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シニア異世界へ  作者: ふ~ん
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最大の難所

こんにちは

 私は悦に入り満面の笑みで、炎柱がよく見える場所へと戻ってくる。

 未だに燃え上がる所を見ると、今さっきのステータスを見るに何も無かった所へビームが行って一安心するのは遅すぎかもしれない……が、怒りと共にビームが出てしまった事で、未だコントロール出来ていないのに少し悔やんだ。


「皆!落ち着け。あの炎の柱の方向は、かつて黄金郷と呼ばれた砂漠地帯で、人や魔物すら住んで居ない場所。

 従って、特に何ら変化も成していない現状では前に進むしかあるまい!」


 『さぁ!出発だ』と声が聞こえると、街から出た掛け声とは別に違うトーンで皆元気良く声を張り上げていた。


 あの炎、いつになったら消えるのだろう?と考えて歩いていると、ちょうど昼食タイム位で後ろを振り替えると既に炎は消えていた。

 ここまで、一切の魔物は出て来なかった。ただひたすらに、黙々と歩くという暇で暇で仕方が無いハズなのだが、私はそうも行かず。


(凄い!……なんて広い芝生なんだ!?北海道とか行った事は無いが!こんな感じなのだろうか。

 というか、こんな良い天気にはゴロンと寝ころがって、雲の動きをずーと見ていたいもんだ。)


 何も無い只の平野に空腹すらも忘れる程、子供の様な感覚へとなってしまった。

 その時私は、つい浮かれてしまい『凄い……綺麗だ』とタメ息が出る程に圧巻と自然の雄大さに感動していた。


「何、感動してたんだ?あんな風景なんて見飽きているだろ?

 そんな事より、ホラッこれが最大にして俺達が雇われた最大の理由『死霊が集う洞窟』を抜けた先が目的地と言うわけさ。」


「死霊が集う?」


「いや!お前、何も知らないんだなぁ……公道の洞窟とダンジョンが合体しているんだよ。

 たしか……前来た時は、洞窟なのに街になっていたんだけど色々とあって死者と怪我人が数名いたなぁ。」


「そうか……死んでも死にきれない人がいるんだなぁ。墓を綺麗にする道具とかあったらなぁ。あとは、饅頭でも有ったら……なぁ。」


「オイ!俺の話を聞いていたか!?」


「よし!決めた!私は、この昼食のパンを墓に捧げるぜ!」

(水分補給の水は、コップ三杯だからコレは私が飲んでおこう。)


「……好きにしろ。」


 一台、二台と入って行くのが見える。後ろは広大な草原地帯と言うのに、目の前には大きくポッカリと開いた洞窟で公道兼ダンジョンというヤツだ。

 目の前の三台目が入ろうとした時だ『うわぁぁぁ!』と男の声が響いた後、聞いた事のある『情けない男どもだ!ドラゴンの目は誤魔化せまいぞ!』と勇ましいヒューゴの妹ヒュレイの声が聞こえて来た。


 三台目が暗闇の中へ入って行き、荷馬車の合間合間で指揮を取っていた階級ランク上位者は、『さぁ!コイ!』と言わんばかりに手を振る。

 だが動かない。


「速く進め!公道とはいえダンジョンだ!列が連なっておれば迷う事は無い!速く続かぬか!!」


 急かすも動こうとしない?違う!荷馬車を操縦している男が、ガチガチと震え怖がっている。

 だから、馬に伝達も出来ないし進もうもとしないのだ。


 『バカ者!』と怒鳴ると、階級上位者が股がる馬が駆け出したと思えば、アッという間に剣を抜いてスン止めして『今の状況と怖そうな声と!どっちが恐ろしいか!?』とのやり取りをする。


「ハイ!進めます。

 進めますから……剣をお納め下さい。」


 尚も、ガチガチと震える馬を操縦する者は、今さっきと違う震え方をしていたが、最後の私が護衛している四台目がやっと動き出し、公道という名のダンジョンへと入って行ったんだ。


「って!えー!?」


「オイ!大声出すな!心臓に悪いだろうが!」


「いや……洞窟に入ったら、床や天井がとてつもない程に大きな屋敷に変わったから……」


「そうだよ!だからダンジョンって言ってるだろ!」


 そう!入った瞬間、この馬が三匹引いている荷馬車と、周りに歩く私達冒険者がスッポリと入る程の大きな廊下となってしまったのだ。

 いや、これは驚きポイントではないかい?と思うのは私だけな事に驚いた。

今晩も書きます。遅くなると思いますが、ヨロシクです。

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