあれば、ひたすら恋バナばかりする時期もある。またそれが過ぎると、今度はひたすらあやとりの腕を上げ始める。でも、結局流行りがすきたとしても、一年後ぐらいにはまた、鬼ごっこばかりする時期が来る。確かに、一周するスピードは私達の方がものすごく早いかもしれないけど仕組みは一緒だと思う。ずっと同じ物ばかりやっていたらいつかは飽きるし、違うものをやっているうちに、またそれがやりたくなってしまう。

ある時、お母さんにアニメのグッズが欲しいとお願いすると

「自分の中の流行りががこういうものはすぐ過ぎちゃうからダメ」

と言われてしまった。確かに、一、二年後の自分が好きだと言っている自信はあまりなかった。でもその一、二年後を過ぎた何年後かには遊ぶ内容のように、もしかしたら、また流行が1周して好きになる時がくるんじゃないかと私は思った。たとえ、その2度目の流行が過ぎたとしても、また私の中の流行はぐるぐる周始め、また3度目がその時期が来る。でも今出会ったものは大人になった時の私は幼稚なものだとかんじてしまうのだろうか。もう今欲しい物を見ても何もときめかなくなってしまうのだろうか。大人になってしまったらもう鬼ごっこがやりたいという気持ちは一生なくなってしまうのだろうか。

なんだか私は悲しい気持ちになった

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